かつては、日本は世界一の太陽光発電の設備容量を誇っていた。
・太陽光発電世界一はドイツ 日本は2位転落、政策に差 / クリッピング 中国新聞-----ソフトエネルギー、2006/05/01
現在もたぶん2位だが、、、ドイツとの差はさらに広がり、EU全体でものび、アメリカは、この分野で日本を急追することを産業界を中心に表明している。
ドイツも資源がない国、原子力依存、ロシア油田への依存を減らすべく努力をしている。日本との差は、産業界の差ではない、国のエネルギー安全保障の差であるところが、結構深刻、現時点での舵取りの失敗は、2020、2030、、、、2050、、、、、2100と大きな彼我の差となって現れるからだ。こんなISEPソースの記事がまた掲載されました。
太陽光発電の容量、ドイツで急増・日本伸び悩む / クリッピング NIKKEI NET
" 再生可能エネルギーの主役の一つで、地球温暖化対策として注目される太陽光発電の発電容量が、過去2年間、ドイツで急増したのに対し、日本は伸び悩みが目立ち、2006年末のドイツの容量は日本の2倍近くになったことが民間シンクタンク、環境エネルギー政策研究所(ISEP、飯田哲也代表)の調査で16日、明らかになった。 "
-----NIKKEI NET,2007/6/17
アメリカが本気になれば、すぐに抜かれるでしょう。とはいえ、別に太陽光発電でのシェアが問題なのではなく、日本の今後のエネルギー政策に不満、不安を感じるというのが、最大の問題なんですが、、、。
参考
・IEA : 2004 Energy Balances for Germany
・IEA : United States
・IEA : Japan
数字だけを見ると、これまでは日本は結構がんばってる、、、と評価されています。省エネ、環境技術でも高い評価があります。
しかし、現時点では、かなり他国の動きをうかがいすぎていると感じています。
中東依存が高い石油、そもそものエネルギー自給率の低さ。独自の戦略が必要です。
京都議定書の日本の達成が危ぶまれる中での、経済とその持続可能性という文脈が説得力をもつ時代がおわりつつあると思っています。
2010年代は、地球環境にとって、多くの人類にとって、生存権の確執が顕在化する時代だと思います。単に、危機に突入するのでは、芸がなさすぎます。
芸といったら怒られた経験がありますが、不安、不満の中でも、日本の自然と、日本人の芸に可能性を感じる時もまた、あるのです。
・太陽光発電世界一はドイツ 日本は2位転落、政策に差 / クリッピング 中国新聞-----ソフトエネルギー、2006/05/01
現在もたぶん2位だが、、、ドイツとの差はさらに広がり、EU全体でものび、アメリカは、この分野で日本を急追することを産業界を中心に表明している。
ドイツも資源がない国、原子力依存、ロシア油田への依存を減らすべく努力をしている。日本との差は、産業界の差ではない、国のエネルギー安全保障の差であるところが、結構深刻、現時点での舵取りの失敗は、2020、2030、、、、2050、、、、、2100と大きな彼我の差となって現れるからだ。こんなISEPソースの記事がまた掲載されました。
太陽光発電の容量、ドイツで急増・日本伸び悩む / クリッピング NIKKEI NET
" 再生可能エネルギーの主役の一つで、地球温暖化対策として注目される太陽光発電の発電容量が、過去2年間、ドイツで急増したのに対し、日本は伸び悩みが目立ち、2006年末のドイツの容量は日本の2倍近くになったことが民間シンクタンク、環境エネルギー政策研究所(ISEP、飯田哲也代表)の調査で16日、明らかになった。 "
-----NIKKEI NET,2007/6/17
アメリカが本気になれば、すぐに抜かれるでしょう。とはいえ、別に太陽光発電でのシェアが問題なのではなく、日本の今後のエネルギー政策に不満、不安を感じるというのが、最大の問題なんですが、、、。
参考
・IEA : 2004 Energy Balances for Germany
・IEA : United States
・IEA : Japan
数字だけを見ると、これまでは日本は結構がんばってる、、、と評価されています。省エネ、環境技術でも高い評価があります。
しかし、現時点では、かなり他国の動きをうかがいすぎていると感じています。
中東依存が高い石油、そもそものエネルギー自給率の低さ。独自の戦略が必要です。
京都議定書の日本の達成が危ぶまれる中での、経済とその持続可能性という文脈が説得力をもつ時代がおわりつつあると思っています。
2010年代は、地球環境にとって、多くの人類にとって、生存権の確執が顕在化する時代だと思います。単に、危機に突入するのでは、芸がなさすぎます。
芸といったら怒られた経験がありますが、不安、不満の中でも、日本の自然と、日本人の芸に可能性を感じる時もまた、あるのです。