めざせ!国際人

graceの〝英会話"・"異文化"体験記

Michael Jackson

2011年06月29日 00時06分06秒 | 日記・エッセイ・コラム
King of Pop~ 先日は、Michael Jacksonの命日でしたね。
もう2年が経ちました。
「Thriller」や「Bad」などをプロデュースしたQuincy Jonesの言葉で、好きな表現があります
Michaelのことを、a perfectionist(完璧主義者)で、hard worker and focused and professional(仕事熱心で、集中力があって、プロ意識が強かった)と話し、出会ったときの印象や、一緒に仕事をした時のエピソードなどを話して、Quincyはこう言いました。
It's just amazing memories, and my mind has just been cascading memories down.
素晴らしい思い出です。いろんな思い出が滝のようによみがえってきます。
cascadeとは「滝」のことで、flower arrangementをやっている人なら、cascade bouquetが思い浮かびます。滝が流れるような形をしたブーケです。
動詞では「滝のように流す」ということなので、「私の頭が思い出を滝のように流している」と言って、次々といろんな思い出がよみがえっている様子を表しているんです
今年の3月の震災・原発被害。Michaelが生きていたら、どんなふうに思ったでしょうか。きっと心を深く痛めたでしょうね。
Lady Gagaみたいに、いろんな活動をしていたでしょうか。






外国人と話すときの話題 topic

2011年06月22日 23時52分38秒 | 日記・エッセイ・コラム

「外国人に話しかける」のエピソードについては、このblogで度々ふれてきました。観光地で英語の勉強のため(?)に話しかける中学生の話(http://blog.goo.ne.jp/grace14nov/d/20081109、外国人を観ると「英語」で話しかける話(http://blog.goo.ne.jp/grace14nov/d/20100207

)http://blog.goo.ne.jp/grace14nov/d/20081116

)など。

先日のblogでも取り上げた、日本の大学で教鞭をとり、NHK英語講座や執筆のお仕事をされているKay Hetherlyさんのご意見をご紹介します

日本(パーティー会場や乗り物で隣り合わせたなど)で初対面の外国人と話す時の「話題」。

Some people feel comfortable in this situation, but others may wonder what they should talk about.  I’d like to suggest a few do’s and don’ts for making conversation with a foreigner that, hopefully, will be satisfying for both of you. 

そんな時の話題で、「do’s」=「するべきこと」と「don’ts」=「するべきでないこと」を提案します。話しかけた方も、話しかけられた方も、双方が気分良くお話できるために

Of course these are only my personal suggestions.

これは私の個人的な意見なので、外国人全員がそう感じているとは限りませんが、とKayさんは前置きしています。

First of all, do find out how long the person has lived in Japan.  If they’re a tourist or someone who’s been here a short time, say a year or less, then making conversation should be pretty simple.  They’ll probably enjoy talking about their impressions of Japan, Japanese food, why they came, and what they plan to do while they’re here.  In other words, they won’t mind being treated like a guest or a visitor if that’s what they are. 

まずは、その外国人の方の、日本滞在歴について知ること。say(例えば)一年くらいとか、数か月といったtourist(観光客、短期滞在者)ならば、簡単。日本や日本食についての印象や、来日のきっかけ、来日中の予定などを話せないいんです。話しかけられた方も、ゲストとして扱われることに嫌な気持ちを抱かないでしょう。その通りvisitorなのですから

逆に、ちょっとした英語や簡単な日本語で話してもらえたら嬉しいかもしれません。日本についての情報も得られますしね。

The longer a person has been in a foreign country, the more they want to fit in and forget as much as possible that they’re a foreigner.  After all, words like gaijin and foreigner basically mean “outsider.”  And nobody really wants to be an outsider.  So do try to see them as one of the group rather than as someone different and special. 

外国での滞在が長くなればなるほど、誰でもその地になじんで、自分が外国人であることを忘れたくなるもの。「外人」という言葉は「outsider」=「よそ者」という感じがして疎外感を抱きます。これは私の友達もよく言っていました。だから「異国の」「特別な」人という扱いではなく、同じグループの独りとして見るようにしてください。

In other words, don’t focus too much on topics that set them apart, like how well they use chopsticks, their ability to eat sashimi, or how different their physical characteristics are.  And don’t ask them to practice English with you!

