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めざせ!国際人

graceの〝英会話"・"異文化"体験記

Lent(四旬節)

2010年03月22日 00時46分36秒 | インポート

キリスト教の友達が断食をする時期があります

私の友達の中ではイギリスとドイツの友人が行っていました。イースター前の日曜を除く40日間、断食、減食をします。もちろんしない友達も多くいます。これについてギリシャに住むイギリス人の友人が手紙で教えてくれました。

We have just entered Lent, which is still observed here in Greece; for forty days many people give up meat, fish and dairy products; some even give up olive oil too for some of the time, which is very hard as Greek food is based on olive oil.  Most people give up meat at lest for one week just before Easter, and generally people try to give up what they can.  I shall try to give up meat, fish and dairy products, although I have to admit to putting a little of the children's milk into my tea sometimes!  For some reason however invertebrates are allowed, so people eat a lot of squid, octopus and prawns, which I like a lot. 

(ここギリシャでは今だに祝われているLentに入ったところです。40日間、多くの人は肉、魚、その他いつも食べている物を口にしません。ある期間はオリーブ油すら絶つ人もいます。ギリシャの食事は基本的にオリーブ油を使っているからこれは大変です。たいていの人は少なくともイースター前の1週間は肉を絶ちます。そしてふつうは、できる範囲での断食をします。私は肉と魚と毎日食べているものを絶ちます。実は時々、子供用のミルクをちょっと私が飲む紅茶に入れちゃってるんだけどね。でも、無脊椎動物を食べることは許されているので、みんなイカ、タコ、エビはたくさん食べています。私の大好物よ。)

ちなみにイースター(Easter)というのはキリストの復活を祝う復活祭です。春分の日以降最初の満月のあとの最初の日曜日とされています3月か4月の日曜日になります。

ただし、ギリシャのイースターは、カソリックやプロテスタントの国のイースターとは時期が違うそうです。少し遅く、4月中旬になります。

このLentの断食について、詳しくは知らなかったのですが、この手紙でよくわかりました。ほとんどの人は少し断食して、あとはちょっとズルしているみたいですが

ちなみにギリシャではイースターはクリスマスよりも大事なお祝いだそうです。家族が集まって子羊丸ごと一頭を串に刺して焼くそうですよ

ドイツの友人はLentの時期になると、目に見てわかるほどに痩せていましたよ。日本滞在中でも断食していました。


クリスマス・スィーツ?

2009年12月26日 00時03分13秒 | インポート

高校生のとき、日本に滞在していたイギリス人の友人がクリスマスパーティーに招待してくれました。何だったか覚えていませんが、私も母と相談して2品くらいパーティー用におかずを持っていきました

友人はワインとChristmas puddingクリスマス・プリン)と mincemeat pie(ミンスミート・パイ)、そしていくつかの料理を用意してくれました

招かれたのは日本人が私を含めて5人、そのうち一人が小学生のお子さん二人を連れてきていました。他には友人とroom share(ルームシェア=同居)していたイギリス人女性二人と、その友達数人が一緒でした。お料理は印象に残っていないのですが、一緒に作ったこともあり、デザート2品はよく覚えています。

伝統的なイギリスのクリスマスデザートだそうですpuddingはレーズンです。ケーキのように大きく作って切り分けるのです。レーズンを味付けして蒸し、クリームをかけて食べたような気がします。実は私はレーズンが苦手なので、ほんの少し味見した程度でした

パイは、お肉というよりは、レーズン(やはり!)などの色んなドライフルーツのみじん切りをお酒などで味付けしたものが入ったパイです。お菓子みたいなものです。このmincemeatは、12月に日本に来たイギリスの親戚に彼女が持ってきてもらったそうです。これをパイ生地で包んで焼きました。美味しかったです。どちらのデザートも初めて見ましたからね。

ちなみにいわゆるデコレーションされた、スポンジ生地にクリームという「クリスマスケーキ」なるものをクリスマスに食べるのは日本独特なんですよ。アメリカには「クリスマスケーキ」などありませんから。

ドイツ人の友人はクリスマスになるとシュトレンという伝統的なケーキを食べたくなると言っていました。かたくて、ケーキというよりはパンに近い感じ。ここ数年は日本でも、特に輸入食材を扱うようなお店やパン屋さんで売られているのを見かけます。

国によって、すること、食べるものが異なり興味深いですね


Parties in the U.S.A.

