遊々庵

懐手で、風に任せてゆっくり歩いてみたい。残された時間を大切に。

寒さのピーク?

2024-01-26 11:07:17 | 日記
1月25日(木)9時10分に起きる。晴れてはいるが、冷たい風が
庭木を揺らしている。
娘は今日から土曜日まで、勤務校の卒業イベント準備ということで
帰りが遅くなる。もう卒業シーズンだねえ。
3日間の一人夕食なので、あれこ自分好みの献立を考える。
今夜は昨日の豚汁の残り物で、明日から2日間はいつものように、
娘は嫌いで食べないスジ肉とこんにゃく煮込みの「スジこんこん」
にしよう。鬼の居ぬまのマイ・メニューだねえ。
ちなみに娘が絶対に食べないものに、トウモロコシ(コーン)がある。
「人間の食べるものとちゃうで」とほざく。総菜のサラダにでも入っ
ていたら、一粒も残さずつまみ出しているほど。おかげで我が家の食
卓には、トウモロコシ(コーンポタージュも)は厳禁だ。

行きつけの医院から「明日の糖尿検診は担当医が都合悪くなったの
で、延期していただけますか」と電話があったので、来週水曜日に
変更した。定期健診なので、延ばしても支障あるまい。
晴れているときはそんなに寒さを感じないが、お日様が陰ると急に
冷気が忍び寄る。
庭の雨水用の貯水槽に2日続けて氷が張った。
カナも寒いのか、こたつに入ったり出たり。時々膝に乗ってきて甘
えてすりすり、落ち着かない。

昼食後、残り少なくなった「黒酢はちみつしょうが漬け」を作る。
寒さを忘れるためにも、動いているほうが良い。
土ショウガ2パックを細かく刻み、はちみつと黒酢に漬けるだけで
簡単に作れる。毎朝、大匙2杯をヨーグルトに混ぜて飲む。何十年も
愛用している、自家製の最強?のサプリメント。
寒いピークは去ったのだろうか、明日から少し寒さがゆるもらしい。
もうすぐ2月だ。
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電子書籍は「福音の技術」

2024-01-25 11:39:57 | 日記
1月24日(水)8時前に一度目が覚めたが、もう少し・・・とぐずって
起きたのは9時10分。雨戸を開けると、お~~寒い!こ冬一番の冷た
さと、テレビは言っている。
室内温度計は8度だけど、ガラス越しの日差しは結構温かい。能登半島
の被災地や日本海側の大雪に襲われている地域に比べたら、なんと恵ま
れていることか。

ネット再開したので、hontやアマゾン、新潮社など出版社から書籍関係
のメールがみられるようになりうれしい。
最近は電子書籍の案内も多い。「本はやっぱり紙やで。私には無関係」
と軽視していたが、とんだ思い違いだった。
今年の芥川賞を受賞した市川沙央さんが購読紙に「電子書籍は私にとっ
て福音の技術でした」と書いておられる。市川さんは先天性の難病で身体
に障害あり、重い本を持つことが難しいという。
「私は紙の本を憎んでいた」という市川さん。今回の芥川賞を機会に、一
気に関心が高まった「読書バリアフリー」。
私は紙の本だけしか関心を示さず、電子書籍を異端視していた。本が重く
て持って読めなくて、電子書籍化を待ちわびている人がたくさんいること
に思い至らなかった。
単行本が重いから、手軽に読める文庫本化になるのを待ち望んでいるとい
うのに。
年を重ね、寝た切りになれば文庫本さえ持てなくなる。その時には電子書
籍は「福音の技術」
となるはずだ。そんなことに思い至らなかった浅は
かを、恥じる。

久しぶりに今夜のメニュー。寒い夜は熱い鍋ものに限る、ということでダイ
コン、ニンジン、サトイモなど根菜の具たくさんの豚汁をメインに、じゃこ
ピーマン・パプリカ、総菜。

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猫のお話ししよう

2024-01-24 11:55:31 | 日記
1月23日(火)9時に起きる。天気予報通り、外は冷たい風。
今日から第一級の寒波が来るそうだ。大阪地方の天気図にも、雪マークが
出ていた。まあ、雪と言ってもちらつく程度だろうけど。

ブロガーさんたちは楽しい趣味などをお持ちで、日記で拝見するのは楽しい。
「猫好き」も多いようだ。猫好きは趣味といえるかどうかだけど、猫派さんに出会
うと、思わずニヤリとする。