日本人とは違うところに注目した話題ばかりは避けて欲しい。例えば、「お箸、上手に使いますね」「お刺身食べられるんですね」といったありがちな話題。そして「顔小さいですね」「脚長いですね」といった身体的特徴についての話。もちろん日本人と違うところを羨ましく思って、褒めているつもりなのですが、これもoutsider(私たちとは違う人)という印象づけてしまいます。そして英語を話す練習相手になってほしいようなのは、もっての他。要するに、日本人の友達と話すようなトピックで、ということです。どこの国の出身だろうが、「仲間」とのおしゃべりができたら、feel greatだし、discover a common interest(共通の趣味・興味)が見つかったりして、楽しいとおっしゃっています

私も「First of all, do find out how long the person has lived in Japan.」に賛成。納得です。滞在歴の違いによって、おのずと話題は変わってきますものね。

私が海外に行くと、独りのことが多いせいもあるかもしれませんが、まずtourist扱いされることはありません。滞在者と同じように扱われます。

日本人学生と一緒にいた時には買い物をしたお店の人に “Where are you from?” “Are you a student?” “How long have you been here?” “Have fun!” のようにfriendlyに話しかけられたことがありますが。

最近は、外国の方が日本に長期滞在されているケースも珍しくありません。もちろん私たちは、friendlyな姿勢で話しかけているのですが、相手の気分を害してしまってはcommunicationがうまくいきません。気をつけたいものです


EDAMAME (枝豆) in the U.S.

2011年06月17日 23時41分47秒 | 日記・エッセイ・コラム

今や外国人の間でも人気のある枝豆

以前、私のアメリカ人の友人の話をこのblogで書きました。http://blog.goo.ne.jp/grace14nov/d/20080517

アメリカの大きな都市では(ひょっとしたら大都市でなくても)スーパーでも買えるようになってきたようですね。長らく日本食ブームですから

名前はそのまま「edamame」。最後のeを「エ」と発音することがないので、「イ」と発音され、「エダマミ」みたいになってると思います

(以前も書きましたが、karate「コラティ」、karaoke「カラオキ」、Daisuke「ダイスキ」みたいな感じ)

Texas出身で20年近く日本に住んでいらっしゃるKay Hetherlyさんのエッセイにもedamame登場。面白いエピソードが書かれていましたよ!

During my last visit to Texas, I was pleasantly surprised to find edamame on my friends' dinner table.  But when I watched everyone eating it, I was appalled.  They didn't pop the little beans into their mouths from the pod the way they were supposed to.  No, they ripped the pod apart, and then ate the beans one by one with their fingers.  I couldn't bear to watch.

テキサスの(アメリカ人の)友人のお宅でもなんと食卓に枝豆が出てきたので驚いたそうです でも、食べ方にさらにビックリ

be appalledとは be very shocked by something very bad or immoral 「ぎょっとした」って感じです。

ふつう、枝豆のさやから豆をピョンと押し出して、口に入れて頂きますよね。でも、そんな食べ方を見たことがない外国の方たちは、さやを最初にむいて、というか外して、それから、中の豆をひとつずつ手でつまんで食べたそうです

日本在住のKayさんからすると、「見てられない!」という感じだったようです

私たちも、日本で馴染みのないものを初めて頂く時は、その国の本来の(?)食べ方を知らないので、おかしな食べ方をしている可能性は大いにありますよね。

枝豆も、知らずにさやごと食べてしまう人も多いそうです。でも、それじゃ枝豆の美味しさがわからないですよね・・・ pop the beans into our mouths from the pod している写真をパッケージに使ってもらえたらいいのに


蝉 セミ

2011年06月10日 23時39分45秒 | 日記・エッセイ・コラム

先日、「八日目の蝉」を観てきました。

邦画を映画館に観に行くことはめったにないのですが、珍しく。角田光代さんの原作を読んでから観ようか、観てから読もうか、迷いましたが、結局読まずに映画館へ。

とっても良い作品でした。いろんな思いが胸を交叉しましたが、涙が次々溢れているうちにendingを迎え、席を立たねばならず困りました。。。

是非、原作を読みたいと思います

ところで「蝉」と言えば、アメリカでhome stayをしていた時、小学生のhost brother & sistersに折り紙で蝉を作ってあげました

「これ、cicadaよ。」と言っても、host family誰も「cicada」を知りませんでした。

一同「?」って感じ

「私の発音悪い?」「あれ?蝉に見えない?」と焦りましたが、「bug」(昆虫)ってことで、双方、納得。。。

実は日本より緯度の高い地域では、蝉は種類が少なく、体も小さく、知名度が低いんだそうです。日本の小学生の男の子だったら「夏休みといえば蝉!」くらいにテンションが上がるはずなのに(?)