2009年08月11日 22時51分30秒 | インポート

アメリカ人はパーティー好き?「パーティー」で想像するような大袈裟な集まりではなくても、ちょっとした機会に家族や友人が集まって食事と会話を楽しむ、という機会が日本人より多いのだと思います

日本人だって多い?そうですね、でも、私が違うと思うのは、日本では住宅事情もあって、お店で友達と集まる、食事をするというのが主流だと思いますが、アメリカでは誰かの家に集まるのです。そして家族で集まる頻度が日本より高い気もします。

まぁ、これはそれぞれが住んでいる場所にもよりますね。やはり日本もアメリカも近くに住んでいれば頻度は高くなりますからね。

私が初めて経験したのは、Welcome Party(歓迎パーティー)。私達日本人学生をhost familyや先生が歓迎してくれたものです。学生が自己紹介し、自分のhost familyを一人ずつ紹介します。その後は家族対抗ゲームです

数を当てるゲームをしました。例えば「この公園には何本の木があると思うか?」「この瓶の中にはjelly beans(ゼリーの粒)が何粒入っているか?」などです。そのほかも何かスポーツのような対決もしたと思います

食事は各家庭から1、2品ずつ持ち寄る(potluck)形式でした。広い公園でしたので、サッカーをする人もいれば、ボールやフリスビーで遊ぶ人もいました。

週末にはbarbecue in the backyard です。親戚が集まって、裏庭でバーベキュー。お肉を焼くのはhost fatherの担当です。host motherは料理を作って、テーブルに並べます。招かれた人たちはワインやビール、手作りケーキ(アップルパイなど)を持ってきてくれたと思います。ビュッフェみたいな感じです。好きな時に好きなだけ自分のお皿に盛ってきます。キッチンに料理が並び、バーベキューとおしゃべりはお庭です。これは家の中のほうが虫が入らないという事情もあると思います。

おじいさんはアイスクリーム製造機を持って来てくれて、子供達で作って食べました。樽にハンドルがついているようなもので、中に材料を入れて、冷やしながらハンドルで混ぜるのです。初めて見ましたが自分でやってみると楽しくて、しかも美味しかったですよ。

そのほか、友人の家に招かれてゲームをしながらお食事したり、host familyの親戚の家に招かれたり、そんなパーティーの機会は多かったです。パーティーの飾りつけをすることもありましたが、バルーンを使った飾り付けが多いようでした。風船にいろいろな漢字を書いて飾りつけをしたら、アメリカの子供達がみんな欲しがって、帰る頃には残っていませんでした。漢字って大人気ですね

ところで、日本ではお正月が一番の年間行事であるように、アメリカではクリスマスが一番のお祝いだ、と考えている日本人が多いですね。私もそう思っていました。

しかし、日本人にはあまり知られていない、Thanksgiving Day(感謝祭)もクリスマスに並ぶ、もしくはそれ以上のholiday(法定休日)なんですよ

11月の第4木曜日に、農作物の収穫を感謝する日です。家族が集まって、七面鳥やパンプキンパイなど、盛大な料理を食べます。私のhost motherThanksgivingdinnerが一番好きだと言っていました。帰省するため、Thanksgiving Dayの前後と、クリスマスの前後の数日間は、仕事を休む人が多いそうです


車内アナウンス

2009年06月19日 23時29分26秒 | インポート

イギリスでは、バスに乗りたいときは合図をしなければバスは停まってくれません。腕を地面と水平に前に上げて合図するんです。

日本ではとても親切な車内アナウンスがあるので、自分の降りたい所がくればブザーで知らせることが難なくできます。でも、イギリスもニューカレドニアも、他の多くの国では車内アナウンスはありません。これは観光客泣かせです

だって観光客は、景色を見て判断する、ってことができないですからね。イギリスのバスは、降りたい停留所が近付いたら、車内のベルを鳴らすのです

私も観光地へ出かけるときは、地図と景色を真剣に眺めながら、なんとか降りたものですが、観光地から友人の家へ戻るときが緊張です。住宅街ですから、目印になる建物なんてありません。そこで、バスに乗ったら車掌さんに(いなければ運転手さんに)、

Could you let me know when we are at Tuffnel Park? (タフネル・パークに着いたら教えてください)

などとお願いしておくのです。すると、その停留所が近付いたら車掌さんが教えてくれる、もしくは、運転手さんがそこでバスを停めて私に教えてくれる、というわけです。

おかげで私は車掌さんや運転手さんから離れて座ることができないため、せっかくのdouble-decker(イギリス名物、赤い二階建てバス)に乗っても、二階に座って景色を楽しむことはできなかったのです

それでも、運転手さんの発する停留所名がばっちりイギリス発音で、一瞬気付かなかったりしたこともありました。でも、何か叫んでるってことは私に教えてるの?なんてよく聞いてみると、私がお願いした停留所名だった、なんて

ちなみに、友人と一緒に出かけたときに、憧れのdouble-deckerの二階に座って景色を楽しむことができました!