志賀高原 たかまがはら温泉 白樺林の温泉露天風呂の宿

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12月12日

2013年12月12日 08時33分01秒 | Weblog
天気 大雪 気温-9度

朝まで西よりの風で30センチ程度の積雪となりました。
現在北風に変わり大雪になっています。

全山滑走可能を待ち焦がれて居られる皆様と、どうして雪が降るかをおさらいしましょう。
冬だから当たり前だろうと言う方はスルーして下さい。

地球が傾いて自転していますので北半球が冬の時は南半球は夏になりますからから始まりますが
本1冊分くらいになりますので端折ります。

冬、雪が降るのは西高東低の気圧配置と言いまして、西に(モンゴルや中国あたり)高気圧があり
東(太平洋あたり)に低気圧が配置されると、高気圧は時計回りに風を拭かせ
低気圧は時計と反対周りに風を吹かせ、北極からの冷たい空気を日本列島に
呼び込みます。日本の場合、日本海に対馬暖流(海流)という暖かい海水が流れています。
すると、冷たい空気と温度差ができ霧となって蒸発します。
温度差があればあるほど蒸発します。寒気が強ければ強いほど雪雲が発達します。
日本海の海水温が高ければ高いほど大雪になります。

地球温暖化で雪が降らないのではないかと心配される方もおりますが
対馬暖流も温度が上がりますので温度差は大きくなり寒気が同じなら
今以上に雪が降ります。ただ気温が-1.2度の地域では雪では無く
雨の可能性が多くなります。

また高気圧の勢力が大きい程、気圧の谷が出来て低気圧が発生します。
冬以外は低気圧が近づくと天気が崩れますが昨日のように低気圧が近づくと晴れます。
低気圧通過後に雪になります。
ただ寒気が入っても西回りで入ると山陰方面は雪になるのですが
長野の山沿いは寒いだけで雪はあまり降りませんし、志賀高原の場合 西風になりますと
北アルプスがブロックします。天気図の等圧線が真っ直ぐになると重たい雪は新潟に落ちて
軽い雪が邪魔をする山が無くて志賀高原に降ります。

実は日本は稀に見る大雪が降る国です。
積雪量世界記録は関西にある伊吹山だそうです。11.83m!!
大型観光バスを立てにした高さになります。
新潟県の旧高田市は街が埋まり煙突からの煙だけ雪原から出ていて
この下に高田ありと立札が立ったそうです。
降りすぎも困りものです。

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