誰かを幸せにすることで 自分も幸せになれる

NHK のドラマ「タリオ 復讐代行の２人」
の最終回を見た。

物語自体は、なんとなく終わったが、
その中で、主人公の父親によって
語られた言葉が印象に残った。

人っていうのは誰かを幸せにすることで
自分も幸せになれる、
きっとそんなふうにできてるんじゃないかなぁと思うんだ。

正義とは悪を倒すことじゃない
みんなを幸せにすることだ。

そのとおりだと思う。

ただし、難しいのは、自分以外の誰かが
幸せであるのか否かが、
ときにとても分かりにくいということだ。

あなたのためと思ってやったのに、
という言葉はそれを象徴している。

基本的な価値観が違えば違うほど、
何をして欲しいのか、
何をしてあげたいのか、を
明確に伝えあう必要があるのだが、
それがなかなか難しい。

別の言葉で言えば、
人は誰かを幸せにすることはできるのだろうか？

自分が、誰かを幸せにできる、というのは
とても傲慢な考え方ではないだろうか？

せいぜいできることは、
誰かが幸せになろうとするのを
邪魔しないこと、ではないかと思うのだ。