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中学生 受験対応[英語・数学]学習講座

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高校入試数学[短期]マスター講座 第9回

2015年09月10日 11時07分03秒 | 数学の受験対策






2.次の問いに答えなさい。 

          問1  八百屋さんが、仕入れた260個のジャガイモを販売するため、余りのないように、ジャガイモ4個入れと
              6個入れの袋をそれぞれ何袋かつくった。このとき、6個入れの袋は、4個入れの袋の数の2倍より4袋多く
              なった。 4個入れの袋と6個入れの袋をそれぞれ何袋つくったか答えなさい。ただし、4個入れの袋の数をx
              6個入れの袋の数をyとして方程式をつくり求めなさい。







          問2 図のように、2つの直角二等辺三角形ABCADEがあり、辺AB上に辺AD,AC上に辺AEがある。
             AB = AC = 12 cm とする。辺DE上に点F、辺BC上に2G, H をとり、四角形EFHCDFGB
             ともに平行四辺形になるようにする。四角形EFHCDFGBの面積の和が△ADEの面積の4倍になる
             とき、CEの長さを求めなさい。このとき、CEの長さをx cm として方程式をつくり、求めなさい。


               




  解き方のヒント


   1 * 連立方程式は文字がx, y2つあり、2つの21次方程式から成り立って
        いるので、問題文の中から2つの数量関係を見つけ出します


   2 * 平行四辺形の性質を利用します

       ** 2次方程式の解き方をマスターします




 この問題の解答と解説は明日のこの時間に





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高校入試数学[短期]マスター講座 第8回 の答えです

2015年08月28日 10時07分26秒 | 数学の受験対策






前回第8回の問題の解答と解説です。   

いかがですか。 7分以内で解答できましたか。   


6問中の5問はこのように、設問が複数から成る応用問題になります。   


これらの問題を解く際、まず問題文をよく読み 「どの項目についてたずねる問題か」 を理解します。   


次に、その項目について学習した「要点」を頭に描き、

関連することばの意味公式などを思い出しましょう。




2.   


  (1) ウ  

   
         ア 直方体の体積=底面(たて × 横) × 高さ より y = x × x × 15 = 15x2 (c㎥) 
         イ y = 20 - x  →  y = -x + 20 
         ウ 毎分xℓずるy分間水を入れると50ℓになる → xy = 50    y = 50/x 
         エ y = 30x 

 * 反比例の式を思い出す
   

  (2) ① A(-3,  9)   ② エ   ③ y = x + 12   ④ t = 6  
   
        
 ① y = x2 において x = -3 のとき = (-3) × (-3) = 9 
 
         ② 変化の割合=(yの増加量) ÷ (xの増加量) より y = x2 において
 

             ア  xの増加量 = 0 - (-3) = 3  yの増加量 = 0 - 9 = -9  変化の割合 = -9 ÷ 3 = -3
             イ  xの増加量 = 3 - 0  = 3  yの増加量 = 9 - 0 = 9  変化の割合 = 9 ÷ 3 = 3
             ウ  xの増加量 = 4 - 0 = 4  yの増加量 = 16 - 0 = 16  変化の割合 = 16 ÷ 4 = 4
             エ  xの増加量 = 4 - 3 = 1  yの増加量 = 16 - 9 = 7  変化の割合 = 7 ÷ 1 = 7
  

        ③ 直線 y = ax + b  が A(-3,  9),  B(4,  16)  を通るので 


               

                 9 = -3a + b ―― ア

                 16 = 4a + b ―― イ  

            連立方程式において (ア - イ) より b を消去

                  -7 = -7a   a = 1

           これをアの式に代入 

                  9 = -3 × 1 + b  9 + 3 = b     b = 12

           よって この直線の式は  y = x + 12  となります

   

         ④ ATC を囲む長方形PQRT をつくります 

           

           すると、ATCの面積は 

           長方形PQRT - (△ACQ + △CTP + △ATR より求めることができます。 
  
          図において、 CP = a  とすると 


           長方形PQRTの面積 = 16 × (7 +  a)= 112 + 16a 

           ACQの面積 = 7 × 7 ÷ 2 = 49/2 
           CTPの面積 = 16 × a ÷ 2 = 8a 
           ATRの面積 = 9× (7 + a) ÷ 2 = 63 + 9a/2 