猫をテーマにした小説は、夏目漱石の「吾輩は猫である」が知られているが、有川
ひろさんも相当の猫派で、昨年のNHK「ネコメンタリー」で紹介されていた。
その有川さんの小説「旅猫リポート」(講談社文庫)が面白かった。
一緒に暮らしている野良出身の猫「ナナ」を、ある事情から手放さなきゃならなく
なったサトルが引き取り手を求めて、友人たちを訪ね歩くロードノベル(旅小説)。
猫好きの人たちもそれぞれの人生を背負いながら、「ナナ」にかかわる。サトルの
抱える「ある事情」とは・・・
「夜中に猫がほてほて踏んでいく重みって何て幸せなんだろう!」
「旅猫リポート」の中で出てくる。思わず「我が意を得たり」膝を打つ。我が家の
愛猫カナも、まさに夜中から明け方に「ほてほて」布団の上に乗ってきて、丸まっ
て寝るからだ。猫好きなら、一度は経験する至福のひと時だろう。

猫が登場する小説に田牧大和「鯖猫長屋ふしぎ草紙」(PHP文芸文庫)がる。シリ
ーズもので、これまで10巻を数える。江戸の長屋に「サバ」と呼ばれる鯖模様の三
毛猫がいて、飼い主を顎(あご)で使っている。長屋の起こる不可解な事件に、そ
のサバが挑む。心温まる「大江戸謎解き人情ばなし」(帯評から)が楽しい。
もうすぐ猫の日、2月22日(ニャンニャンニャン)が来る。
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避難と疎開、80年目のシンクロ

2024-01-23 11:04:10 | 日記
1月22日(月)9時に起きる。穏やかな日差しの光に満ちている。
ブログ編集面に写真の転送ができなくなり、昨日から「絵なし日記」
になり、なんとも味気ない。
復活初日に転送できたのに・・・どこでヘソを曲げられたのか。

能登半島地震で、壊滅的な被害を受けた地域から、学童の集団避難が
相次いでいる。まだまだ親元で過ごしたい子らにとって、たとえ数か
月でも慣れない土地で暮らす心細さはいかばかりか。察するに余りあ
る。
集団避難・・・昔は「集団疎開」と言った。第2次世界大戦末期に激
化する米軍の空襲から逃れるために、都会の子供たちは強制的に安全
な地方に疎開(避難)させられた。
山深い田舎で暮らしていた5歳の時に、隣の空き家に疎開してきた子
供がいた。詳しくは覚えていないが夏のころで、ランニング姿の華奢
な男の子だったように思う。
すぐに田舎の生活に慣れて、刈り取ったばかりの稲を乾燥させる「ほ
だ掛け」にのぼって遊んだり、近くの小川で魚を取ったり、山に入っ
て柿や栗などを一緒に食べた記憶がある。

避難と疎開・・・言葉が違うが、子供たちを襲っているとてつもない
災難の「重さ」は同じだろう。
80年の時空を超えて、子供たちが背負う災難がシンクロするなんて、
想像もしなかった。


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「エキデン」は素晴らしい

2024-01-22 11:43:23 | 日記
1月21日(日)9時に起きる。今日も暖かい一日だった。
ぽかぽか暖まっていた布団を跳ね上げたが、寒さを感じずに着替えられる
のはありがたい。テレビの予報では3月中旬身の気候とか。
お昼ごろから、NHKテレビで男子の全日本駅伝大会を見る。
駅伝のテレビ実況を観ていつも思うのだけど、日本で生まれた「エキデン」
は、世界に誇る素晴らしい競技だということ。
1本のタスキを次々とつないで、マラソン並みの距離を沿道の応援に応えな
がら、7~10人で走り抜ける。途中で一人でも欠けるとそのチームの競技
は無効になり成立しない、という厳しいレース。
一人だけ優秀な選手がいても、良い成績につながる保証はない。協調と協力、
そして平均した高いレベルが要求されるスポーツだ。
最近のエキデンには、外国選手も交じって国際化し始めたが、まだまだ一国
だけのスポーツ。
野球、ラグビー、サッカー、ホッケー、カ-リング、レスリングなどはそ
れぞれの国の国境を越えて発達、広まった。
日本生まれの柔道は、今ではオリンピックの人気種目。空手は、琉球生まだ
が立派なオリンピック種目になった。
国際化進む相撲は特異な体格からして、これ以上の国際化は無理かもしれな
いが、駅伝(エキデン)は世界の人たちに愛されるスポーツになる資格は十
分にあると思うのだが。
オリンピックでマラソンコースを上回る距離を、それぞれに国を象徴したカ
ラフルなデザインのタスキをつないで走る「エキデン」が実現したら、さぞ
楽しいだろうなあ。
(写真を添付できなくなったので、しばらく「絵なし」の日記になります)
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