映画でお喋り♪猫とひなたぼっこ

もと映画少女の”猫”のお喋りです♪

『 ダウト 』

2009年04月14日 | 映画感想(欧米)
題名からして暗く地味そうな話しだと覚悟していましたが
案の定でした ( 笑 )
もともとは舞台劇だそうで、それ故 会話が中心。
お互いの腹の中を 探りあいしながらの 
深みのある けれど 曖昧な会話がとても面白かったです。


メルリ・ストリープ恐すぎ! ( 笑 )
対するフィリップ・シーモア・ホフマンですが、 
彼なら 疑惑の行為が ” 有り得る ” と思えるところが微妙(笑)


この映画にはいろんな含蓄がありました。
罪とは何か?
被害者は誰か?( 存在するのか ? )
人の幸せとは何か?
そして 疑いのもたらすものは? 真実とは????


いろんな事を教えて貰いました。
自分が正しいと思った事をやり通すには
「 自分が 」 という部分を 自覚していないと いけないと言う事。
真実を暴露する事が 必ずしも正しいとは限らないという 可能性がある事。
噂の正体の説明部分も 面白かったです。
・・・・・

それらに加えて
なぜ
メルリ・ストリープが その事に異常なまでこだわったか?という視点からみても
面白な・・と思いました。

厳しく つつましく 
清く 正しく
自ら 試練 or 掟を与えて 暮らす修道女 に対し
上の者たちは
食べたい物を食べ
俗世の生活をしている・・ 

       「 神の教え 」 とは ?????



あとから いろいろ話ができる映画でした。


  2009.03.25  「ダウト」  伏見ミリオン座にて鑑賞  ★★★★



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