朱禪-brog

自己観照や心象風景、読書の感想
を書いてます。たまに映画も。

読めても…

2022-12-18 10:49:16 | 随筆
文章を書くのは、難しいことなんだろうか・・・?

そも、何のために書くのか、目的はない。
あえていうなら、自己確認作業になるのだろうか

読書の楽しみは、その作者(作家)が書いた(書こうとした)テーマを知り
その作品から、人生の深淵をのぞき、その言葉の意味を読み手である
自身が知ることになるかと解釈する。

ある時は、驚きであり、体ごと揺さぶられるような情感であったりする。
そして、何のために読んでいるのか?もたまに わからなくなる。

暇つぶしなのか、一種の逃避なのか、楽しみなのか、知りたいという希求なのか
たんに、活字としてみれば
それは、紙に印刷された活字の列記でしかない。

手にとる本はほとんどが、故人となった作家の作品であることが
多い。

これもよくわからない・・・
が、発見もある
それは、その作家のある種の一貫性を垣間見るとき。

言動(書き物であるが)に一貫性が見えるときである。

それは思想とかではなく、人間や人生対する思いなのかもしれない。
処世訓とは違う。その作者の骨肉からほとばしる思いとなる。

思いは、受容、受け入れ、ともあらわされ、それは情感ではなく
愛だと云われる。
また、苦しみや哀しみをともに共感するのは、人のどういう行いなのかと
考えさせられるときもある。。。


ときには、食べるために生きているのか?
生きていくために、食べるのか?とも問われる。

いまここにある、存在は過去の集積であり、どんな人にも その人しかなしえなかった
歴史とその人はつながっている。
過去は、すぎさったものではなく、いまの自分そのもであると・・・・

こんなことを感じ、考えされ、もっと知りたいなどと思ってると
容易に書けない自分がいるのも、事実だろう。