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汽水空間 ~言葉と次元の力学系へ~

身体で体感する言葉の世界をお届けします(*´∀`)♪

みやすけの詩

2011年09月27日 | 初期中期の詩
今宵も深ける頃 あなたの微香に唆され 暗い部屋に入る
そこでは淑やかな歌が流れ 漆黒に染まる赤い薔薇の花があった 
それは虫に喰われている 孔の開いた口からは 養分を失った
乾いた花弁の欠片が意味の無さにもがいていた あなたはずっと
奥のベッドで寝そべっている 艶やかな大きな背中 たくましい腕の筋肉
私はそこから発する 微かな発汗の香りを嗅いでいる 微笑ましく顔を歪めながら

あなたは私に気が付くと 一瞬 透き通るような嗤いを発した
厳かな声色 私はあなたに近づこうとする 私の脚には豪奢な鎖が付いている
金色の微笑み なびくカーテンの哀切さに 私は少しビクリとする
あなたは私を呼ぶように そっと手を差し伸べて 私を誘惑する
微笑ましい光景 一瞬の寒気が 私の小さな背中を走り抜ける 少しの寂寞を抱えながら

その手はとても穏やかで 優しかった 哀愁をそっと包み込むような
憤りでさえも 幽かな明かりの中で発散していく そんな風な感傷
あなたは私の首筋に接吻を施す まるで飢えを凌ぐように 固く引き締まった
関節が小さな音を上げた 私はなすがままの硬直した姿勢で 
あなたの腕の中に取り込まれる 臆病な小動物のような 苦痛が全身を駆け巡る

あなたは迷子のような瞳をしていた でもそれは温かく濁っていた
私の体中をまさぐる指の端々から 怯えの冷や汗が滲み それは私の身体に曲線を描いた
冷ややかな身体の感触 まるで死に行く動物のような 哀切さ
私はあなたの瞳から視線を離すことができなかった むしろその苦痛が 愛おしいくらい
私の心は渇き切っていた 飢えを満足させるには まず 彼の悲しみが必要だった

あなたのその腕の中で 私はいつしか夢を見ていた
あなたから薫るのは決して不埒な悪戯ではない それは消えた紋章の意味を介さない
あなたは私の乳房を摩る まるで苦しみにもがくように しかし その腕は小さく震えていた
そこで私は僅かな愛憎を感じながら その指の赴くままに 心を遊ばせていた
一瞬 遠のく意識の彼方で 風が吹いたような気がした しかし それは錯覚だ
あなたの腕の中での私は よがることしか出来ない それこそ女の憂鬱というものだ
私は孤独に包まれた感情を あなたに委ねる 甘い死臭のする口元 あなたの必然に
私の心が染まる が おびただしい排斥の念が あなたの接吻を遠ざけた

寄りかかる心 感情は腐敗した後に 艶めかしい匂いを発する 
それは静けさに彩られた亡骸 あなたの唇に重ねた想い 刹那な感傷に苛まれる
そのことで私は一人の人間になれるような気がした あなたと身体を重ねる一時が
私の腐敗し 肉が蕩けた感情に 一瞬でも 生気が満ちるなら 私はあなたの唇に
永遠に縛られてもいい ほどよい甘美さは 倦怠な時間の凝りを 無くさせはしない
あなたの背中に 私の華奢な腕が絡み付くときの 地獄絵図は 
私の心に限りの無い破壊の欲望に仕向けさせる まるでそれは怯えを隠すように
一抹の淋しさを紛らわす様に 私は一介の女から出ることができない
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みやすけの詩

2011年09月25日 | 初期中期の詩
私の胸の中に あなたの虚栄が あなたの胸の裡には 私の理想が
相反する感情が あなたと私の絆を別つ それぞれの居場所へと 向かう
星空が 私に語りかける 夢を追いかけて行ったあなた もう戻らない時間

隣り合った座席に 透明な風が吹き過ぎた 季節は秋分の雨
必死になって止める私を背に あなたは微笑んで 泣いた
なぜ 赦し合うことも 時に貶める感情になるの

隣り合わせの 恐怖に似た感情 あなたを失うことの悲しさ
私を見つめる あなたの優しさでさえ 私の淋しさを拭えないから
優しいさよならなんていらない 優しさに偽りを探す 私は愚かに

最期に手を繋いだのは 寒い夜のベッドの上 悩ましい瞳のあなた
ずっと忘れない 寂しさに紛れた あなたとの抱擁 時を忘れた心

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寂しさに満ちた その両手には 赤い薔薇の花が咲く
誇らしい眼差し 全てを厭う感情 あなたは私の大切な人
もうろうと意識は 無意識に介在する 熱いキスに惑うあなたの瞳

