源之助の日記

犬、花、鳥などの撮影が趣味の源之助が、デジタル一眼(主にミラーレス)で撮った写真を中心に、日々の出来事を綴るブログです。

アベンジャーズ インフィニティ・ウォー 感想

2018年04月29日 23時56分34秒 | 最近見た映画


昨日アベンジャーズ インフィニティ・ウォーを(2D字幕)で2回鑑賞してきました。
映画鑑賞は週末毎に1~2本とコンスタントに観に行ってるのですが絶賛放置プレイ中のこのブログ、、、
放置プレイが続くとどうにも更新自体が億劫になってダメですねw

それはともかくインフィニティ・ウォー観賞前のおさらいとして、
マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のブルーレイで出てるこれまでの作品全て、
アイアンマン~マイティ・ソー・ラグナロクまでブルーレイ視聴マラソンをした上で昨日見てきました。

まあ自宅でそんな事をやってた上に(計17作品)先日まで上映してたブラックパンサーは3回観に行ったりしてたので、ブログ更新に割く時間が物理的になかったのも事実なのですがw


↓見に行った映画館や公式HPストーリー紹介からのコピペ↓

アイアンマンやハルク、キャプテン・アメリカ、スパイダーマンはじめマーベル・コミックが誇るスーパー・ヒーローたちによって結成されたドリーム・チーム“アベンジャーズ”の活躍を描く空前のメガヒット・アクション超大作の第3弾。

それぞれ異なるパワーを持つインフィニティ・ストーンが六つそろうと、世界を滅ぼせるほどの力が得られるという。アイアンマン(ロバート・ダウニー・Jr)、キャプテン・アメリカ(クリス・エヴァンス)、スパイダーマン(トム・ホランド)らアベンジャーズはほかのヒーローたちと共に、インフィニティ・ストーンを手に入れようとたくらむサノス(ジョシュ・ブローリン)に立ち向かうが……。

アベンジャーズなどのヒーローが結集し、強敵サノスとの戦いを繰り広げるアクション大作。サノスの侵攻に、アベンジャーズのほかドクター・ストレンジ、ブラックパンサー、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーらが力を合わせて立ち向かう姿を描く。アイアンマン役のロバート・ダウニー・Jrをはじめクリス・エヴァンスやベネディクト・カンバーバッチ、トム・ホランドらが出演。『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』などのアンソニー・ルッソとジョー・ルッソがメガホンを取る。



土曜日の朝イチ上映を観て昼からは先週2D字幕でみたレディ・プレイヤー1を、今度は3Dで観るか?と思ってたのですが、
結局インフィニティ・ウォーをそのままもう1回鑑賞する事にw
ちなみに前売り券(ムビチケ)はまだ1枚あるので上映期間中に最低でもあと1回は鑑賞する予定w

見終わった感想としては原作準拠だと1回はサノスにフルボッコされるのは分かっていたとは言え、
今作では完全にアベンジャーズの面々が敗れて終わりというのがかなり冒険してるなぁと。
一応今回の全滅(というか半壊)はドクターストレンジが予知した唯一希望のもてる展開なんだろうな?
という事は予想出来ますが、それでもサノスの指パッチンで消滅しなかったヒーロー達も完全に心折られるラストで終わってましたから。
仮に全滅してもストレンジのタイムストーンで巻き戻してパッと見分かりやすく希望の持てるラストにしなかったのは、MCUが10年かけて20作品近くの映画という積み重ねがあったから出来る事で、
重苦しくはありましたが凄いモノを観させてもらったという感じです。

来年の今頃、続きが観られるのは分かってるとは言え待つのが辛いラストでしたけども。


今回、あからさまに前編という落ちなので、
ちゃんとした感想(というか評価)は来年公開の後編(アベンジャーズ4)を観てからですね。




しかし蓋を開けて見れば、

サノスのサノスによるサノスの為の話でしたねぇw

公開前、色んな考察がされてましたがまさか穏やかな顔で

一人静かに朝日(夕陽?)を眺めるサノス、、、

という農夫エンドとはw


アベンジャーズと愉快な仲間達の活躍(負け試合ともいう)はきっちり描かれてましたが、
主人公サノスのお話に彼等が絡む、ともとれる内容だったのも冒険してるなと。





以下気になった(シビれた)シーンをとりとめなく、、、

ワンダとビジョンの危機に颯爽と現れたキャップの登場シーン、
決して激しいアクションではなく投擲された槍を片手で受け止め、
その後光があたるだけなのに何であんなにもカッコイイのかw
アベンジャーズのテーマ曲が流れるのも良いです。

ガモーラとピーターのキスシーンのドラックスwww

ラスト付近、ハルクバスターではしゃぐブルース博士がズッコケるのを
ゴミを見るような目で見るオコエ姐さん、、、www

同じくラスト付近でのソーの無双は素晴らしい!!

