日々の寝言~Daily Nonsense~

ユヴァル・ノア・ハラリ特別授業

Eテレでやっていた
「サピエンスとパンデミック、
ユヴァル・ノラ・ハラリ特別授業」を見た

ハラリ氏は、「サピエンス全史」
(漫画版も出版されたらしい)で展開された
「認知革命」「農業革命」「科学革命」
について、若い世代からの質問に、
丁寧にわかりやすく答えていた。

最後のまとめのコメントを書き起こしておく(省略あり)

ーーー
二つの観点を同時に持たなければなりません
力を持っているという意味では神であり
大きな責任を持つ必要がある
しかし、動物としては生態系に完全に結びついている
だから、人間が生態系を破壊しながら、
その衝撃はから守られるはずはないのです

人類が直面する課題を解決するために
地球規模で団結できるのか?
それはわかりません。
私たちみんなにかかっています。

地球規模で団結し、一人も取り残さないように
取り組んでもらいたいと心から願っています

20年、30年後に社会や政治がどうなっているかわからないのは、
歴史上初めてのことだからです。
年上の知恵が当てにできないのです。

2050年に世界がどうなっているか予想もつきません
大人になればわかる、ということでもありません
私にも本当にわからないのです
だから、私たちにはあなたたちの助けが必要です

誰かが教えてくれるということはもうないのです
これは私たちみんなのプロジェクトです
年取った人も若い人もみんなが力を寄せ合って
人類共通の問題を解決してゆくことを、私は望んでいます
ーーー

まさに、サピエンスが「認知革命」で手に入れた
「団結する力」が試されている。

英語の生の声も聴きたかった。

この特別授業を受けたのは、
ISAK というインターナショナルスクール
生徒ということだが、この学校も興味深い。
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