確かな愛を この胸に秘めている 私を殺して昇天する 何処までも
永遠を欲した あなたを罪に陥らせる 神の存在 憤りを込めた接吻
私達だけの世界に あなたとイキたい 止め処ない愛を 私に頂戴

あなたをいつまでも 護って行きたい 寂しげな瞳に 描く悦び
私達の理想の 枯渇した水は やがて海をも枯らすだろう
愛が世界を麻痺させるとき あなたの瞳の内に輝く哀しみ 蒼空に果てる
時間を寸断する哀しみの 柔な心 手を離さないで 泣いてしまうから

私のこの両手には あなたの命と飢えがある 霞む空には
汽笛を鳴らす汽車が走る 静寂を切り拓く あなたの声が聴こえる
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みやすけの詩

2011年09月20日 | 初期中期の詩
日がなの愉しみ あなたとの触れ合い 温かな接吻 時計草の薫り華やぐ 午後の憩いに あなたは私を抱きしめた 湿った香りのするTシャツ 温もりだけをくれた そんな折に 風に吹かれた海神が 仄かな愛を予感させる 私の眼を見て 欲しいだけあげる あなたを愛しているから 午後の憩いに あなたは私を抱きしめた 花は大空目掛けて 背伸びをする まるで 求めるように あなたの優しい瞳 そして 香しい花畑の中 あなたの頬に接吻したいと そう願いを込めた


茜の空に 光る星が一つ 孤独の詩の最後に飾られた星 宵の明星 沈む夕日に流れていく定め 跡形もなく 生命が終わるとき 今のような夕日を眺める命は 何を想うのだろう 死に掛る生命の悲壮 その面持ちには 朗らかな太陽の光が差し込む 時を悠遠に過ごし 時間の遥かな流れに 涙する時を 命は暖かな生命の揺り籠に揺られ その時を待っている 再びこの地上に その脚を付けるその時を 彼らは心に差す あの夕日に願いを掛ける 憂愁を瞳に込めて 太陽に最後のさよならを告げる
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みやすけの詩

2011年09月20日 | 初期中期の詩
五月雨の降る夜 燃え立つ木々の唸り 静寂は切り開かれた 森に潜む獣たちの産声 満たされた心 そぐわぬ華やかさに満ちた墓場 あなたが居た あなたが私を呼んだ 麗らかな陽気の 刹那な愛の契りを 春風は遠く 雲の渦巻く空で 未知への領域を拓く まだらな心を 幾千もの星達に重ねて 吹き過ぎる風に 手を当てた 不遜な愛 逆らうことを忘れた婦人の叫び 切り裂くように 波打つ雷の唸り せめてもの報いにと 彼らは 唐突にやってくる 相槌を打てば 必ず連れ去られる 当たり障りのない言葉に惑わされるだろう 


甘美な愛が欲しい 私のこの干からびた身体には 一滴の血でさえも残ってはいない 僅かな温かみを あなたから滴る果汁をくれたなら 私は詩情の甘い誘惑にそそのかされ 暗い幻惑の中へと 朽ちていくだろう 不手際な歌は 私の脳髄を躍らせる 少しばかりの愛に生きる事を許してほしい 愛は帳を過ぎた辺りで その閃光は弾けるように 夜の狂気の内側へと消えていくだろう 少しばかりの愛 僅かながらの血の温もりでさえも 私の枯渇した幻想への足掛かりになるだろう 夢は甘く切なく 哀切に満ち 言葉の端々から漏れ出る 花の溜息を この唇で受け止めたなら


雨の滴に打たれ この肌に掛る眩しき光を露わにする 派手なメイクに縁どられた眼 それは不思議なほどに この雨の中では 煌めく採光を放っていた 彼女はこの季節に表れる妖精 儚げな瞳を あの畔に座っている少年に目を向けたなら 彼女の青い頬は 食紅をたらしたような 朗らかさに変わる 雨の季節 彼は 傘を手にして湖面に踊る滴のワルツを聴いて愉しむ 彼女は 彼の傍に付いて 語りかける そわそわしい雨粒の 可憐な微笑み 花は雨に濡れ 喜ばしい色彩に華やぐ 太陽はやがて嫉妬するだろう 雲に覆われた 下界に視線を巡らせる事も出来ず 彼女の朗らかな 恋の始まりも 見届ける事も出来ずに
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みやすけの詩

