孫娘は小耳症

孫娘(2021年4月生まれ)は左耳小耳症で両耳難聴です。
頼りない娘を支えつつ孫娘の成長を見守ります。

満3歳入園では、早い月齢のメリットを活かせない

2024-08-10 14:41:42 | 3歳から

<難聴はウェルカムに受け入れます>

<でも、トイトレが終わらない間は入園おことわりです>

という幼稚園。

 

引っ越しによる情緒不安定でトイトレが逆戻りしてしまったマメですが、ここひと月でようやく完了しました。

良かった、予定どおり、10月入園に向けて動き出せそうです。

 

でも...。

ちょっと待って...。

迷いが生じてきました。

 

しばらく前からぼんやりと感じていた迷いです。

それが、先日のグループ活動を見て、はっきりと明確になりました。

 

あの日、自信満々で輝いていたマメを思い出すのです。

1.わずか6人のグループで

2.全員が難聴児で

3.そのなかでマメは(たぶん)いちばん月齢が高い

からこその自信だと思います。

 

でも幼稚園では

1.15人〜20人のクラスで

2.マメ以外の全員が健聴児で

3.そのなかでマメより年長の子(年少さん)が14人もいる

という状況になります。

 

大丈夫かな...。

 

「満3歳入園」という概念にあれほどワクワクしていたのに。

「早く早くマメを集団教育の場に」と、あれほど前のめりになっていたのに。

今は不安がつのります。

集団生活第一歩の幼稚園で、マメが自信をなくして萎縮してしまったらどうしよう。

 

上記1と2に関してはなすすべがないけれど、3はちがいます。

「満3歳入園」を通常の「年少入園」(来年4月の入園)にすれば、解決できる問題です。

4月時点でマメは「クラスでいちばん月齢の高いおねえさん」になります。

それなら、難聴のハンデがあっても、自信を持って園生活を送れるのではないかと思うのです。

 

いや、でも、かしこいマメのことだもの、10月入園でも大丈夫かも。

マメのちからを信じてみよう。

でも、もし...。

ひょっとして、まさか...。

心がちぢに乱れます。

 

明日から娘一家が泊まりにきます。

婿さんをまじえて、みんなで話し合ってみようと思います。

 

 

 


早い月齢から来る自信

2024-08-10 13:50:56 | 3歳から

先日、7月につづいて約一ヶ月ぶりに、難聴教室のグループ活動につきそいました。

そして、深い感慨を得ました。

 

7月はまだ緊張して表情が固かったマメ。

今回は完全リラックスです。

始まるまでの「予備遊び時間」は、好きなおもちゃでマイペースかつ楽しそうに遊びます。

(この年齢ではまだ、「子ども同士遊ぶ」という状況にはなりません。)

 

授業が始まってもイキイキはつらつのマメ。

前列中央のイスに陣取って、先生の指示や質問に「食い気味」に反応します。

歌や手遊びも、とても積極的。

 

休憩時間のトイレも、前回とちがって、率先して行きます。

(昼間のトイトレは、ここ一ヶ月で完全に終了しました。)

マメのパンツを見て、ママさんのひとりが「まあ!」とおどろいています。

まだまだオムツ装着の子が多いなか、マメは「おねえさんパンツ(トレーニングパンツ)」を通り越して、おとなと同じ布パンツなのですから。

 

ああこれが、と思うわたしです。

これが、早い月齢のメリットなのね。

4月生まれのマメは、誰よりもおねえさん。

いろいろなことが、ほかの子より上手にできます。

 

マメの表情は、自信にあふれて輝いています。

わたしの胸も、うれしさと誇らしさでふくらみます。

 

この日のおやつは「かき氷」でした。

昔ながらの手まわしかき氷器で、先生たちがかき氷を作ってくれます。

子どもたちは好きなシロップをかけて、うれしそうに食べます。

 

「マメちゃん、舌が真っ赤だよ」

先生がマメを抱っこして鏡にうつしてくれます。

 

ああ、何て楽しい!

ムチャクチャ高揚したわたしですが、その後、日が経つにつれて心に不安が生まれて...。

(次記事につづきます)