          これにより、 ATCの面積は 

      
          
        
        よって、 Tx座標 t = 4 + 2 = 6


  

  * 関数における「変化の割合」を求める公式や、直線の式の出し方、関数と図形のかかわりなどをしっかり
   理解する




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高校入試数学[短期]マスター講座 第8回

2015年08月27日 13時31分24秒 | 数学の受験対策







  高校入試数学の問題第1問について、出る頻度の高い問題をこれまで見てきましたが、


これからいよいよ2問目以降に出題の応用問題 
に移ります。


解き方のポイントで特に注意しなければならないのが「時間配分」です。


次は、ある県の一般公立校の入試問題の第2問目
に出題されたものです。


ここでの問題は全部で6問あり、試験時間は45。したがって、


少なくとも 7分以内で解く必要があります。   



   

          2.次の問いに答えなさい。   

             (1) 次のア~エに示したx, y の関係のうち、yxに反比例するものを1つ選び、
              記号で答えなさい。  

   
                  ア  たてと横の長さがx cm, 高さが15㎝の直方体の体積がy c㎥ 
                  イ  20mの長さのひもからxm切り取った残りがy
                  ウ 50ℓ入る容器に毎分xℓずつ水を入れるとき、容器が水でいっぱいになる時間がy分 
                  エ 1mあたりの重さが30gである針金xmの重さがy
   
 
           (2) 右の図のように、関数 y = x2  のグラフ上に、3A, B, C があり、それらのx座標はそれぞれ
               -3, 3, 4 である。このとき、次の問いに答えなさい。  


                    


               ① 点Aの座標を答えなさい。 



               ② 関数 ㋐ について、次のうちで変化の割合が最も大きいものを1つ選び、記号で答えなさい。
                また、そのときの変化の割合を答えなさい。 


                    ア  xの値が -3 から 0 まで増加するときの変化の割合

                   イ  xの値が 0 から 3 まで増加するときの変化の割合
                   ウ  xの値が 0 から 4 まで増加するときの変化の割合
                   エ  xの値が 3 から 4 まで増加するときの変化の割合


               ③ 直線ACの式を答えなさい。 



               ④ x軸上にx座標が 4 より大きい点T(t,   0)をとり、 △ATCをつくる。 
                 この三角形の面積が 63 になるときの t の値を求めなさい。
 



この問題の答えは次回。


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高校入試数学[短期]マスター講座 第7回

2015年08月06日 09時52分26秒 | 数学の受験対策






図形問題では、長さや面積を求めるものもよく出題されています。

1問目の問題は言わばサービス問題ですから、100%正答できるように

公式や解き方などは徹底的にマスターしておきます。

   
   
              1.  図において、3A, B, C を頂点とする△ABC の面積を求めなさい。
              ただし、1目盛は1とする。


        

   
下図のように、ABCの面積は、長方形ADEFの面積-(△ADB+△BEC+△AFC)の面積 

で求めることができます。よって、

     △ABCの面積 = (6×4) - {(6×2÷2) + (4×2÷2) + (4×2÷2)}
           =  24 - (6 + 4 + 4)= 24 - 14 = 10 

   
         
 


   

               2.  図において、ℓ // mm // n であるとき、xの値を求めなさい。
   
       


下図のように、平行な直線と交わる直線の1本を移動して三角形をつくります。

△AED△ABC において、2つは2角がそれぞれ等しい相似な三角形であるから、 

        AD:AC = AE:AB より 

      9:(6 + 9) = (30 - x):30   9:15 = (30 - x): 30 
      15 × (30 - x)= 270    450 - 15x = 270 
      -15x = 270 - 450 = -180 
        x = 12 

   
       



               3.  図のような平行四辺形ABCD があり、辺DCが直線上にある。頂点Dから辺ABに垂線を引き、
               辺ABとの交点をHとする。AB = 10cm, DH = 4cm のとき、平行四辺形ABCD を直線
               軸として1回転させてできる立体の体積を求めなさい。ただし、円周率はπを用いること。
   

   
  
                   


