跡形もない 焼け野原に 降る雨
歓びも 悲しみも 一つになって
あの景色は光に包まれていく
途絶えてしまった息を 取り戻したいと
あなたの唇を捜した 取り入れる空気の重さを
そして あなたの優しさを 感じるままに
途方もない蒼空には 宇宙の息吹が 流れている
創造 破壊 涙は枯れることなく
大地を潤し続ける 悲しみは遠い汽笛のように
あなたに語りかける そう この優しさの意味を
本当の想いが ここにはあるから
失くした愛の形は 一つではないけれど
あなたを信じる その想いは いつまでも消えない
傷跡を造る 本当は泣きたいのに
見えない明日が怖くて 膝を抱えている
愚かでも 消えない記憶は
遠くこだまする星のように いつまでも瞬いている
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