孫娘は小耳症

孫娘(2021年4月生まれ)は左耳小耳症で両耳難聴です。
頼りない娘を支えつつ孫娘の成長を見守ります。

マメ2歳10ヶ月

2024-02-29 14:55:13 | 2歳半から

マメは2歳10ヶ月になりました。

「まだ2歳児なのね」

「まだそんなにちっちゃいのね」

と意外感を感じるほど、人間としての存在感が増しています。

 

マメの言語発達については、相変わらず細かく観察していますが、

最近、自分自身の対応について、下記のような「気づき」がありました。

 

1.会話レベルをマメに合わせようとしなくていい

2.むしろ、普通の会話にマメをついてこさせる方がいい

 

これまで

<マメの知っている語彙の範囲で、マメの理解できる言いまわしで>

というスタンスを取りがちだったわたし。

 

絵本を読むときは

できるだけマメになじみのある語彙に言い換えていました。

「おとうさん」を「パパ」と

「きしゃ」を「でんしゃ」と

「えんそく」を「おでかけ」と。

また、理解しづらいからと、マメの家庭状況と違う内容のものは避けていました。

(兄弟がいる、赤ちゃんにヤキモチ、ペットを飼っている、などなど)

 

2週間くらいまえ、「それは違う!」と思ったのです。

そういう忖度(そんたく)は必要ない!

むしろ有害無益!

 

マメはきっと、こんなふうに対処できるはず。

*言葉の中には「よくわかるもの」と「よくわからないもの」があるんだなあ。

*わからないなりに、何となく想像がつくこともあるなあ。

*想像してもわからないものがあるけど、べつに気にしなくてもいいや。

 

気づきのあと、マメとわりあい普通に会話するようになりました。

マメもそれに応えて上手におしゃべりします。

その関係が、冒頭の「人間としての存在感」につながっているような気がします。

 

発音の問題はまだまだ残っているんですが...。

「さあマメちゃん出かけるよ」

「あ〜ん、マメちゃんのまくやーがないよー」

「まくやー?」

 

「マメちゃん、このブロックなあに?」

おーちゃのびょういんだよ」

「おーちゃ?」

 

*娘(ママ)がすぐ通訳してくれました。

それぞれ「マフラー」と「おもちゃ」でした。