くりまんじゅうの日記

世間より少し いやだいぶん遅れている
老シーラカンスです。

ジュディ・オング倩玉さん。

2015-05-25 | 日記
高知県立美術館で 雅号ジュディ・オング倩玉さんの 木版画世界展を
先月から開催しています。

母の日プレゼントの前渡しと言って 4月にチケットを2枚もらいましたが
すっかり忘れておりました。

行ったかと聞かれ はっと思い出したのが開催終了の前日であり 何とか
流さずに済みました。



ジュディ・オングさんといえば すぐに頭に浮かぶのは 極楽鳥のような
衣装を広げて  魅せられて  を唄っていた 若い頃の姿です。

たまにTVのCMで見かけますが 私と同世代と思えぬほど 若くて美しく
何か国語も話せる才女と有名ですが 版画作家とは知りませんでした。



20代の頃に 棟方志功門下生の 井上勝江氏に師事 とのことですので
版画作家としての経歴はすでに40年になり 毎度 日展入賞の腕前です。

展示された作品は 日本家屋の静寂さを感じさせるものが多く また花の
作品もたくさんあって その中の一つ カトレアの版画は あのマイセンが
採用したそうで 東洋人では初の快挙 との説明文もありました。



多色刷りの場合 どうやって色を載せるのか 素人の私には疑問でしたが
このカトレアの場合 版木を11枚彫って 摺り重ねるという 順番の版木が
並べられており 小さい作品とはいえ 11枚も彫るのかと まず感心です。



売店では 各作品の版画が売られていましたが 小さい作品でも7~10万円
大きいものは 100万円以上します。



870円也の 金属のしおりを買って 作品名は 涼庭忘夏とのことですが
あらら  指紋が付きました。  
 
  
コメント (18)
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