お盆の集まりでカミングアウトしたマメの両耳難聴。
マメの可愛い写真や動画をTV画面にうつして、みんなに見てもらったり。
「カミングアウトは成功ね」と、心も晴れ晴れでした。
ところが...3日後...。
3日後の午前中、次男から「マメのこと話したいから今日会えないか」との連絡。
次男の職場はうちからすぐ近く。
これまでも用事があるとそうしていたように、夕方、次男職場近くの公園駐車場で話すことにしました。
とめた車に乗り込んできた次男、マメについての不安をドバーっと吐きだしてきます。
その内容のネガティヴなことといったら。
おどろいて「そんなんじゃないから大丈夫」と説明するわたし。
①補聴器があれば口話コミュニケーションが可能であること
②現に言語の理解もすすみ、すでに発語があること
③マメはとてもかしこく生命力のつよい子であること
を、よくよく言って聞かせたけれど、聞く耳持たずの次男です。
「お母さんが全力でマメを守るから大丈夫」と言っても鼻で笑われる始末。
「お母さんなんて70過ぎの年寄りじゃん、いつ死ぬかわからないじゃん!」と。
パニックになっているんだなあとわかりました。
マメの両耳難聴が判明した去年6月に、わたし自身がパニックになったように。
グズでトロい娘に難聴児なんか育てられっこない、と絶望したように。
以前から、家族のトラブルを過剰なほど心配する次男です。
妹や姪を思う愛情のゆえ? とは思ってみても、そのあまりにネガティヴな発言にうんざり。
おまけに、こうせいああせいのアドバイスにも閉口。
あのさー、あんたが不安な数日間に夢中で検索したネット情報など、ノーサンキューだよ。
お母さんはね、この1年余、膨大な情報に触れてきたんだよ。
そのなかから取捨選択して真に有用な情報をストックしているんだよ。
こども病院耳鼻科、ろう学校乳児教室、デフサポ牧野さん、など、ネットではない直接情報にもアクセスしているんだよ。
そんなお母さんに、あんたがいったい何をアドバイス?
だんだんに会話は「すれ違い度」を増していき、最後はかなり険悪な感じで別れることになりました。
あと味がわるいです。
カミングアウト成功なんて、甘かった...。