平行四辺形ABCDの面積=底辺AB×高さDH は、図のように、 

長方形ABGG' の面積=たてAB × BG と同じことになる。したがって、

この立体の体積は半径BG、高さABの円柱の体積と考え、 
円柱の体積=底面積 × 高さ より 
      
         4 × 4× π × 10 = 160π (c㎥)

                                   


 



 


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高校入試数学[短期]マスター講座 第6回

2015年07月23日 13時24分31秒 | 数学の受験対策






入試問題の第1問目では、代数項目だけでなく、図形問題もよく出ます。

特に、作図問題は必ず出るといっていいでしょう。次は、最近の公立高校入試問題

第1問に出題の作図問題です。      



            1) △ABCを頂点Aを中心として矢印の方向へ90°回転移動させた△ADEを、定規とコンパスを
             用いて作図しなさい。このとき、頂点D, Eの位置を示す文字D, Eも書きなさい。ただし、作図に
             使用した線は残しておくこと。
  
 
   

      
            q01.jpg 


90°」回転移動させることから、ここでは垂線垂直二等分線の作図が試されます。

作図のポイントは、

         ① 頂点AからAC, AB の延長線をそれぞれ引く    

         ② 頂点Aを中心とする円を①でつくった直線、AB, AC と交わるように描く  
  
         ③ ②の円がAB、ABの延長と交わる点をそれぞれ中心とする同じ半径の円を
          交わるように描く。これをAC、ACの延長と交わる点についてもくり返す。    
         ④ ③の交点と頂点Aを結ぶ直線を描く   
 
         ⑤ 頂点Aを中心として、AB, AC をそれぞれ半径とする円を④の直線と
          交わるように描く    

         ⑥ ⑤のABを半径とする円とABの延長線の垂線との交点をD,    ACを半径
          とする円とACの延長線の垂線との交点をEとしてA, D, E を直線で結ぶ   
 

      
            q02.jpg





            2) 図のような線分ABがある。この線分の中点をCをするとき、線分AC1辺とする正三角形を
             線分ABの上方に、定規とコンパスを使って作図しなさい。ただし、作図に用いた線は残しておくこと。
      

      
              q03.jpg 


 ある線分の中点を求めるには、その線分の垂直二等分線を作図します。


作図のポイントは以下の通りです。


           ① A, B をそれぞれ中心とする同じ半径の円を2点で交わるように描く 
   
           ② ①の交点を直線で結び、ABとの交点をCとする    

           ③ ACを半径とする円を、A, C をそれぞれ中心としてACの上部で
            交わるように描く    

           ④ ③の交点とA,Cを直線で結ぶ  
  

  

            q04.jpg 



    
            3) △ABCの辺AC上に、AP=1/2ABとなるような点Pを定規とコンパスを使って作図しなさい。
             このとき、点を示す記号Pも書き入れなさい。ただし、作図に用いた線は残しておくこと。
      

 

              q05.jpg   



作図には2つの方法が考えられます。1つは、

    「ABの垂直二等分線を作図してABの中点を求め、頂点Aとその中点を半径とする円をACと交わるように描く」 


方法。 ポイントは、
  
          ① A, B をそれぞれ中心とする同じ半径の円を2点で交わるように描き、
           その交点を結び、ABの垂直二等分線を作図する    

          ② ①の直線とABの交点をABの中点と定め、その中点とAを結ぶ線分を
           半径とする円をACと交わるように描く    

          ③ ②の円とACの交点をPと定める 


              q06.jpg


2つ目は、

   「頂点Aにコンパスの針をさして、ABを半径とする円をACと交わるように描き、その交点と頂点Aをそれぞれ

   中心とする同じ半径の円を2点で交わるように描く」
  
 


方法。ポイントは、


         ① 頂点Aにコンパスの針をさしてABを半径とする円をACと交わるように描く

         ② ①の交点と頂点Aをそれぞれ中心とする同じ半径の円を2点で交わるように描く

         ③ ②の交点を直線で結び、ACの交点をPと定める



              q07.jpg


考え方はどちらも同じで、

         「円の中心と円周を結ぶ半径はどこも長さは同じである」

という円の
性質を利用しています。




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