サノスの指パッチンで消滅していく面々、特にピーター(トム・ホランドの方)とバッキーは見ていて辛かった。



1回目の鑑賞時には不覚にも気付かなかったのですが、

冒頭での毎回お馴染み

MARVEL STUDIOSのロゴが↓

MARVEL STUD
10S (10の部分の色はうろ覚え)

↑となってるのに気付いて鑑賞後の余韻もあって2回目観賞時には初っ端から涙腺が緩みっぱなしでした。




何だかとっ散らかった感想記事ですが今回はここまで。



15時17分、パリ行き 感想

2018年03月14日 23時26分15秒 | 最近見た映画


前回の投稿で単体感想記事はまた後日、と書いてから間が空きましたが、、、




この映画、観に行く前にまず気になっていたのは何と言っても、
実際に起こったテロ事件を映画化する際に事件の当事者が本人役で出演してる点でしょう。
ただ実際に観賞してみると前回の記事と重複しますが、夢にも思わないと書いているように、
全く違和感なく見れたのが面白かったなと。




↓見に行った映画館や公式HPストーリー紹介からのコピペ↓

2015年8月21日、554人の客が乗るアムステルダム発パリ行きの高速鉄道タリスに、武装したイスラム過激派の男が乗り込み無差別テロを企てる。乗客たちが恐怖に凍り付く中、旅行中で偶然乗り合わせていたアメリカ空軍兵スペンサー・ストーンとオレゴン州兵アレク・スカラトス、二人の友人の大学生アンソニー・サドラーが犯人に立ち向かう。

クリント・イーストウッド監督が、2015年8月に高速鉄道で起きた無差別テロ事件を映画化。列車に乗り合わせていた3人のアメリカ人青年がテロリストに立ち向かう姿を描く。事件の当事者であるアンソニー・サドラー、アレク・スカラトス、スペンサー・ストーンを主演俳優に起用し、当時列車に居合わせた乗客も出演。撮影も実際に事件が起きた場所で行われた。





クリント・イーストウッド監督の前作『ハドソン川の奇跡』では話の焦点が飛行機の不時着事故そのものではなく、
事故後、機長のハドソン川に胴体着水するという決断は果たして妥当なものだったのか?という事後に力点が置かれてましたが、
今作『15時17分、パリ行き』ではテロ事件を最小限の被害に抑えた若者達は一体どんな人物だったのか?
事件の話よりもその直前までの彼らの半生の話がメインというのが前作との対比になっていて面白いなと。

テロ事件そのものはあっという間にスピード解決してしまうので、
1本の映画にする為に事件の当事者達がどんな人物だったのか、
所謂キャラの掘り下げを行う、、、と言うのはまあ分かる話ですが、

アメリカン・スナイパーのクリス・カイルのように狙撃で100人以上を射殺したとか、
ハドソン川の奇跡の機長のようにキャラが立ってる訳ではない普通の若者なので、
テロ事件を題材にした映画でありながら山も谷もオチもない過去話がメインになっているというw

パンフレットの解説には過去話の部分は全然起伏がない話、なんて書かれてましたw
まあ全く起伏がない訳ではなく学校生活や私生活で問題が起こったり挫折を経験したりと、
それなりに色々な出来事が3人の人生にもあるのですが、
所謂一般人の当たり前の日常を淡々と描いていたのに面白かったのが不思議です。


何だかんだでクリント・イーストウッド監督の実話映画ではこの作品が一番好きかも?です。 

今日観賞してきた映画は、、、

2018年03月04日 23時38分11秒 | 最近見た映画
『ブラックパンサー』(字幕)
『シェイプ・オブ・ウォーター』(字幕)
『15時17分、パリ行き』(字幕)
以上の3本でした。




