岸田総理の「分配と成長」は言葉としては魅力的であり正しい。
だが、分配が増税を伴うならば立憲と同じ。成長は無いだろう。
景気全体が冷え込んで分配どころではない。菅直人じゃあるまいし
宏池会には増税を掲げて大敗した大平の例もある。ドМの伝統復活？
関東でM５の地震。官邸に入る際の岸田総理のコメントが印象的
淡々とありきたりの対策を述べるだけ。表情が全く無い。ロボット？
この人の本質だろう。本質は危機に表に出る。骨の髄まで官僚のようだ。
河野のように軽はずみではないが、結局は財務省の言い成りでは？
池田勇人の「所得倍増。私は嘘を申しません」は毎日テレビで流れた。
総理大臣がテレビで直接国民に訴える姿を今も鮮明に記憶している。
ドゴール大統領は「トランジスターラジオのセールスマン」と揶揄
だが、日本国民の関心は社会主義から経済成長へと大きくシフトした。
軍事力によらない"経済大国"。偶々ではあるが、世界史的偉業だと思う。
ただ、今考えると国民の人気は然程高くは無かったように思う。
とりわけ「貧乏人は麦飯を食え」との発言は低所得層の反発を買った。
真意は「豊かになるまで我慢しよう」だが、差別発言とも受け取れる。
21世紀に池田勇人は有り得ない。大平正芳の財政再建主義も時代錯誤
耳の大きな岸田文雄は人の意見を聞くと言うが、決断はできるのか。
枝野に比べれば人間的に遥かに上だが、温かい心の持主だろうか。
官僚目線の反国民的態度を見せれば、短命政権になりそうな予感