2011年09月18日 | 初期中期の詩
荒ぶる吐息 視界のぶれる景色 粗々と流れ堕ちる 狂気に呑まれた心 あなたを愛すること あなたに無上の悦びを感じること 愛は脈動する 発情する意識 はち切れる鼓動 流れるものは絶え間なく あなたの背中に刻まれている 私という重荷 私という汚名 覆い被さる幻想 行く末さも判らない 愛が漲る 静寂に包まれるオルゴール スズランが揺れている 花の揺籃に眠るあなたの虚像 あなたのその屍は 息絶えた私の心の滋養になる 忌み嫌われたあなたの存在 全てが森閑さの中で谺している 放たれた矢はあなたの心臓目掛けてやってくる 白馬は颯爽と この嵐の中を駆ける 僅かな血の滴る音を聴き分けて その歓びのたゆまぬ旋律を この心で確かに聴いている 紅に染まる あなたの唇 全てを震撼の牢獄へと陥れ 私は あなたの膝の上で泣いているだろう 干からびた心を震わせながら あなたを見つめる瞳でさえも 偽りに伏してしまう 計らいの言葉を掛ける あなたを愛しているから 私の瞳を見てほしい ずっと続く狂気の拍動 脈動する下腹部の熱が 更なる愛を求める あなたを愛しているが故に 罪は犯された 私は四六時中 あなたの膝の上で 虚構の愛を言葉にしている 滴る唾液の妖艶さ 全てがこの場所で息絶えていた 僅かな下腹部の熱は まだ冷めることを知らない



孤立する感情 あなたが居た 私を抱いてほしいと嗤う瞳 全てが偽りであった 感情の赴くままに 私はあなたを受け入れるだろう 星空の乱舞 胡蝶の反乱が 私の愛の熱に拍車をかける むせ返るような熱気に包まれた鼓動 あなたを求めるが故の 辛辣な愛の欲動 蒼空に馳せた願いが 私の裡に眠る欲望を呼び覚ました 下腹部の疼くような熱 それらがとぐろ巻いて 体中のあらゆる静寂を薙ぎ払った 求めるのはあなたの唇だけではない 無秩序に混乱したあなたの心もまた 私の恰好な獲物 貪欲な唇は 時に狂気に通じる 明らかな悦びとは裏腹の 感傷的な苛立ち それは全ての愛を包括するには狭すぎた あなたの命でさえも 私は愛おしい もっと頂戴 もっと触れさせて 愛は凋落を知るほどに甘く 甘美な味に変わる
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みやすけの詩

2011年09月17日 | 初期中期の詩
冴え渡る意識 走馬灯のような速さにまで加速する 打ちひしがれた心 あの空にまで響き渡れ 混濁していくのは 無意識という名の情熱 あなたを腕に抱いてから 蒸発していく意識と 困惑の感情 私は一つの雫のように 粗々と堕ちていく 夢のまた夢への衝突 過去の追憶に彩られた抽象画 そのどれもが 鮮やかな血の色で滲んでいる まるで炎を見た獣のように 荒れ狂う静寂に包まれ 至情を狂気に間違えた あなたは一介の花 崖に色濃く暗鬱を映し出す 至情の悦び 通風の豊かな ドアの奥には 数々の自傷に傷を負った あなたの姿があった 本能に猛り狂った牡牛 鼻息が荒れるほどの甘美な口溶け 耳に憩うのは 妖精が見せる 香り豊かな愛の調べ 憂鬱な旋律が あの世の世界を彩るように あなたの背中には 秩序を壊す奇跡が眠っていた 安楽の景色が 一瞬の凋落に変わる そこで あなたは夢の世界の 一つの真理に辿り着く 輝かしい光に包まれた 明け方のような華やかさに 喉を通る液体が 艶美な心地にさせてくれる
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みやすけの詩

2011年09月16日 | 初期中期の詩
まやかしではない いっそののこと あなたを抱きしめたかった 温かだった海は 今は時化の最中 あなたが居た隣には 小さな花が咲いている 白く今にも壊れそうな命の輝き 私はその花をそっと手で包み込んだ それは凍えるほどに冷たく また 壊れそうなくらい儚かった 夢は一瞬の懐かしさに捕らわれる あなたは生きようとしていた 切ない感情を胸に秘めて あなたは何処までも飛翔しようとしていた まるで時間に追われるように あなたを追いかけて 辿り着いた時には あなたはもはやこの世には居なかった 旅立ちは突然の時雨に変わった 冷たい手を振って 小さな愛を遺して あなたは朗らかな表情で泣いていた 僅かな温かみを探して 私は 地中に眠る生命に語りかける 愛おしさをに苛まれ もう帰らぬあなたのことを想う 時間は もう戻らないことを知って 帰らぬ命は 悠遠の旅を続ける あなたは佇んで 越えられない空を見つめて涙を流している
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みやすけの詩

