ゴールデンエース普及の歩み

【月刊 養豚界】昭和61年2月号~平成22年12月号掲載記事

「着実な積み重ねが、勝負のカギを握る」

2021-08-03 09:42:15 | 日記
経済の好景気が31ヵ月も続き、「第2の神武景気」といわれています。しかし、それとは裏腹に全国百貨店売上高(111社257店)は、1,2%と低い伸びに留まったとあり、日本チェ-ストア協会も1,4%と4月に続き2ヵ月連続して低い伸びに留まったとありました。 養豚農業経営者も豚価と言い、また飼料の値上がりと言い、明るい材料がないままに8月を迎えました。 今月は、来年の経営が笑顔でやれるか、否かの試金石の月となります。笑顔の経営を行うのであれば、種付け、受胎を着実に成功させることです。活性酵素食品ゴ-ルデンエ-スは、特に自然発情の形で、離乳後5日~7日での発情再帰が認められ、面白いように種付けができます。 当然、産子数は勿論ですが、母豚胎内で受け継いだ、活性酵素食品ゴ-ルデンエ-スの効果と言うものか、その因子と言うものが子豚の体についているので育成がよく、更に念を入れて生後3日目にタンパク同化ホルモンのマクロビン1mg(帝国臓器製薬(株)製造)、併せて鉄剤1mgを投与します。 その結果の育成率は肉豚出荷時で判断する事ができます。最低年間で一腹20頭出荷です。種雄豚も乗駕欲欠乏の予防に、活性酵素食品ゴ-ルデンエ-ス1日30g投与すると、万全の対策と言えます。養豚農業経営と、おくまで農業にこだわるのは、家族労作であると言うことからで、通常は、夫婦が労働の一単位となっております。 活性酵素食品ゴ-ルデンエ-スを利用されている養豚農家は、豚の生理機能が一方向になっているので、それは安全に管理しやすいよ言うのか、事故もなく、しかもはっきりと結果がでるので奥さん達から繁殖を初め、子豚の離乳後の状態など自信を持った喜びの声を聞かされます。 以前にも述べたことがありますが、養豚農業経営と言っても、色々と充分でないなかでの経営です。その場合、豚の生理機能を万全に、しかも強健にしておけば、設備と労力とか品種の差などのハンディキョップを背負っても、切り抜けていけるものです。特に疾病については、相変わらず薬品とのおいかけっこの堂々めぐり、おまけにオ-エスキ-病と、宿題はなくなりません。 活性酵素「飼料で、しかも、疾病ゼロ、薬品購入代ゼロ、繁殖成績の向上、出荷頭数の増加と階段を一段一段上ぼる様にその答えが確実にでるからです。 8~9月に今年の種付け、受胎を済ませ、12月~1月に分娩のピ-クにもっていく。それが出来ない経営技術では、ますます苦しくなると言うことです。しかしロ-マは一日でならずの諺の如く、着実な積み重ねができるかが、勝負のカギと考えます。 養豚農業経営の皆様の健闘を祈ります。