孫娘は小耳症

孫娘(2021年4月生まれ)は左耳小耳症で両耳難聴です。
頼りない娘を支えつつ孫娘の成長を見守ります。

ふつふつとわきあがる闘志

2023-06-10 14:26:08 | 2歳から

このあいだの日曜日、長男一家がたずねてきました。

ほんのちょっとした用事をすませるためで、長男がひとりで来ればものの5分で終わるようなことです。

でも、どんな時も必ず一家をあげてやってくる家族。(徒歩30分足らずのところに住んでいます。)

 

嫁さんが義実家訪問をいやがらない闊達なひとがらで、わたしも嫁さんと話すのは楽しい。

でも、2時間ほど滞在してみんなが帰ったあとは、いつものように心が乱れます。

しあわせすぎる一家なのです。

とくに子どもたちが...。

 

まず、美人の嫁さん(ママ)に似て、6歳長女も3歳次女も、とても可愛らしい容貌です。

ふたりを連れ歩くのが面映ゆいくらいです。

(「おやおや、この不細工なばあさんに、よくあんな器量よしの孫ができたこと」と思われそうで。)

 

さらに、ふたりとも頭がいい。

とくに上の子は、父親の早期教育のかいあってか、この春小学校に入学したばかりなのに、かなりの能力です。

たとえば、ひらがなの読み書き。

さっき図書館で借りてきたという絵本(各ページ、字がぎっしり)を、スラスラとよどみなく読んでくれます。

 

得意の鼻をうごめかせて息子が言うには、

「生後半年くらいから、毎晩寝るまえに絵本を3冊ずつ読み聞かせてきた」

「そのため、毎週末に親子で図書館に行って、30冊くらいまとめ借りをしていた」

「いまは図書館で自分で本を選ぶし、とにかく本が大好きな子に育った」

 

へぇ...。

 

おまけに、(まだあるんかい)、

この子たちの周囲には、厚い厚い友だちの輪があります。

本人たちの人徳(?ふたりとも優しく穏やかな子です)もあるだろうけど、ママさんの努力も大きい。

 

ほがらかでコミュニケーション能力の高いママさん、

6年まえの育休中も、家でじっとしてなんかいません。

3箇所くらいの児童館親子教室に曜日代わりで参加し、気の合うママ友3人と親しくつきあい始めました。

仕事復帰してからは、保育園でもすぐに仲良しママ友ができました。

このひとたちと半ば家族ぐるみでつきあう中で、子どもたちは「いつもまわりに親しい友だちがいる」状態。

先日、小学校の運動会によばれて行ったとき、そのことを実感しました。

 

...こういう家族、こういう嫁さん、こういう子どもたちです。

どうしたって、娘やマメとくらべてしまいます。

心が痛いです。

 

負けたくない。

容貌や友だちのことは仕方ないとしても、勉強面で負けたくない。

痛む心のかたすみで、ふつふつと闘志がわいてくるのでした。