政党、しかも与党がこのありさまとは情けない。
有能な人材は多いのだろうが、これほどの数の候補者が立つということはすなわち党を束ねるリーダーが不在ということだ。
リーダーシップ、人間力が備わっているかが一番の問題だ。
今、自民党にかわって政権交代するとしたら、野田佳彦氏が立憲民主党代表になるしかないと思うのだが、この期に及んで、自分が党代表に「古すぎる」とかネガティブな表現をしているというニュースを見た。
以前、追い込まれて政権を明け渡した、あの時の安倍晋三氏への答弁を思い出す。
野田氏のこういう謙虚な発言や啖呵の切り方は、若者はもちろん今の日本、さらには国際舞台では受けないし、ネガティブな印象しか与えないと思う。
闘いのときに、そんな言い方はやめて頂きたいものだ。
60代の野田氏が古すぎるのだとしたら、81歳のバイデンアメリカ合衆国大統領やペロシ前下院議長やトランプ元大統領は一体どうなるのだ。
