トランスフォーマー 最後の騎士王

「アイアム,オプティマス・プライム」の口上は格好いいけど連発し過ぎで逆効果w



「トランスフォーマー 最後の騎士王」を昨日映画館にて鑑賞してきました。
マイケル・ベイ監督という事で大味な作品だろう？という期待を外さない見事な大味っぷりを堪能...正直お腹いっぱいです。
先日観に行く予定と書いた8/11公開の「スパイダーマン・ホームカミング」の時でもいいか？と思ってましたが別々にしといて大正解。

マイケル・ベイ作品に格調高いストーリーとか求めて観に行く人は居ないと思いますが、
それにしても場面と場面の繋ぎが雑過ぎません？という展開が多くて何だかねぇという感じでした。

前作に引き続き人間側の主演はケイド(マーク・ウォールバーグ)、「俺は要らないよそんなの」と言ってるのに重要アイテム(タリスマン)を無理矢理託されるんですが、
それは知らない人の方が珍しいんじゃないの？的な伝説上の人物由来のシロモノで、終盤そのタリスマンが剣にトランスフォームしてケイドがオプティマス・プライムを助けるシーンがあるのに、その剣の出番はそれっきりw
アー○ー王が持ってた剣と同じ(と思われる)という事はエクス○リバーという解釈で合ってると思うんですが、ちょっと勿体無い使い方だなぁと。
前作でトランスフォーマー達は恐竜が生きてた時代に既に地球来てたって事で、今作でも歴史の陰にはトランスフォーマーありという裏話が披露されるんですがこの作品、もっとシンプルな設定で良いと思うんですけどねぇ。

最後の方で思わず笑ってしまったのが「アイアム,オプティマス・プライム」からの格好良い台詞を言った後で、オプティマス・プライムがラスボスの居る場所へ"一人"で飛んで行ってしまうシーン。
その後バンブルビーや人間達(主人公含む)はオスプレイとかで苦労しつつ(犠牲も出しながら)その場所へ行こうとしてるので、「いや一緒に行けよw」と思わず突っ込みを入れたくなりました。
しかも到着してもオプティマスは居らず、その内誰の台詞だったか忘れましたが「オプティマスはまだか？」とか言い出すシーンには流石にこれはギャグなのか？と言いたくなりましたw
その後ヒーローは遅れてやって来るとばかりに美味しい場面でオプティマスが駆け付けるのですが、
なまじ登場するシーンが格好良いだけにそこに至るまでの話の流れが雑過ぎるのが気になりました。　

そもそも冒頭で書いた「アイアム,オプティマス・プライム」の口上の後「創造主よ待っていろ！」という締めくくりで終わったのが前作のラスト。
今作ではサイバトロン星まで創造主に会いに行ったは良いけれど、創造主にさっくり洗脳されて地球に多大なる迷惑(破壊)をもたらすきっかけを作ったオプティマス・プライムさんw
色々やらかしてくれちゃったのに最後に「地球は私の故郷」とか言われてもなぁw


↑何だか感想というより愚痴しか書いてないですが、次回作も映画館で鑑賞するつもりです。