映画でお喋り♪猫とひなたぼっこ

もと映画少女の”猫”のお喋りです♪

『 サンキュー・スモーキング 』

2006年11月02日 | 映画感想(欧米)
さらりと 観れる一本。

『 インサイダー 』や
『 エリン・ブロコビッチ 』や
『 シビル・アクション 』や
『 ボーリング・フォー・コロンバイン 』のように 
タバコ会社や 化学薬品工場や 銃器製造会社の横腹を一発殴るものではなく
この映画は 
つまるところ 「父と息子」 の物語。
母と 母の愛人(もしかしたら再婚相手?)と父の間で
ちょっぴり不満をもっている 息子が
仕事する父の姿をみて 
父への理解を深めた映画・・という風に私は受け止めた。
     宣伝コピーは ”その男、話術で世間を煙に巻く” ですが・・(笑)


自分の親が どんな仕事をしているか
それが 社会的にどんな意味を持っているのか?
どうして働くのか?
目の前で 働く親たちを見れた時代と違って
今の子たちは 「働く親」を知らない。

父といっしょに行動することで 
父がどういう事を考える人なのか? どういう人間なのか?
     息子は 少なくとも以前よりは 理解できただろう。


何が正しいことなのか? 何を選ぶべきなのか?
一番大事なのは
主人公が言ってたように
「自分で考えて選択するコト」
    そのために 企業の皆さん 正しい情報公開を 宜しく~♪
そして 「自分で考え選択できることができるような教育」が必要
    文部科学省・家庭のお父さんお母さん そういう子供を育てましょうね~♪


余談ですが・・・・
ああいえば こういう とよく職場で言われる私は
もしかしたら 彼のような仕事が向いてるかも???(爆笑)
でも 公共の理念に反したり 自分の信念に反したりするコトは
言えないだろ~な。(笑)


  2006.10.26  「サンキュー・スモーキング」  伏見ミリオン座にて鑑賞  ★★★


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4 コメント

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ああいえばこういう (冴子)
2006-11-04 11:57:30
学校の頃にディベイトってありませんでしたか?
うちの息子の学校は全国大会で優勝するような優秀なディベイト部がありました。

つまりはこういうことですよね?

自分が正しいと思っているか、いないかは別にして、相手の言い分に突っ込んでいく、弁護士などもこういう分野かもしれません。

うちの息子(長男)もこういうところ、あります。
私大嫌いなんだけど…そういうのって。

映画自体はそういうことを言ってるわけじゃありませんけどね。

息子役の少年は「記憶の棘」の時より、こっちの方がよかったかな。
お母さんに引き取られていっても、やっぱりお父さんが好き、って分かりますもん、特に男の子はね。

アルコール・煙草・火器って、FBIの外郭団体みたいなところにそういうのを扱ってる部門がありますが、今回は別のグループで彼らが死の商人、と言われているのは結構笑えました。

マリア・ベロはすぐ前に「WTC」で観たばっかりだったので、イメージ違うな~って思いました。
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ああいえばこういう ()
2006-11-05 21:11:10
>冴子さん
私の職場での「ああいえばこういう」は
「仕事」に対して 疑問をもつという意味かな??
ま・・相手が
素直に何も考えずに(逆らわずに)いわれた仕事をこなして欲しい・・
と思っているのに
おかしい・・と感じることは 言われたままできない。
という意味です。
>長男が・・
血液型で言うとしかられますが
我が家では 二人のAB型が このタイプです。
まぁ・・血液型のせいじゃなくて
本ばかり読んでいて
机上の論理ばかり。屁理屈たれる・・
という感じです。
きちんとした「もと」があれば
ああいえば こういうの は
意見を述べる・・ということなので
悪いことじゃないと思うんですが
ダメ??(笑)
>死の商人
そうでしたね・・あの部分は笑えました~
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こんばんは (wanco&nyanco)
2006-11-11 01:04:57
TBはらせて頂きました。
私たちもミリオン座で見ました。
11/3が祝日だったので、ぎりぎり最終日に間に合いました。
ひさしぶりに見終わって気持ちのいい映画に出会えた感じです。父と子の物語も大きなウェイトを占めていましたね。

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TB&コメントありがとうございます。 ()
2006-11-12 21:11:14
こんばんは。寒い長野からです。(笑)
名古屋まで出向いてくださったのですね。ありがとうございます。
アーロン・エッカートは「ブラック・ダリア」にも
出ていて このごろ役の幅が少し広がりましたね。
今からさっそく wannyanさんの感想を読ませていただきにお邪魔します♪
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