孫娘は小耳症

孫娘(2021年4月生まれ)は左耳小耳症で両耳難聴です。
頼りない娘を支えつつ孫娘の成長を見守ります。

マメを愛してないの!?

2022-01-26 14:06:45 | 生後9ヶ月から

先週金曜日(21日)。

午前中につづいて、午後の散歩のあとも補聴器をつけようと、マメちゃん相手に四苦八苦。

(まだまだ一発でスムーズにつけられない上に、マメちゃんがゴニョゴニョ動くので、装着するだけで大汗です。)

知らん顔してテレビを見ている娘に、「ちょっと手伝ってよ」と尖った声が出ます。

 

そこから大炎上までは、時間の問題でした。

わたしはここで、補聴器に関してふだん感じている不安と焦りを、娘にぜんぶぶちまけてしまったのです。

娘だけでなく婿さんに対する不満も。

「いったい**くんはどういうつもりなのよ?!」

「あんたたち、マメを愛してないの?」

「マメを育てる資格あるの?」

 

娘に追い出されるようにして外に出た夫とわたし。

帰りの車の中で、夫を相手にノンストップで娘の悪口を言っているうちに、だんだん落ちついてきました。

(これはいつものことで、大興奮のヒステリー状態は、ほぼ1時間以内でおさまります。)

 

すぐに、そら恐ろしいような気持ちになりました。

異様な激高の中、これでもかと娘を傷つけてしまった。

大丈夫? いや大丈夫じゃないでしょ。

 

家に着いてすぐ娘に謝罪ラインメール。(もちろんいつまでたっても既読マークはつきません。)

そのあと、婿さんに事情説明ライン。

(婿さんの悪口や娘への傷つけ発言など、都合のわるいことは伏せて。)

わたしが負わせた傷を婿さんに手当てしてもらおうという、虫のいい魂胆で。

(次記事へ)

 


補聴器のストレス

2022-01-26 14:06:45 | 生後9ヶ月から

先週、娘とのあいだでかなりの修羅場を演じたわたしですが、じつはあのあとも波瀾万丈だったのです。

主たる原因は『補聴器』です。

 

昨年末に「デフサポ」代表の牧野さんという若い女性に会ったとき、補聴器の常時装用をつよくすすめられました。

「もう生後8ヶ月ですよね。急いだ方がいいです。常時装用が遅れると、ことばの習得に悪い影響が出ます」と。

健聴児との聴覚のちがいを図示して説明してくれて、その図のインパクトも大きかった。

 

「そうよ、そうよね」と納得し、補聴器使用をがんばらない娘夫婦に、あらためて不満を感じたのでした。

さいわい、そのあとすぐに(正月3日~4日)娘夫婦が遊びにきたので、その話をしました。

牧野さんの書いてくれた図をわたしも書いて、「ね?わかった?」と言うと「わかりました」と婿さん。

「とりあえず一日1時間から始めて、今月末(生後満9ヶ月)をメドに常時装用をめざしましょう」とわたし。

「はい」と婿さん。

 

ところが...。

じっさいの常時装用への歩みは、あまりに遅々としています。

娘宅を訪問するたび、わたしはがんばって補聴器をつけますが(せいぜい1回30~40分ずつ2回とか)、そばで娘は知らん顔。

わたしの不安・焦り・怒りはだんだん強まって、ついに...。(次記事へ)