2011年09月13日 | 初期中期の詩
無神経なあなたは 私を一人にする 互いの言葉でさえも 覚束ない 深海に潜む言葉は過ちを犯したあなたを 永遠に暗闇へと連れ去る 音が凪いだ空 顧みる事さえない路の真ん中で 転がるビー玉 此処には何もない あるのは寂しさだけ せめてあなたが私に口づけを交わしてくれるのなら 愛が再び燃え上がる 不完全燃焼の恋情 焦げ付いた心を 誰が助けてくれるの 回り道をすればするほどに 未来は混沌未分に堕ちていく さよならを云った 訳もなく溢れる涙 あなたが居たから 私は強くなれたのに 大げさな声で云った言葉 偽りが風を吹き込む 虚無の世界の中で あなたを見失った 蒼空には影を失った旅人の泣き声が 細やかな嘘を吐いたが故の 騒々しい嵐の予感 あなたを見失い あなたを愛してしまったが為に 空虚な悦びは 美しい詩に 冷め行く惑星の幻よ
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みやすけの詩

2011年09月11日 | 初期中期の詩
静寂の中で 豊かな創造の力は肥大し それはいつしかあなたの心を打つ時が来る 綻びかけた糸を 指で辿って やっと辿り着いた 憂悶の果てに見えた愛の形 全てが森閑さの中で震えている あなたの鼓動を聴くことが あなたの生命の呼応に触れることが 何よりの兆しになるのだから そこで阻まれた未来を想い起す 寂びれた公園の 砂場に落ちているスコップ 響きはそこで途切れていた まるで 細やかな嘘のように 


拓かれた場所 営みを律する物陰 臆病なあなたには この世の幻が必要だった 当たり障りのない会話に 弾む音律を確かに耳に感じ 私の髪を撫でた 快い瞳が 私を見つめて離さない まるで 恐れを隠すように 水際に咲いている花は 自身の宿命に嫌気をさした あなたの両手は 冷めた朝露のよう 冷ややかでいて とてもお大らかな調べ あなたへの愛が 慎重な言葉を紡ぐように あなただけの影が あなただけの真実の中に 混乱を呼び起こす 命が続く限り 苦しみは果てしないように あなたの横顔に疼く 冬のような寂しさが 私の髪を揺らす 細やかな風の音 静まり返る夕方の湿原 この場所で 生きていくということ 生命は風に囃し立てられ その涙は 遠くの海の彼方まで 飛ばされる
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みやすけの詩

2011年09月10日 | 初期中期の詩
形あるもの 霞むような吐息の音に 路に舞う紅い枯れ葉の微笑み それらは互いに視線を交わすこともなく 淡々と季節の流れの中に居る いずれ消え去る命なら 僅かな歓びでさえも小さな動機となる 掛け替えのないもの 色褪せて動かなくなった玩具 そして無常の旅の中の 小さな微笑み いつかこの夜に迷うあなたを見かけた 歓ぶことさえも虚ろな眼差しで ここからはずっと遠い夢を追いかけていた 二つの愛が 一つの偶然に支えられる 出逢いという 一筋の光は 明らかな旅の凋落を想わせる 一つの小さな情愛の欠片が 途方もない未来の途を照らし出した 美しいものは二度と蘇えらない 無数の感情が交差する あなたはいつまでも子供のまま 小さな愛を求めて 幾銭もの詩を詠う 一滴の奇跡 それを確かな愛の中で築き上げる あなたのか弱い声は 繊細な感情の流れ 覚束ない筆跡を辿って 言葉の紡がれる 自由の中で泣いている


今でも覚えている 確かな愛が在ったこと 小さな言葉の中に 幾つもの星が輝いていたこと 束の間の愛は 叙情豊かな言葉に変わる あなたの涙と共に 蒼空には無数の想い出の欠片たちが有った それぞれの計らいが それぞれの計略に変わるとき 愛は無残にも薄れ行く 愛は 夕日のような侘しさに包まれて 雨上がりの憂鬱のような気持ちに包まれる 薄明の季節の流れの中で 二人の小さな悦びは 再び 大きな海へと還るだろう 抱き締められた温もりも あの時 浴びせた横暴な態度の困惑も 全ては一つの愛の成就には欠かせなかった しかし この愛が やがて無念の裡へと廃れていくのならば あなたの愛に導かれた 日々の名残りは 微かな雨の日に見えた虹のような幻に消えてしまう 二人だけの歓び 二人だけの空しさ それぞれが絶えず 交し合った言葉の中には 無数の宇宙に眠る 一つの真理があった 愛するということ 愛を深め合うことさえも 時に傷つけ合うのならば あなたの背中に在った確かなものは 大きな喜びと共に 空を泳ぐ雲に消えてしまうだろう 細やかな嘘には いつまでも擦れ違う 愛に生きるあなたの 小さなため息が聞こえる
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