3本とも素晴らしい映画で丸ごと1日映画三昧で堪能したーという感じです。
疲れましたけどもw


ブラックパンサーはどうしても字幕で観賞したかったので、一つの映画館で3本見れなかったのが地味に疲れましたw
ブラパンを字幕で上映中の映画館ではシェイプ・オブ・ウォーターと15時17分、パリ行きは上映してなかったというw



『ブラックパンサー』

ヴィブラニウムがあまりにも、そうあまりにも便利アイテム化し過ぎてどうなん?
と思いますがこの後サノスが地球に攻めてくるならこの位は地球側も戦力アップしないと、、、てことですかねえ。
シビルウォーの直後という事でワカンダにはキャップ(キャプテンアメリカ)が滞在中というか匿われてる筈なんですが、
劇中で音沙汰が全くなかったのはチョイと寂しかったかも、、、
この時キャップは仲間(ファルコンやホークアイ)を助けるためにあの海中刑務所破りに行っていて物理的にワカンダにはいない間の話なんじゃないか?
という考察をしてる人が居て「なるほど!!」と思いましたが、それならそれで陛下の口から言及する程度で良いので触れて欲しかったですね。



『シェイプ・オブ・ウォーター』

とても良質なおとぎ話という感じでした。
ヒロインと彼のラブシーンは幻想的でしたが、割と意表をつく感じで結構生々しい自慰やセックスシーンが差し込まれるのが何ともw

それはそうと最後にヒロインの首元の傷跡から〇〇が生えて彼と同〇化するシーン、、、
元々彼女も〇種の〇族だったのか?それとも彼のアデランスも真っ青の細胞賦活?作用でそうなったのか?
まあ作品のテーマからするとどちらだろうと構わないのですが気になりましたです。




『15時17分、パリ行き』

私は事前情報として知ってましたが知らずに見たとして、
まさか主要登場人物を実際の事件現場に居た当事者本人が本人役を演じてたなんて夢にも思わなかったでしょう。



単体感想記事はまた後日。


11月と12月、1月に見た映画

2018年03月02日 23時30分09秒 | 最近見た映画
先日の投稿では触れませんでしたがかなり久々の更新です。
年末年始にはインフルエンザになったりと色々とあったのですが、
2月に入ってからはカメラ片手に出かけたりそこそこ元気にやっておりました。

ブログが放置プレイ中に観に行った映画は以下の通り。
2月に観に行った映画は単体記事をアップするかも?知れないので、
(「グレイテスト・ショーマン」とか「さよならの朝に約束の花を」とか)
取り敢えずは11月から1月に見た映画を、、、




<11月>

マイティ・ソー ラグナロク 

シンクロナイズドモンスター

チェイサー

GODZILLA 怪獣惑星

ローガン・ラッキー 

ジャスティス・リーグ


<12月>

鋼の錬金術師

スターウォーズ


<1月>

キングスマン ゴールデンサークル

マジンガーZ/INFINITY

ジオストーム



11月に観に行った中ではジャスティス・リーグに関して、
単体映画をロクにやらずに『ヒーローだよ、全員集合!!』という事なので一抹の不安が。
観に行く前に書いてますが、まあそこそこ綺麗にまとめてたかなあ、という印象です。
ヒーロー達の描写は及第点でしたがそれ以外については尺が足りてない感が凄かったですがw

ま、劇場公開時のバットマンVSスーパーマンのような酷い出来ではなかったので良かったです。
(バットマンVSスーパーマンも未公開映像を含めたディレクターカット版ならw)




12月の2本に関しては、

鋼の錬金術師は仮に実写ドラゴンボールやデビルマン並みの酷い内容だったとしても、
原作作者の書下ろし漫画を1100円で買ったと思うことにしよう!!
(原作漫画は全巻持ってる程度にはハガレンファンです)

↑と大幅にハードルを下げておいたので割と楽しめましたw

スターウォーズに関しては、、、
『冒頭の艦隊戦がとてもとても酷いのが最後まで気になって』
イマイチ楽しみ切れませんでした。
具体的には、
『宇宙空間で固定ロックが外れると"下"に向かって"落ちていく爆弾"』
↑の一連のシーン、、、反乱軍の酷いデザインの宇宙船も相まって腹筋がかなり鍛えられましたw

