
30/25℃ 風強し
朝方ベランダから見る摩耶埠頭の南海上の雲は何時雨が降っても良い雲だが、夏休みも終わり今日は“二百十日”で防災の日に相応しい日で強力で雨をともない動きの鈍い大型台風12号が今夜から明日にかけ西日本にむけ北上し四国・紀伊半島に上陸しそうと気象台は注意と警戒を呼びかけている。 台風で思い出すのが昭和34年(1959)9月26日伊勢湾台風(15号)であり、室戸台風・枕崎台風とあわせて昭和の三大台風ひとつに挙げられている。 台風12号の進路予想図をウェッブみると伊勢湾台風と似かよっている。
この時は春に入社した年であり新潟支社に勤務していたが会社は午後から店舗を臨時閉店し、従業員に帰宅命令を出した。 午後4時ころ生家の新発田へ帰ったのだが、長兄は家屋などの台風対策準備はすでに完了していた。 10時過ぎに台風が通過したが停電となり暗闇を物が飛び交いぶっつかる音がして恐ろしかったのを記憶している。 幸いにも我が家は台風の飛来物があたったのか窓ガラスが2~3枚割れた程度で済んだ。 翌朝数時間遅れて通勤ダイヤが回復したが、車窓からみる蒲原平野の農家が数戸倒壊していた。 金沢の一戸建ての自宅にいた時も台風の度ごとに自宅の台風対策、特に庭の鉢物や野外テイーブルなどが吹き飛ばされないよう狭い小屋に収納したり、縄で固定させる作業は大変だった。 平成4年の台風19号も伊勢湾台風と同様のコースで屋根が吹き飛ばせれる程の台風通過だったが、近所の家屋は瓦が吹き飛ばされたりTVアンテナが倒壊したりして能登方面や金沢市内にも被害が出たが拙宅は何も被害は無かった。 この歳になっての台風の対策は億劫になるが、マンション住まいだからベランダの物を整理するだけだ。 取りあえず午前中に通常の買い物を済ませ、停電に備えラジオ付・手回し充電懐中電気とバッテリーだけを確認した。 摩耶ケーブルも強風で午前中に運休となり、15時過ぎには和歌山・奈良県に雷注意報・強風意報・波浪(高波)注意報と土砂崩れ注意報もあわせて出た。 16時ころには阪神間に雷注意報 強風注意報 波浪注意報が発令された。 どうも、この台風雨台風のようだが明朝以降近畿に上陸しそうだ。
これからそちらの方へ向かうようですが、大丈夫ですか?
神戸は