あなたはサソリ派？皇帝派？（前編）

こんばんは。そろそろケータイのバッテリーが長持ちしなくなってきました。そりゃ「ぼーだふぉん」ですらなく「じぇーふぉん」って書いてあるヴィンテージものだもんなぁ（爆）

グラスホッパーです。



さてさて、今日は、、、鋭い人はタイトルだけで気づいたかもしれませんが、ブレイクショットの話。

ただし、

「厚みミスったら即ノークッションファールなくらいのソフトブレイク」

や、

「まだビリヤードはじめたばかりで、とりあえず腕だけのハードショットで厚みの精度を上げている段階」

のブレイクは対象外とします。


もちろん！

カッコつけたがりのＣ級のタワゴトなので、技術的には何の役にも立たないと思います。ブレイクの技術論が知りたきゃ、もっと上手い人のブログとか解説書をご覧くださいな。


では参ります、「バッタのたまにっき。」

『あなたはサソリ派？皇帝派？』

はじまり　はじまり～♪

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時に、その一瞬で勝負を決めかねないブレイクショット。それもハードなブレイクショット。これは大きく二つに別れるとバッタは考えています。


１．フルスイング型
代表的なのは”スコーピオン”ことアメリカのジョニー・アーチャーでしょうか。そう、常人には見えないような小さな埃までもこれでもかというくらい拾いまくる、おヒゲのお掃除屋さん☆（笑）

体が浮き上がるほどに左足を踏ん張り、後ろの台を蹴っとばさんばかりに右足を跳ね上げ、キューを的球に当たらんばかりに長く突き出す。アーチャーのブレイクキューにこっそりエクステンションつけといたら二度撞きしないかな、と好奇心にかられる今日この頃←ストロークで気づくってば（爆）

そこまで極端でないにせよ、解説サイトや解説書ではこういう「全身をフルに使うブレイク」を解説してることが多い、とゆーかバッタはそういうのしか見たことないです。皮タップや、フェーラルがちゃんとある樹脂タップのブレイクキューを使う人に多いように思います。


２．コンパクト型
代表的なのは”皇帝”ことドイツのラルフ・スーケーでしょうか。そう、笑顔がステキなスキンヘッドのナイスミドル♪（笑）

腕の振りは速いけど、体はホント最小限しか使わず、「左膝を伸ばしたら、自然と右足が寄ってきちゃいました」程度。キューは手玉と当たってから１ポイントちょいくらいしか出ていない。それでも決してパワーが弱いわけではなく、的球はけっこー走り回るんですな、これが。、、スーケーのは、ね（笑）
先角一体型樹脂タップのブレイクキューを使う人に多いように思います。



では、どっちが優れたブレイクなのか？

極論を言えば、全身の筋肉を総動員したほうがパワーのあるショットができるでしょうから、フルスイング型なんでしょう。
しかし、世界で十本、いや五本かな、の指に入るであろうスーケーがコンパクト型を使って、バッチリ実績を残しているのもまた事実。


ぶっちゃけ、どっちの方向性でも世界で通用するレベルに達するという実績を、この二人が作ってくれてるんです☆　いや～心強いですねぇ（＾＾）＜楽観


と、言いますか。
それぞれのブレイクキューに合った最適のフォーム、いやそれぞれのフォームに合ったブレイクキューがあるってことなんでしょうね。





ではここからは、カッコつけ論にはいりましょう（爆）

フルスイングとコンパクト、どっちがカッコいいか！（＞＜）
アクション映画に例えると、

フルスイング型は、筋肉ムキムキの主人公が、ダイナミックな回し蹴りやマイク・タイソン顔負けの鉄拳、そして力士ばりの体当たりで並み居るチンピラをバキバキと吹っ飛ばす。これは文句なしにハデでカッコイイ。

コンパクト型は、もうすっかり毛のなくなった「老師」という言葉が似合う（スーケーの毛髪事情とは一切関係ありません！（笑））拳法家が、ほとんど体も動かさず、トンっと手刀をいれる、スイッと掌底をいれる、ヒョイっとローキックいれる、そのたびに宙をおよぐ悪者。これはこれでカッコイイ。



バッタはどっち派かって？　、、、興味ないって？

まーそー言わず聞いてやってくださいよ（；；）


バッタは、
ビリヤードはじめた当初はフルスイングになりたかったけど、とあるきっかけ（またいずれ書きます）でコンパクトになりました♪



今回はこのへんで。
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後編は、コンパクトブレイクでなぜあれほどのパワーを生み出せるのかということを、にわか格闘マニア的に考えてみたいと思います。

お楽しみに！