
ミーリングマシンを導入して10年以上
導入と同時にお蔵入りとなったのがこの粗削り用のカンナ。
刃は幅がナローではあるものの仕上げ削りの角度で研磨して使用してはいますが。
埃を被りだんだん汚れて行く様を見てると、ふと救出したくなってきた(苦笑)。
高級なホーニングガイドも買ったことだし正確な角度出しも出来るので
私なりに粗削り用の鉋の再利用を考えてみた。
要は、粗削り用鉋で仕上げ削りを行えるか否か・・です。



粗削り用と仕上げ用鉋で何が違うかと言うと、
鉋と刃の幅・・ですが、もう一つ違うのは刃とフォームの間の角度。
ココからお勉強しました。
仕上げ用鉋は20度
粗削り用鉋は14~15度
その差は5~6度
という事は、仕上げ用の刃の削る角度は30度なので、
算数をすると、20-15+30 = 35
35度で刃を削ると仕上げ用鉋と粗削り用鉋の角度差はほゞ0となる

冶具のセッティング ストッパーの角度を35度に合わせて刃を固定
削ったのがコレ

なので35度にセッティングして研磨した。
一応数字の上での計算でやってみたが、
一つ気になるのが、元々5~6度の角度差がついている点。
刃の角度だけで差をなくしているので
その辺が気がかり。引っかかりやすいのでは?とかいろいろ不安材料はある。
なので、来週からになるかな・・1本また製作に入る予定なので
そこで使ってどうなるか試します。
ダメであれば仕上げ用鉋の20度に合わせるべく改造かな。
まっ、こう言う事を面白おかしく科学(って程でもないが)してみて
試行錯誤するのも楽しいですね。
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