先週金曜日にシネモンドへ行き、「チョコレートドーナツ」を観てきました。公式HP
原題 Any Day Now 2012年 アメリカ映画 監督:トラヴィス・ファイン
ルディ: アラン・カミング
ポール:ギャレット・ディラハント
マルコ:アイザック・レイヴァ
1979年、ルディはドラァグクイーンの格好で口パクで歌うショーダンサー。(映画「プリシラ」を思い出してしまった。)
舞台が終わり楽屋で「客席からいい男がアタシを見てた!」「そんなはずない、勘違い!」と仲間とおしゃべりしていたらその彼が楽屋へ訪ねてきました。彼は弁護士で名前はポール。二人は恋に落ちます。
ルディの住むアパートの隣の部屋に、ジャンキーの母親と一緒に住んでいるダウン症の少年マルコ。
ある朝、母親はマルコを置いて出ていき、ルディはマルコのことを相談しにポールの事務所へ行きますが、冷たくあしらわれてしまいます。
(あとで、「すまなかった」と詫びられるんですけど)
映画「モーリス」でモーリスの職場に会いに行ったアレクがやっぱり冷たくされるシーンがありました。台湾のドラマ「にえず」でも張孝全演じる小敏が一緒に暮らしているおじさまの職場にお弁当を届けに行ったら迷惑がられた・・・というのがあったっけ・・・。
結局マルコの母は麻薬所持で逮捕され、マルコは施設に入れられることになります。
でもポールがあちこちに働いて、ルディとポールの2人でマルコを引き取ることができるように。
ルディの部屋だと環境が悪いと思われるから、ポールの部屋で同居することにして、マルコの部屋も作って・・・とやたらと仕事早い。
「一緒に暮らそう、って誘っているのね?」
とルディはうれしそう。(世間には「ポールのいとこ、ルディ」っていうことになってます)
マルコの部屋を整えて、「どうぞ、君の部屋だよ」とポール。
ベッドの脇の棚には、ぬいぐるみや、飛行機のおもちゃ、絵本などがきれいに並んでいます。でも、突然シクシクと泣き出すマルコ。
マルコは人形のアシュリーが大好きでいつも一緒だから、ほかのおもちゃもあったらいいかな、というポールの思いやりだったんですが、ほかのおもちゃは嫌だったの??余計なことしてしまった???気の毒なくらいうろたえてるポール。
ルディがマルコを抱きしめて「どうしたの?」と聞いたら「・・・うれしくて・・・。」
ルディは「大丈夫よ。」みたいに振り返り、ポールはほっとして微笑む。
このシーンが一番好きなシーンでした。ルディの何もかも包み込むような笑顔。
あたたかくて幸せなシーンです。
3人で幸せに暮らしていたのに、育ての親は「いとこ同士」ではなく「ゲイのカップル」というのがばれてポールは職を失い、マルコは施設に連れていかれてしまった。
マルコはポールとルディと一緒に幸せに暮らしていたのに、2人ががゲイのカップルだったからと引き離されてしまった・・・。
マルコとの生活を取り戻すためふたりは裁判を起こします。
マルコはおやすみの時に、ルディにお話をせがむ。手元に本がない場合はルディの創作?のお話。
これもすごく好きなシーンでした。
お話はいつも
「昔々魔法の国にマルコがいました。」
で始まります。マルコはいつもいいます。
「ハッピーエンドにしてね」
東京のミニシアターで好みの映画が上映されるとき、いつも
「シネモンドで観られるのはいつ?」
と思ってしまいます。
市内の映画館で一番通っているのがここ。ひょっとしたら館内でお会いしてるかもしれませんね!
また遊びに来てくださいませ。私も伺いますね。
どうぞよろしく(^^)/
TB&コメントありがとうございました(*´∀`*)
いい映画でしたね~。
シネモンドはいい作品やってくれてますよね。
今後ともよろしくで~す(*´∀`*)
ながたちゃんとは大阪の映画祭でニアミスしたことあったよね。
うん、まだどこかの映画祭でお会いしましょう!
ここんとこ映画祭は全く行けてないよ。
またどこかの映画祭で会えるのを楽しみにしてるからねー♪
お元気でしたか??
チョコレートドーナツよかったよね。
ラストが違ってたらもっと幸せだったな。
昨日から東京国際レズビアン&ゲイ映画祭で東京にいます。
今私は池袋。10時過ぎのバスで金沢へ帰ります。
わたしも観たよ。
いい映画だった
けどね
ハッピーエンドの御伽話のように
いってほしかったなあと思ったりもしました。
やっぱり映画を映画館で観るのは楽しいよね。