志賀高原 たかまがはら温泉 白樺林の温泉露天風呂の宿

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12月19日

2013年12月19日 08時39分19秒 | Weblog
天気 くもり 気温-3度

南岸低気圧の影響で昨日午後より小雪がチラつきましたが薄ら積もった程度です。
今朝は日本海に出来た低気圧に向かい嫌な南風が吹き込んでいます。

本日は初滑りを楽しみにされて居られる皆様に、スキーの手入れについて書いて見たいと思います。
本当はシーズンの終わりにするのが一番ですが今からでも間に合います。
スプレー式の万能ワックスをスキーのテール(後)からヌリヌリします。
なぜテールからトップに向かって掛けるかと言いますとどうしてもウロコ状に
なりますのでトップから掛けるとウロコが逆目になりますのでテールから掛けます。
本来ならシーズン終了で掛けて置くのが理想です。
滑走面の酸化防止に役に立ちます。

よく選手顔負けのワキシングされて居られるお客様見かけますが
明日の1本!!に賭けるなら別ですが一般の方でアイロンを使って厚めにワックスを掛けて
削いで磨く必要はありません。
たぶん選手のワキシングを見たりお店屋さんで教えて貰ってやっているのだと思いますが
お店屋さんにはワックスが売れスキーが傷み大いに貢献すると思いますが
どうしてたっぷりワックスを塗ってそぎ落とすかと言いますと、滑走面の高分子ポリマーの
隙間に入り込んだチリや汚れを厚塗りで熱を加えたワックスの中に溶かし込んで
削ぎ落します。

選手のワキシングもだいぶ変わって来ました。
昔は、中間からゴールまでの雪温に有ったワックスを先ず掛けてその上に手塗りで
中間から上のワックスを掛けて最後はスタート地点のために魔法の粉を振り掛けて
いましたが、現在選手のワキシングを見ていますと1種類だけ掛けています。
メーカに寄っても違いますしワックスメーカーのマニュアルも色々変化しているのかも
知れません。またワックスは滑走面の高分子ポリマーに溶け込んだ状態が一番滑るように
出来ています。
アイロンを使って溶かし込めばそれだけ滑走面も傷みます。
選手のようにシーズン中しょっちゅうスキーを変えているようなら問題はありませんが
一般の方には向かないと思います。
万能ワックスを厚塗りにしてゴミや汚れを浮かしたままにして滑っている間に勝手に
削いでくれます。

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