マメの髪はずっと「おかっぱスタイル」です。(わたしが散髪。)
よく似合って、とても可愛らしいです。
それにこのヘアスタイルだと、「補聴器の右耳」も「小耳症の左耳」も、いい具合に隠れるのです。
でも周囲を見ると、髪を結んでいる2〜3歳女児が圧倒的に多い。
マメもあんなふうにしてやりたいなあ。
髪を結ぶことで、この猛暑も少しはしのぎやすくなるかもしれないし。
両サイドの髪を少量だけ取って結んでみました。
いい感じです。
補聴器も小耳も「多少は見える」けれど、それほどのむき出し感はありません。
マメはすぐ鏡を見に行って、「かわいい〜」とご満悦です。
どうせぶきっちょな娘にはうまく結べない。
だから、ばあばの来ない日は、いつものおかっぱスタイルでいいよね。
こんな暗黙の了解があったはずですが(わたし、娘、マメのあいだで)、先日行くと、マメの髪が結んでありました。
サイドの髪を、少量でなくたくさん取っています。
右耳補聴器も左耳小耳も、丸見えでむき出しです。
むむむ...。
その日は図書館に行くくらいしか予定がなかったので、「まいいか」でしたが、内心複雑な思いでした。
そして、図書館から戻ったときに、近所の「小2ガールズ」ふたりに遭遇したのです。
(なぜか、小2のお姉ちゃんたち3〜4人がマメを可愛がってくれる。)
ふたりのうちひとりが
「マメちゃん、耳がわるいの?」と聞いてきます。
(今日初めて気づいたという感じではなく、前から聞きたかった、というニュアンスでした。)
もうひとりのガールは
「いいの?そんなこと聞いて」と、困ったように下を向いています。
「うん、これに気がついたの?」
「これ、補聴器って言うんだよ」
「マメちゃん、ちょっと耳がわるいけど、これがあるとよく聞こえるんだよ」
「だから大丈夫、ふつうにお話できるよ」
などと饒舌(すぎる)説明をしたのは、わたしもあわてていたんですね。
悪意の質問でないことはわかったし、あまり気にかけずに帰宅しました。
するとちょうどその日、こみこみラインに、まさにその話題が投稿されたのでした。
<3歳の娘の髪を結ぶことにためらってしまう、皆さんはどうされていますか?> と。
すぐに10件近い返信がつきました。
全員が
*ためらわずに耳を出して結んでいる
*親が隠す姿勢だと、子も後ろ向きになるからダメ
という趣旨でした。
そう、そうよね、だけどさー。
正論すぎる回答よねー。
今のわたしは
「少量の髪を取ることでチラ見せ的にする」ことが精いっぱいな感じです。