万世六兵太の乾坤一擲!

阪神と競馬を愛し、歴史を実学として学ぶ万世六兵太による単勝・複勝の競馬の展望・予想・勝負ブログ、日々のつぶやきも少々

一つの時代の終焉

2009年03月07日 02時48分12秒 | その他
今週は弥生賞とチューリップ賞、オーシャンSがあるが、知り合いと西のほうへ行く為に競馬はお休み。勝負レースは弥生賞であったが、買える環境ではないので無理せずにレース回顧だけに止めておく。

しかしながら競馬をやらない週でも競馬ブックは買ってしまうし、出走予定表までチェックしてしまうし、他の人のブログまでチェックしてしまう。

その中で自分に衝撃的なニュースが・・・。

自分の競馬ブログ『我が愛馬が凱旋門賞を制覇するまで』の管理者で自分のブログ友人であり、師でもあるモンジューさんが競馬ブログ無期限活動休止してしまったことである。

現実世界で多忙を極めていることや、あと競馬へのモチベーションが低下してしまったことが理由だそうです。

自分自身、色々とブログから予想スタイルや論理的思考、血統など多くを学び生かして、そして勝負の仕方を単勝と複勝にしたことはモンジューさんから学んだ手法です。モンジューさんの存在がなかったらおそらく去年は15勝も出来なかっただろうし、馬連や3連複の100円単位の遊び馬券で深く考えることなく競馬をダラダラ続けていたことでしょう。去年の競馬において非常に中身の濃い予想が出来たのも、深く考えて真剣勝負できるようになったのもモンジューさんの存在があったからだと・・・。

今年は宝塚記念あたりで予想シリーズの方と生観戦しながらオフ会でもあるのかなと、一度は生でお会いしたかったです。

しかしモンジューさんにも事情があるのでブログを休止するのは残念ですが、閉鎖はされていないし、復活の機会があるなら復活をと言うことも仰せになられているので、その日をずっと待ち続けています。自分も3度の休止期間を跨いで既に競馬に触れてから17年ですから・・・。

モンジューさんとは色々なブログでやり取りがありました。その中でうろ覚えですがブログに描いてあった幾つかのモンジューさんの名言をご紹介。

『幻の3冠馬、説明出来ない強さ』

ちょっとうろ覚えですが、06年の桜花賞にカワカミプリンセスが賞金で出られないのは残念と述べていた後、この馬が3冠をとるはずだったのに残念と言うことを桜花賞以前に予言していた。(結果桜花賞は除外、オークス、秋華賞は制覇)

『お金のためではなく自己満足のために馬券を購入しているので,単勝馬券を外したのでは喜べない。』

自分が単複予想を始めたときにモンジューさんのブログを一通り目を全部通して一番印象に残った言葉がこれです。自分もやはり的中させると言う自己満足のためにやっているほうが強いから単勝と複勝にこだわります。
けど最近は複勝でも良いかなとか思い始めて真剣さを描いているレースもあったから反省。結果としてはともかく京都記念と中山記念の単勝は自分の復活の兆しだと思っている。

『スポーツ新聞等を見ていると,戦前の大本営発表かと思ってしまうほど,ディープインパクトを賞賛する記事ばかり。稀に見る強い馬だし,頑張って欲しいとは思うが,凱旋門賞は彼の「ジャンル」ではないように思う。』

ディープが凱旋門賞に出走のときに述べていた言葉。その他にもフランスへ大挙した日本人のファンの競馬場のマナーが悪かったことについて、競馬がギャンブルと言う域を抜け出すためにはマナー向上についても辛口に言われていた。

『オーストラリアの競馬ファンが少し気の毒だ。日本のレースで例えるなら,有馬記念で外国馬にワンツーを決められたような感じだろうか。私なら,悔しくて三日三晩眠れそうにない。』

デルタブルースとポップロックが豪州の伝統GⅠメルボルンCでワンツーを決めたときに言われていたこと。自分はデルタブルースが勝ったことで有頂天だったが、考えてみればそうですよね・・・。自分も一晩は寝られない。

『おそらく+16キロくらいだと思う』

去年の日経新春杯で写真パドックのアドマイヤジュピタをみて、モンジューさんがこのように評した。そして本命馬をアドマイヤモナークにして単勝的中。しかもその日のジュピタの馬体重は+16キロだった。神眼。

『エイシンデピュティがまさかの2着敗退』

去年の産経大坂杯でダイワスカーレットが強いと言う記事はいくつもみたが、大坂杯の記事でエイシンデピュティのことについて言及していたのはおそらくモンジューさんだけだと思う。読んでいくうちに納得したが、タイトルまで『エイシンデピュティ敗れる』だから最初目にした人はおそらく目が点になります。(この時点でGⅠ取れるって何人の人が予想しただろうか?)

うろ覚えながら結構記憶に残っている記事をあげてみました。

特徴なのは論理的思考とユーモアが混じった文章なので最初のうちはどこまでがジョークでどこまでが本気かの境がつきにくいですが読んでいくうちにそれにはまりだします。

以前モンジューさんが「万世さんは誰かやりあう相手がいないと拍子抜けするのでは」と言うことを仰せでしたが、全くを持ってその通りですし、友人にも「最近単複の切れ味が悪くなったのは競う相手がいないからじゃないのか」と指摘されました。だからこそ単複勝負と言うきっかけを自分に与えてくれたモンジューさんには追いつきたい、追い越したいというので必要以上に食って掛かっていた部分もあります。

だからブログ休止という事実に衝撃を受けてます。

またモンジューさんが現役復帰するそれまで自分は刃を研ぎながらお待ちいたしております。


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
同感すぎ (tak-n)
2009-03-07 22:48:56
こんばんは。
まさかここでモンジューさんの思い出(一時的だと願ってますが)に浸れるとは。読んでいて、「そうだよなぁ。」と同感ばかりでした。特にカワカミプリンセスのところは衝撃でしたよねぇ。
静かに復活を願いましょう。
こんばんわ (万世六兵太)
2009-03-08 23:15:12
tak-nさん。お久しぶりです。
コメントありがとうございます。

そうですね。我々ができることと言ったら静かに復活を待つことですね。それまで予想シリーズでも大いに盛り上がりましょう。

Unknown (モンジュー)
2009-03-13 11:41:21
気分転換にと思い,久し振りにブログめぐりをして,今,この記事を発見しました。好意的に評価していただき,たいへん嬉しく思います。ありがとうございます。ただ,「一つの時代」は大げさですよ(笑)。

再び競馬に関する記事を再開できるように,自分自身,祈っています(休止の直接的な原因は私自身の問題ではないため,「祈る」しかありません)。

それにしても,jinさんが更新されていないのがちょっと気がかり…。
Unknown (万世六兵太)
2009-03-13 12:20:47
おおっ!モンジューさん。お久しぶりです。

馬連、3連単予想が主流で名をはせている人は結構いますが、その中で単勝勝負にこだわり信念を持っているのは2人しかいないと思っています。(一人がモンジューさんで、一人は里中氏)

自分もその考えから単勝と複勝という勝負に切り替えて、競馬に対する考え方というのを学びました。自分の中では競馬という趣味の中ではまさにモンジューさんは『一つの時代』です。

またやりあえる日をお待ちいたしております。

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