I think. Therefore I am

自由気ままなな文学活動
活用なき学問は無学に等し

そろそろ1年も終わる

2008-12-30 | 思ったこと・雑談
今年1年は良いことと、悪いことが複雑に絡み合う年でした

今年の春は卒論指導で教授とバトルしたり
卒業式でそれを巡りガチガチやったりと、あんまり良いとは言えない

それからまぁ、しばらくして田舎に隠遁
秋頃に今の雇い主から、持ってた資格を活かす場所にお雇いしていただき
職場環境にも恵まれ
去年の今頃に比べればまともな精神状態でこれを書けています

そういえば、今年は経済も大波乱でしたね
アメリカのサブプライムローンに端を発した経済問題が世界中に混乱を招き
いまや世界は大恐慌と・・・

学生は売り手市場の就職活動も、内定取り消しやらなんやら
結局は、団塊の世代が退職したことによる人員の穴埋めと
安い労働力の確保、辞めたければいつでもドーゾみたいな気風
ようするに「あんたの代わりはいくらでもいる」かのようなやつです

学部時代に自分は「大量採用の大量首切り」と予測していましたが
いまや、派遣社員は路頭に迷い、大学生の内定取り消し
今度は正社員にも手を付けるとかで
1年前に予測していたことが現実味を帯びてきたと感じる次第です


だからといって国の政治も
リーダーたる総理大臣がバタバタ3人も代わり、羞恥心の無さが顕著に現れる
そんなものだから、政治不信や経済不安は増幅
社会保険庁による年金改ざん
年金問題

人が人らしく生きる、もしくは老後の安定した生活
そういったものは、高齢者の懐にまで手を付ける「後期高齢者医療制度」

北海道滝川市の「介護タクシー生活保護費詐欺事件」は
なんら関係の無かった全国の生活保護受給者にまで影響を及ぼし
査定をはじめ、イロイロとハードルが高くなったようだ

ヤクザ者に無批判に2億4千万もの税金を湯水のように支給し
自分は騙された被害者だと言い張り
市民の血税で、2億4千万を返還すると言う

こんな方が政治の舵取りしてる間は何も変わらないでしょう
本当の被害者は税金を騙し取られた関係の無い市民である
自分の金でないから支給していた連中と一緒にされるのは納得いかん!

選挙で勝ったから何をやっても良いと言うのは民主主義ではなく独裁だ

それにも関わらず滝川の田村市長は責任の取り方を知らないのか
市長という職にいまだに固執し全国に恥をさらしている


国民が本当に安心して暮らしていけるのかという面では
原油・ガソリンの高騰による物価高

政治とは生活であるとどっかの政党は言っていましたが
まったくその通りになってしまったようです

一方で教育問題も有りました
中山元大臣の「日教組発言」
教育は学生のためにあるものだが、政治活動を学校でやっちゃならんわなと
公務員の政治活動は思想信条の自由以前に制限されてるし・・・


さてね、私と言えば
田舎に帰るときにある方から「政治家にでもならんのか」なんてお誘いを受けました
ご冗談をと
つまりそんな年でもないし、政治不信が多い中で誰がやるんだということです
私には向いていない仕事ですよって

それよりも、自分の学問を活用したり
ペン1本でやっていく職業に自分は向いているのかと感じた次第

こんな未曾有の不況の時代
自分の学問を活かしたり、好きな仕事をやれるのは幸せだと

来年も人に感謝したり謙虚な気持ちを持ち
福沢諭吉先生の言う「活用なき学問は無学に等し」とならんよう
「活用ある学問」を大事に暮らしていこうと思います

では


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