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めざせ!国際人

graceの〝英会話"・"異文化"体験記

大学入試センター試験2016 ~リスニング編2~

2016年02月02日 14時57分39秒 | 英語
さて、2月に入りました。東京では中学入試のピークに!高校入試も来週に控えています。大学入試は私大の一般入試が始まりました。
昨日は寒かったですね。2月らしい寒さです。受験生のみなさん、どうぞ体調管理に気をつけて、「平常心」で臨んで下さいね!応援しています。

今回も、先月行われました大学入試センター試験のリスニング問題から、生活密着の英語表現をご紹介したいと思います。

男性(M)と女性(W)(夫婦と思われます)がピザのデリバリーをオーダーしようとしています。皆さんもこんなシーンがご家族や友達同士の集まりでよくあるのではないでしょうか?

M: I feel like having pizza tonight.
W: Here's a flyer from the new shop.

男「今夜はピザが食べたいな」
女「新しいお店のチラシがあるわよ」

「~したいな」は、feel like -ing。チラシはflyerと言いますが、これは最近ミュージシャンの新曲やライブの宣伝チラシのことを「フライヤー」なんて若者が言っているのを聞いたりします。「~のチラシ」と言うのに、ofを使ってしまいがちですが、fromだというところもポイントですね。お店が「所有」しているチラシというよりは、お店から届けたられたチラシですよね。

M: I'd like one with sausage.
W: How about the Sausage Deluxe?
M: Let me see. But it has onions.
W: Oh, you know I can't stand them.

男「僕はソーセージのピザがいいな」
女「ソーセージ・デラックスはどう?」
男「見せて。でも玉ねぎが入ってるよ」
女「あら、私、玉ねぎダメなのよね」

「~が入ってるのがいいな」は前置詞withを使って"I'd like one with~."
"How about ~?"が「~はどう?」はお馴染みですね。
「それには~が入ってるよ」は動詞haveを使えば簡単ですね。
そして最後の女性のセリフ。can't standは「耐えられない」の意味です。そして「私、玉ねぎダメなのよね」と訳しましたが、女性が玉ねぎが苦手であることを男性は知っていて=覚えていて、それを気にかけてくれていたのです!これって女性からすると胸キュンポイントです(笑)。このダイアログは夫婦の会話と思われるので、お互いの好みを熟知しているのも当然かもしれませんが。異性に言われる「きみ、~好きだったよね」とか「~苦手だもんね」とかいう「覚えててくれたんだ!」的な発言はキュンとします。(英語と関係なくなってしまいました・・・)

M: It says on the other side that these two are on sale. The Seafood looks delicious.
W: I'm not in the mood for seafood. I'd prefer the other one, Spicy Chicken.
M: Hmm... but this one looks even better. Oh, it's regular price.

男「裏面にはこの2つがセールだって書いてあるよ。シーフードおいしそうだな」
女「私はシーフードって気分じゃないわ。もう一つのスパイシー・チキンの方がいいわ」
男「んー。でもこれの方がずっと良さそうだな。あー、セールじゃないんだ」

on the other sideは、もう一方の面ですから「裏面」です。
「セール中」は~リスニング編1~でもご紹介しましたね、on saleです。
「~の気分じゃない」は"not in the mood for ~"。先ほどの表現で言うなら"don't feel like having~"と同じことです。
これも~リスニング編1~でも出てきましたが「~の方がいい」は"I'd prefer~"。私だったら相手に合わせちゃいそうですが、そこはさすが、自分の意見はきちんと主張します。

W: Meat Lovers? OK. The kids will be happy with that. But for the second pizza, I'd like one with lots of vegetables like asparagus or eggplant.
M: They have Grilled Vegetable and Seasonal Vegetable. They're kind of similar, but the Seasonal has asparagus, mushrooms and garlic. The Grilled has eggplant, zucchini and... onions.
W: Oh no.


女「ミート・ラバー?いいわよ。子供たちも喜ぶと思うわ。でも、2枚目は野菜がたくさん入っているピザがいいわ。アスパラガスとかナスとか。」
男「それならグリル野菜と、季節の野菜があるよ。似てるけど、季節の野菜の方はアスパラガス、マッシュルーム、ガーリックが入ってる。グリルの方はナス、ズッキーニ、それと…玉ねぎ入ってる。。。」
女「あら」

Meat Lovers、なんとも分かりやすい名前ですね。お肉好きが喜ぶピザなんでしょうね。私も好きです。"~will be happy with that."の表現、使えます。
ここにきて、あ、もう一枚オーダーするんだ、って分かりました。家族で食べようとしているんですね。「野菜たっぷりの」と言うのに、先ほど登場したwith使ってますね。

M: So, if you don't mind garlic, shall we go with Seasonable Vegetable?
W: Sure. Should I call?
男「じゃあ、ガーリックが嫌じゃなければ、季節の野菜にしようか?」
女「そうね。注文しましょうか?」

「~が嫌じゃなければ」は"if you don't mind ~"。「~にしようか?」もgo withを使って”Shall we go with ~?"

ようやくオーダーする2枚が決まりましたね。なんだか他人事ながらホッとしました(笑)。

先ほど「私だったら相手に合わせる」と言いましたが、自分の好き嫌いがあるなら、外国人とは特にきちんと主張した方がいいですね。英語だったら、そうした方がいい。相手もそれが当然と思っているので、自分の意見を言ったからといって嫌われたりしませんよ!
英語力がないから、あるいは英語力に自信がないから黙ってしまう、というのが一番よくないかもしれませんね。

私のホストファミリーは「Garlic Pizza」が大好物でした。私は苦手意識があって、日本では食べたことがなかったのですが(というか見たことがなかったかも)、アメリカにいる間に大好きになり、ホストファミリーに「最初は嫌いとか言ってたくせに」と笑われました。

さ、受験生の夜食に今夜はピザはいかがでしょうか?あ、あんまり夜遅く食べるとよくないかも・・・?体調管理、大事ですからね。

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