遊々庵

懐手で、風に任せてゆっくり歩いてみたい。残された時間を大切に。

電子書籍は「福音の技術」

2024-01-25 11:39:57 | 日記
1月24日(水)8時前に一度目が覚めたが、もう少し・・・とぐずって
起きたのは9時10分。雨戸を開けると、お~~寒い!こ冬一番の冷た
さと、テレビは言っている。
室内温度計は8度だけど、ガラス越しの日差しは結構温かい。能登半島
の被災地や日本海側の大雪に襲われている地域に比べたら、なんと恵ま
れていることか。

ネット再開したので、hontやアマゾン、新潮社など出版社から書籍関係
のメールがみられるようになりうれしい。
最近は電子書籍の案内も多い。「本はやっぱり紙やで。私には無関係」
と軽視していたが、とんだ思い違いだった。
今年の芥川賞を受賞した市川沙央さんが購読紙に「電子書籍は私にとっ
て福音の技術でした」と書いておられる。市川さんは先天性の難病で身体
に障害あり、重い本を持つことが難しいという。
「私は紙の本を憎んでいた」という市川さん。今回の芥川賞を機会に、一
気に関心が高まった「読書バリアフリー」。
私は紙の本だけしか関心を示さず、電子書籍を異端視していた。本が重く
て持って読めなくて、電子書籍化を待ちわびている人がたくさんいること
に思い至らなかった。
単行本が重いから、手軽に読める文庫本化になるのを待ち望んでいるとい
うのに。
年を重ね、寝た切りになれば文庫本さえ持てなくなる。その時には電子書
籍は「福音の技術」
となるはずだ。そんなことに思い至らなかった浅は
かを、恥じる。

久しぶりに今夜のメニュー。寒い夜は熱い鍋ものに限る、ということでダイ
コン、ニンジン、サトイモなど根菜の具たくさんの豚汁をメインに、じゃこ
ピーマン・パプリカ、総菜。

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2 コメント

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Unknown (ロン)
2024-01-25 17:44:37
リュウさん、私も本は紙の本で1ページ1ページめくって読むのが一番だと思っていましたが、この頃はiPhoneで読むのもなかなかいいかな…と
Amazonのオーディオブックのお試しもしてみましたが
目が疲れた時はこれもいいかなと思うようになりました

『52ヘルツのクジラたち』
リュウさんおすすめだから読見たいなと思っていたら
我が家にありました!
本屋大賞の本は旦那が買っているようです
今日から読みますね。
返信する
Unknown (リュウ)
2024-01-25 22:18:29
ロンさん、コメントありがとう。
私も時々スマホの「試し読み」で読むことがあります。
暗くても画面が明るく、手軽でいいけど読みたい本を検索するのが
面倒で・・・
目もかなり疲れますね。
だから、どうしても紙の本に帰ってきます。
『52ヘルツのクジラたち』
そうですか、旦那がお持ちでしたか。
昨年読んだ本(95冊)のうちで、一番良かったように思います。
作者の町田そのこさんの他の作品も読んでみたいと思っています。
楽しんでください。
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