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katorikku jyohou

嵐の舟で

2020-02-14 | 教会

マタイ

8:23それから、イエスが舟に乗り込まれると、弟子たちも従った。 8:24すると突然、海上に激しい暴風が起って、舟は波にのまれそうになった。ところが、イエスは眠っておられた。 8:25そこで弟子たちはみそばに寄ってきてイエスを起し、「主よ、お助けください、わたしたちは死にそうです」と言った。 8:26するとイエスは彼らに言われた、「なぜこわがるのか、信仰の薄い者たちよ」。それから起きあがって、風と海とをおしかりになると、大なぎになった。

マルコ

4:36そこで、彼らは群衆をあとに残し、イエスが舟に乗っておられるまま、乗り出した。ほかの舟も一緒に行った。 4:37すると、激しい突風が起り、波が舟の中に打ち込んできて、舟に満ちそうになった。 4:38ところがイエス自身は、舳の方でまくらをして、眠っておられた。そこで、弟子たちはイエスをおこして、「先生、わたしどもがおぼれ死んでも、おかまいにならないのですか」と言った。 4:39イエスは起きあがって風をしかり、海にむかって、「静まれ、黙れ」と言われると、風はやんで、大なぎになった。 4:40イエスは彼らに言われた、「なぜ、そんなにこわがるのか。どうして信仰がないのか」。

ルカ

8:22ある日のこと、イエスは弟子たちと舟に乗り込み、「湖の向こう岸へ渡ろう」と言われたので、一同が船出した。 8:23渡って行く間に、イエスは眠ってしまわれた。すると突風が湖に吹きおろしてきたので、彼らは水をかぶって危険になった。 8:24そこで、みそばに寄ってきてイエスを起し、「先生、先生、わたしたちは死にそうです」と言った。イエスは起き上がって、風と荒浪とをおしかりになると、止んでなぎになった。 8:25イエスは彼らに言われた、「あなたがたの信仰は、どこにあるのか」。彼らは恐れ驚いて互に言い合った、「いったい、このかたはだれだろう。お命じになると、風も水も従うとは」。

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そののち嵐がくると、セデバカンティストと名乗る弟子たちは、この舟にはもう主はいなくなったと言って、おのおの別の舟を調達して散って行った。

コンクラビストとされる弟子たちは、主はこの舟から消えてしまったが、実は別の所に隠れていていづれ出てくるからといって、新しい舟に乗り込んで出て行った。

それと似たアパリショニストと称する弟子たちは、聖母が現われて別の救いの箱舟に乗れとメッセージで言われたと言って出て行った。

また、マルセルとその弟子たちは、舟がひどい疫病に汚染されているのを見て、救命ボートで脱出し、感染が治るまでは距離をとってつかず離れず進むことにした。

ところが、マルセルが死ぬと、その弟子たちは、母船の食事がほしいがために、ウィルスのことを忘れて乗員の相互の乗入れを始めたので、ウィルスは知らぬ間にマルセルの救命ボートに広がっていった。

そのことを危惧した一部の弟子たちは、死んだマルセルの方針を継承するために抗い、更に別のボートを新たに作って乗り移っていった。

これらのことが起こっている間も、主は舳(へさき)で眠っておられたので、多くの者がもう舟は沈没して死ぬと絶望したり、世俗の客船に乗り換えるためにその戦艦から下船して行った。

 


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