夫は片耳難聴です。
中学生のころ、中耳炎をこじらせて(壊死した骨を削る手術まで受けたらしい)失聴したそうです。
それから60年あまり。
ほとんど「障害」を意識することなく生きてきたようです。
高校教員としての仕事に支障はなかったし、
日常生活や対人コミュニケーションもノープロブレム。
テレビ・映画・音楽などもふつうに楽しめた。
<騒がしい場所で(電車の中や飲み会の席)聞こえない耳の方から話しかけられると困る>
などの苦手場面はたまにあったようですが、それほど気にはしていませんでした。
そんな夫はマメの難聴について楽観的で、いつもみなを励ましてくれます。
「小耳症の左耳がたとえ重度難聴であっても、良い方の右耳が補聴器装用で30デシベルまで聞こえるなら全然OK」
「今後補聴器の調整が進んで、20デシベル(正常聴力)までレベルアップする可能性もじゅうぶん期待できるし」
そうかな。
そうだといいな。
マメが音楽も楽しめるようになったらうれしいな。
まだまだ、マメの難聴について、いまいち正確なところがわからない現状。
その中で、希望を持って進んでいきたいです。
「きっと大丈夫」と。