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高校入試数学[短期]マスター講座 第14回の解答と解説です!

2015年11月20日 10時58分51秒 | 英語の受験対策




 

 放物線と直線、放物線と図形を融合した応用問題です。このようなものにはほかにも類題がたくさんあるので、

問題集を駆使して問題のパターンごとに解き方のコツを覚えておきましょう。 




問 1  図2の曲線① y = x2 において、
      x = 4 のとき y = (4)2 = 16 から、Aの座標(4,   16)
      よって、AE = 16

       AE : ED = 4 : 3  → 16 : ED = 4 : 3  
     4ED = 48    ED = 12

 
      したがって、Dの座標( 4,   -12 になります。

       y = ax2 において x = 4 のとき y = -12 ですから
      -12 = a × (4)2  16a = -12

       ∴ a = -12/16 = -3/4


      




問 2  曲線②の式は y = -3/4x2 であり、Dx座標4から
        y = -3/4 × (4)2 = -3/4 × 16 = -12 

 
        DFxと平行ですからFの座標は(0,  -12)
        よって、y = ax + b において、 b = -12

        また、 x = 4 のとき y = 0  から、
        0 = 4a - 12  4a = 12  a = 3 

        ∴ y = 3x - 12



問 3  図3より、△ABC △ABG は底辺がABと共通であることに注目します。

       


       三角形の面積=底辺 × 高さ ÷ 2 ですから、高さが同じであれば面積は等しくなります。 

       それには、△ABGの頂点G△ABCの頂点Cを通り、底辺AB平行な直線上にあればよいことになります。
       それを踏まえて、図のような平行四辺形ACGH をイメージし、平行四辺形の性質を利用します。
 
       


      図4のように、平行四辺形の面積底辺(GH) × 高さ(AE) から、
      長方形の面積=たて(AE) ×(C'E) と同じことになり、

      △AHH'△CGE’へ移動してできる長方形E'GHH' の面積とも一致します。

     このことから、EHの長さ = C'Gの長さ なので
     
Gx座標4 + EH(C'G)」 で求めることができます。

     まず、
平行四辺形のH の座標を求めますが、それには、直線AB の式を求めます。

          y = ax + b において、x = 4 のとき y = 16
        → 16 = 4a + b ―― ①
         
x = 3 のとき y = 9 
        →     9 = 3a + b ―― ②


      ① - ② より、b を消去

                 7 = a ―― ③

      これを②の式に代入

           9 = 3 × 7 + b   b = 9 - 21 = -12

      よって、 直線AB の式: y = 7x - 12


      したがって、Hの座標

           0 = 7x - 12 より  7x = 12  x = 12/7

         

          このとき、座標は負の値であるから -44/7




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