イソップ童話の「アリとキリギリス」も、ギリシャの原話では「アリとセミ」なんだそうです。でも、欧米では知名度が低く、馴染みがないので「キリギリス」に替えたそうです。それで日本で知られている「The Ant and the Grasshopper」になったわけですね。

ところで、キリギリスはgrasshopperと言いますが、grass(草)の間をhop(跳ぶ)するgrasshopper。なるほどなネーミング

「トンボ」が「dragonfly」なのも、紹介すると、日本の子どもたちにウケがいいです


Mark Twainと禁煙

2011年06月05日 15時13分06秒 | うんちく・小ネタ

ただいま禁煙週間なのだそうで

たばこが値上げになった時、多くの方が禁煙を決意したことでしょうね。

その後、禁煙は成功しているのでしょうか?

今日の読売新聞にアメリカ人作家、Mark Twain(マーク・トウェイン)の言葉が載っていました。彼は日本では「トムソーヤの冒険」で知られている作家ですね

彼のユーモラスな言葉。

“Quitting smoking is easy, I’ve done it hundreds of times.”

「禁煙なんて簡単だよ。もう何百回もやってるよ。」

・・・ それは禁煙できてないのでは?何百回禁煙にtryしても、結局失敗するっていう。。。 簡単じゃないってことですね

” it has always been my rule never to smoke when asleep and never to refrain when awake.”

寝ているときには決して吸わない。起きているときには決してガマンしない。それが私のルールだ」

ということは、つまり? 吸いたい時はいつでも吸う、ってことですね

しかし、これらのセリフ、ぜひ声に出して読んでみてください。さすが作家Twainのセリフ、とってもリズムがいいですよね

リズムを体感して英語を読むと、スッと身に入る気がします。

ところで、先日flower arrangementで使った、その名も「smoke tree」。スモークが立ち上るように見えますか?

Smoke_tree lily(ユリ)の隣で下から立ち上るようにフォワフォワしているのがsmoke treeです。見えますか?


"King of Talk" Larry King

2011年06月03日 00時02分27秒 | 日記・エッセイ・コラム

世界一のトーク番組と言われた「Larry King Live」が昨年末、25年の歴史に幕を降ろしました

海外のトーク番組は、このようにMCの名前をつけて「~'s Show」みたいな番組名が多いですね。

この番組のMCは、そう、Larry Kingという低音で渋~い声をし、知的で軽妙なinterviewをする男性名司会者です

現在は確か76歳。Larryの言葉でとても印象深い言葉があります。

"I love what I do.  I mean, I love what I do, and whatever's in second place is distant."

私のしていることが大好き、つまり、「この仕事が大好き」と言っているのです。だから、70代後半になっても、「隠居して次に何をするかなんて考えられない」そうです。ずっとこの大好きな仕事を続けていたい、ってことですね。

自分の仕事についてI love what I do. と躊躇なく言えるなんて素晴らしいと思いました

でも、Larryの人間らしいところは、

"How do you want to be  remembered?  As what?"

「どのように、どんな人間として人々の心に記憶されたいですか?」

の質問には

"Good guy.  Well, I'd like to be...  I'd like people to say, 'We could count on him.'  You know, 'He was there.'"

「いい奴。『頼れる男だった』『彼はそこにいてくれた』って言ってほしいかな」

と答えました。

A great broadcaster(偉大なキャスター)というよりもむしろgood guy、いて欲しいときにそこにいてくれる頼れる人だった、と記憶されたいと言うんです。

いろんな含みがある言葉だと思うんです。

でも本心ですよね。きっと。

そんなLarryがinterviewしたStevie Wonderの言葉もご紹介したいと思います

"When people ask me, like, what is my most favorite song, I say, 'I haven't written it yet.'"

「一番気に入っている歌は何か、と訊かれたら、『まだ書いてないよ』って答えるんだ」

このセリフは、ジャズ・ピアニストのDuke Ellingtonが言ったセリフの引用らしいのですが。

素晴らしい作品があんなにあるのに・・・と思ってしまいますが、長きにわたって作品を作り続けているartistは、常にそういう気持ちでいないといけないのでしょうね。満足してしまってはいけない、もっと良い曲が書けるはず、というような。

実際、Stevieは"There're different songs for different occasion."

「状況によって必要な・聴きたい曲も変わる」と言っていますし。

こんな言葉たちが耳に残った今日この頃。

私も現状に満足することなく、精進しなくては!そして胸を張ってI love what I do.と言えるように

I know it's not easy...