御厨の呟き

主に政治・社会・科学あたりのことを書き散らしています。自給自足自存自衛を旨としていきたいです。

バイオエタノール

2006-08-07 19:26:22 | 政治
ラテンアメリカの挑戦 第2回「格差からの脱出 ~ブラジル・チリ~」を見た。

サトウキビから抽出するバイオエタノールに驚き。
そんな技術あったような、無かったような…取りあえず軽んじていたのだが、
ブラジルでは農場にプラントが建ち、さとうきびから砂糖だけでなくエタノールを生産しているとは知らなかった。

ブラジルではガソリンとエタノールのハイブリッド車が走っている。
今の日本のガソリン高を見ると、日本選択間違ったな~と思う。
やっぱ温暖化を考えれば脱化石燃料が良いし、中東紛争で価格が左右されるし。

日本もこれしろよ~と思ったが、いくつか難点。
第一に南米の半分を占める広大な国ブラジルだから出来るんだろうな。
第二にさとうきびは沖縄を含めてわずか。実際バイオエタノール沖縄で実験しているようだが。
とうもろこしもありらしいが、どっか国内の名産地あったっけ?
第三に日本企業が造ってない…ことはなかった。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20060327/100772/?ST=nboprint
これは日産だね。

日本でエタノール車が走らないのは、エタノールを収穫(?)できる穀物がないからか。
米じゃ無理なんだろうかと日本人は考えてしまう。
主食とバーターなのはつらいか。

ブラジルが市場を広げるために南米・東南アジア・中国・欧州と技術を広めているようだが、中国と聞いた時脊髄で拒否感が出たが、思い直せば、中国には喉から手が出る技術で、石油のためになりふり構わない外交も辞めてくれる、かつ農村がエタノール生産で豊かになれる=貧富格差の解消と考えればいいのではないか。

中東紛争が長引けば日本でも自然、エタノールなどへのシフトも考えられるだろう。
世界の石油へ依存度が下がれば紛争も激化しない…簡単に行く訳無いか。







長野終わったな。

2006-08-07 02:20:26 | 政治
田中康夫は長野県知事選で落選。
三選ならず。

地方自治体の首長の三選以上するのはどうかとは常々思っている。
何十年も君臨して王国化してるのってどうよ。
しかも自治故に国会で法制定して制限できないのは。

とか思いつつ、田中康夫は借金自治体の問題解決への良いモデルケースだと思ってなま暖かく見ていたのだが、、、落選。
個人的には寒いオヤジだとは思ってるのだが、有能な人間だとは思っているのよ。
知事交代して時代が逆行し談合自治体に戻るんでしょうかね、長野県。

で、使い捨てられた田中知事はどうするんだろう。
新党日本の党首もしているので中央へ参入する可能性もあるな。
10月の補選とか来年の参院選とか。

だが彼の能力を生かすには、知事や市長でないと無理ではないかと思う。
希望だが、次の(いつだ?)大阪府知事選に出て日本屈指の借金自治体を何とかして頂きたい。
脱ダムするダムはないが、無駄は捨てるほどあるので。
一期だけで十分改革出来そうだとは思う。
断行する奴がいないだけで。

おそらく圧倒的支持を得られるだろう、寒いネタ飛ばさない限りは。