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さそり猫の無流ブログ。

日常のつれづれを不定期で綴っています。

陽だまりの彼女 @越谷オサム

2013-10-24 14:53:36 | 読書
  読書は、日常生活になくてはならなかったはず、


  でしたが、この2カ月近く、その気持ちに持って行けなくて。


  そんななか、久しぶりに、小説を読みました。


  読めたっ!というだけで、とにかくほっと出来ました。


  以下、ひょっとして、ネタばれになっているかも。


        
   


  加えて、このファンタジーな、何とも言えない感じに、


  ときどき、涙  ・・・


  だって、猫が好きだから~


  映画も楽しみです。


  

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東京バンドワゴン、ふたたび。

2013-07-02 19:12:36 | 読書
 ほぼ2年前に既読の作品を、再読しました。

 当時は、スルーした気持ちを、確認できて、なんだ、

 シンプルなのに、温かいじゃないか、と感じました。


 この作品、10月から連続ドラマになるのですね~。


 青くんを亀梨和也さんが演じる、ということだけは決まっている

 ようですが、他のキャストは、どうなるのでしょう?

 


 かなり、個性的な我南人さんや、ナレーション(たぶん)のサチさん、

 藍子さんや紺さん、など何気に大家族ですから、興味深いですね。

 この作品、いくつかシリーズ化されているので、他も

 読んでみたいです。

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真夏の方程式@東野圭吾

2013-07-01 12:34:24 | 読書
 ガリレオシリーズの小説を読むのは、容疑者Ⅹの献身、以来。


 なので、内海薫刑事が、いつ登場したのか、わかりませんでした。


 どことなく、湯川博士が福山さん化している?のは気のせいでしょうか。


 後半部で、掴まれてしまいますね。”容疑者~”の時も然り、でしたが。


 守ろう、とする姿勢は恐れ多いですが、そのために、幼い子供に重荷を

 背負わせてしまうのは、どうよ?ですが。


 

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さよなら、手をつなごう@中村航

2013-06-13 12:25:52 | 読書
 10代向けの小説ながら、忘れてはならないこと、と

 忘れてしまったこと、を交互に思いながら読めて

 良かったです。

 自分の中では、必要な小説家だな、と読みながらいつも

 感じる事です。

 

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さよなら渓谷@吉田修一

2013-05-23 18:43:53 | 読書
 6月公開の映画の原作です。

 「横道世之介」が公開されたばかりですから、

 ハイペースですね。

 映画のチラシなどですと、少々官能的なものを匂わせますが、

 小説の方は、もっと、内面の探り合いとでもいいましょうか、

 姿にしづらいものを描いている、と感じました。

 ”不幸になるために一緒に暮らしている”とは、なんとも

 閉塞感ただよいますが、決して読後感は悪くはなかったです。

 

 

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ペンギン・ハイウェイ@森見登美彦

2013-05-06 14:34:14 | 読書
 ファンタジーなのかな?

 ちょっとすました少年と彼を取り巻く人々との
 
 日常も少し絡めてありますが。

 GW期間中は、あまり外出しなかったし、猫も相手をして

 くれなかったので、読めてしまいました。


 

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グッドカミング~トオルと猫、たまにネコ~

2012-07-09 16:01:28 | 読書
 久しぶりに新刊の文庫小説を買いました。

 ライトノベルというのか、ノベライズのような感じですが、

 舞台の中に、この間まで働いていた場所が出てきたりして、

 ちょっと、感慨深くなりました。

 ファンタジーなのかな、と思っていたら、そんなこともなくて。

 ”洋菓子店コアンドル”の作者だけあって、料理の描写は細かかったですね。

 

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ガール

2012-05-26 19:09:59 | 読書
 原作を先に読んでみました。

 面白くはあったし、こういう人いるよな~というリアル感も

 無きにしもあらず。


 しかし、バブルだね。2005年くらいなのに、今よりずっと優雅。


 マンション買うだの、はやりましたからね、当時。シングルから新婚まで

 買ってましたわ~確かに。

 
 ”人生の半分はブルー”っていうほどの不幸さも惨めさもない人たちだけど

 (お金に困っているわけでも、身内が病気なわけでも、なにより仕事が

 あるじゃないか)、それだけ狭い世間で生きてしまっているのかね・・・。

 そのせいか、なんとなく、それぞれのエピソードの終わり方が、晴れやかに

 感じましたけど・・・。

 

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軽蔑

2011-08-27 07:43:20 | 読書
 映画とは、異なるのだけど、これはこれで、とてもよかったです。

 もう20年近く前に書かれているからなのか、情緒豊かな表現も多々あり、

 それが新鮮で、真知子の職業がなんであろうと、品格なしの女性には思えないほど。

 映画との大きな相違を感じたのは、高利貸しの山畑とマダム。

 こんなふうに変えてしまえるなんて、監督の手腕すごいですね。

 ラストが、ちょっとびっくりするような、そうなの?どうなの?

 という、読み手の想像力に任せるようなくだりが印象的な小説でした。

 

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アントキノイノチ

2011-08-19 21:15:01 | 読書
 読み終わってから、しばらく呆然としてしまいましたね。

 まず、こういう話をさだまさしが書くことから考えられないし。

 登場人物の、心の繊細さとか、危険さとか、シンンパシイ感じすぎて

 怖くもありました。

 この主人公は、寸でのところで、事件を起こさなかったけれど、もう、自分自身の内側は

 ぼろぼろになってしまっていましたね。

 まあ、理解ある父、恵まれた職場環境(仕事は相当にきついけれど)、加えて、素敵な女の子

 に再会できたことなどが、それまでの負を消し飛ばすくらいの勢いで、立ち直りへと

 つないでいけましたけどね。

 残念ながら、皆が皆、そういう出会いにめぐまれるとは限りませんし。

 しかし、同級生を自死にまで至らせ、殺意を抱かせながらも、数年後には人の親になっている、

 という、悪童?には納得いきませんでしたが。

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