孫娘は小耳症

孫娘(2021年4月生まれ)は左耳小耳症で両耳難聴です。
頼りない娘を支えつつ孫娘の成長を見守ります。

転勤族の悲哀

2024-02-10 07:31:38 | 2歳半から

ネット検索と実踏の高揚がおさまってみると...。

つぎにやってきたのは悲しさでした。

 

転勤族の悲哀が骨身にしみます。

 

こんなことを、この先ずっとくり返すんだろうか。

数年ごとに住む場所を変えていく。

まるで根無し草のように。

 

生命力あふれる活発なひとなら、案外そういう生活も楽しめるかもしれません。

でも、娘には強い生命力などまったくありません。

とにかくひ弱なのです。

そんな娘が、やっと少しだけ根を張った土地からグイと引き抜かれる...。

 

わたしがサポートできるうちはいい。

でも、わたしが死んだあとは?

引っ越し準備・片づけといった激務に、グズでトロい娘がうまく対処できる?

何より、数年ごとの転居で心が疲弊してしまわない?

 

そしてもちろん、気がかりは娘だけではありません。

むしろマメのほうが、問題は深刻です。

適切な療育を、継続して受けられない。

適切な就学先を、腰を落ち着けて探すことができない。

就学してからは、難聴の上にたび重なる転校で学校になじめない。

いじめ?

不登校?

 

ああ...!

 

不吉な想像はとどまるところを知りません。

とくに、夜中に目がさめたときが最悪です。

真夜中3時ごろから朝までまんじりともせず...。

 

こんなことが数日つづいて、マイッてしまいました。

ヤバイヤバイ、これじゃぁ身が持たないヨー。

いろいろ考えて、何とか解決策にたどり着きました。

解決策というより、「当面心がやすまる」程度の案にすぎないのですが、まあ少しは落ち着きました。

(次記事につづきます)

 

 


婿さんの転勤先

2024-02-10 05:29:23 | 2歳半から

昨年秋に婿さんの転勤のことを聞いてから、心やすまらない日々を送ってきました。

遠いところだったらどうしよう?

飛行機で行くようなところだったら?

 

頑張る、ぜったい頑張る。

どんなことがあっても、娘とマメのサポートを投げ出すようなことはしない。

時間も労力もお金も、惜しみなく使う。

 

などなど...。

意気軒昂モードで自分を奮い立たせてきましたが...。

 

このほど、転勤先が決まりました。

近いところでした。ホッ!

今いるところは我が家から隣の隣の県ですが、こんどは隣の県です。

 

さっそく検索三昧です。

我が家から新しい娘宅(社宅)までの行き方。

電車ルートと車ルートをしらべます。

ああでもないこうでもない。

オヤこんな行き方もあるのね、時間がかかってもこっちが便利かな?

この区間はバスを使う手もあるかもね。

 

つぎに、別のルート検索があります。

娘宅からろう学校までの行き方です。

こちらも同じように、へとへとになるまで検索します。

 

その結果わかったこと。

<我が家から娘宅までの所要時間>

車で45分〜1時間(今までのおよそ半分)

電車で約1時間(同上)

 

<娘宅からろう学校までの所要時間>

車で1時間〜1時間半(今までの5割増し)

電車で1時間半(同上)

 

そうです、ろう学校が遠くなってしまいました。

通えない距離ではないけれど...でも...大丈夫かな。

 

夢中のネット検索が終わると、こんどは実踏です。

夫とふたりで朝7時、車での実踏に出発します。

まず、新しい娘宅まで(娘とマメを迎えに)行きます。

ふたりを乗せたつもりで、ろう学校に出発。

 

...ああダメダメ、ネットが提示したルートは渋滞がすごい!

このルートは使えません。

 

ろう学校に着いて、近くの公園でヤレヤレとひと休み。

車のナビ(相当古いのであまり使い物にならない)とネット検索を突き合わせて、違うルートを試すことに。

こんどはスムーズです。

渋滞もほとんどなく、ぴったり1時間で新娘宅に帰着しました。

(でもこれは昼間の時間帯だったからかも。朝はどうかな、、、。)

 

実踏無事終了。

ああ疲れた。

 

娘宅は今までより近くなって、ろう学校も何とか通えることがわかって。

実踏直後はハイテンションの意気揚々だったのですが、その後...。

(次記事につづきます)