沈黙を捧げる 命は生まれ 夜空を満たす
紺碧の海に 揺蕩う 一輪の花のように
心地の良い言葉を 聴かせて
過ぎ行く歳月は 重なり合う唇の 面影
果てない流れは 偽りを誓い合う
波に呑まれ ばらばらになっても 命が輝くように
闇に抱かれ 心地良く眠る
あなたの手を取り 流れるがままの 愛に散るような 願いを
吹き出しそうな感情 いつの間にか季節は 廻り行く最中
手を握ったまま 覚束ないままで居る
ここは波打ち際 薄く照らす光は 刹那を感傷にする
争い絶えぬ あの場所には あなたの忘却した過去が 踊る
可笑しいくらいに 微笑い合う 刹那は 忘却の彼方へ
悲しい人影が うろつく この場所は 擦れ違いを生む
恋い焦がれ 愛に咲き 二人は見つめ合ったまま
砂に吹かれる 身体には 一滴に涙も 残っては居ない
果てない流れに 刹那は悲しみに染まり
二人は愛に揺れ 唇を交わし合う
愛おしさは 溢れるばかり
見つめ合い 祝福し 時に嫉妬に狂う
その瞳の中で 交わし合う接吻は 争いさえも 色褪せる
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