バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

半人前のワラジ

2023年04月11日 13時09分30秒 | 病院の黒子(夕勤)
昨日、私が出勤した時の“手術用器具の洗浄”は大忙しの状態だった。みんながバタバタしていて、あちらこちらからカチャカチャと金属音が聞こえてきて… 一瞬、小学生時代の給食室を思い出してしまった。とてもじゃないが、先輩をつかまえて「私は何をすれば?」なんて呑気な質問をできるような雰囲気ではなかったので、私は挨拶もそこそこに自分のやれること(これまでに教えてもらったこと)を見つけて嵐の中へ突入した。

たまたま私の出勤時刻と複数の手術終了が重なってしまっただけ… なので、その嵐のようなバタバタが過ぎ去った後しばらくは正に台風一過… 平穏な時間が続いた。私の勤務時間帯は、職場全体の流れの中では終盤になるので、少しずつ後片付けをしながらの洗浄作業となる。まだ終わっていない手術の数などを考慮して、何と何を片付けて、何と何はそのまま残して… そこはまだ私では判断できないので、先輩の指示に従って行っている。

そして、それらが一段落したところでリーダーから指示があり、いつものように“手術室の清掃で出たゴミの処理”へ向かった。さらに昨日は、ゴミ処理が終わった後に“手術室で使用された備品の整理”を教えてもらった。そう、“手術室の清掃(専属)”から“器具の洗浄(専属)”へ異動… と思いきや、“手術室の清掃で出たゴミ処理”だけは手伝う(兼業)… からのぉ~ “手術室清掃に関連する作業”の追加であった。

これは、人材不足の中で“いかに効率よく行うか?”という問題に対する答えの一つだと思うし、個人的には、この二足のワラジ(正確には、右足が“手術室のゴミ処理”、左足が“手術用器具の洗浄”という… 半人前×2カ所=一足)が好きである。なぜならば、毎日どちらの作業場の仲間たちとも顔を合わせられるからねぇ~(何が“仲間たち”だよ… 一人でも多くの“女性たち”と挨拶したいだけだろ? ハハハ…)


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