まあ全体を通して見れば決してつまらなかった訳では無かったのですが。





1月の3本に関しては、

キングスマン ゴールデンサークルは前作と比較するとかなりトーンダウンですかねえw
これも決してつまらなかった訳では無かったのですが、
人肉ミンチはちょいと下品というかよろしくない気がw


マジンガーZは思いのほか良い出来で楽しい時間が過ごせましたw
既視感のあるどこかで見たような演出であり展開だったのですが、
『要するにど真ん中直球勝負の王道ストーリーってことな訳です』
それがマジンガーZという題材には良くマッチしてたなあと。
変に奇をてらった小難しいお話にしなかった製作陣に拍手を送りたいです。




ジオストームは、、、
突っ込み所が多すぎる内容でしたが、退屈だけはしませんでした。
取り敢えず大統領の『結婚しろ!!』の一連のシーンは良かったです。






さて、明日はブラックパンサーとかを観に行く予定だったのですが、急遽休日出勤をすることにorz
なので『陛下の雄姿を拝めるのは明後日以降という事にw』

ま、気に入った映画のセル盤を2,3枚余分に購入出来ると考えれば悪くないですがw




GODZILLA 怪獣惑星 感想

2017年11月19日 09時37分35秒 | 最近見た映画



先日公開の映画『GODZILLA 怪獣惑星』を鑑賞して来ました。
ある程度予想通りではあったのですが、

前日譚である小説「怪獣黙示録」を事前に読んでるか読んでないかで評価がガラリと変わりそうだなと。


↓見に行った映画館や公式HPストーリー紹介からのコピペ↓

突如出現した怪獣たちと彼らを倒すパワーを持つゴジラを相手に戦ってきた人類だが、次第に力を失い地球を脱出しようとする。人工知能によって選別された者たちが恒星間移民船・アラトラム号でくじら座タウ星eにたどり着いたが、そこは人類が生存するには過酷な環境であることが判明する。アラトラム号に乗る青年ハルオは移住の道が閉ざされたのを機に、地球に帰還して両親を殺した敵でもあるゴジラを倒そうと決意。長距離亜空間航行で2万年の歳月が流れた地球に戻るが、地上の生態系の頂点にはゴジラが位置していた。

日本映画界が世界に誇るゴジラを劇場長編アニメ化。これまでのシリーズにはなかった世界観やビジュアルで、ゴジラをめぐるドラマが繰り広げられる。監督には『名探偵コナン』シリーズなどの静野孔文、『亜人』シリーズなどの瀬下寛之、ストーリー原案と脚本には『魔法少女まどか☆マギカ』シリーズなどの虚淵玄と、日本アニメ界をけん引する実力派がスタッフとして名を連ねている。彼らが生み出す、新しいゴジラ像に目を奪われる。




1つ前の記事では「小説読みました」という程度にしか内容に触れてないので黙示録について簡単に紹介すると、
20世紀も終わりに近い1999年5月アメリカに現れた「カマキラス」を皮切りに様々な怪獣が出現、
当時約70億人だった人口が「地球外惑星への移民計画」が実行される2048年には5億人程度にまで減少し、人類の生息圏も南米を残すのみとなっていた、、、という人類の敗北の歴史が淡々と描かれます。

本を開くとまず冒頭で1999年から2048年までの出来事を簡単に3ページにまとめた年表があるんですが、この年表がまた秀逸でしてちょっとだけ引用したいと思います。


1999年5月
アメリカ合衆国・ニューヨーク~ボストン
出現怪獣呼称:『カマキラス』/推定死傷者数:約250万人。
確認された最初の巨大生物「怪獣」
ニューヨーク、マンハッタン島の南西アッパー湾の海中から出現。上陸からの72時間で北東方向に330kmを移動、通過地域を破壊しつくす。
ボストン近郊のポーツマスで空軍攻撃隊によるレーザー誘導地中貫通爆弾「バンカーバスター」の一斉攻撃で撃退。

中略

2017年12月
オーストラリア連邦・シドニー~ニューカッスル
出現怪獣呼称:『ダガーラ』/推定死傷者数:約670万人

中略


2030年
アメリカ合衆国・西海岸エリアにこれまでとは違う「怪獣」出現。
出現怪獣呼称:
『ゴジラ』
推定死傷者数:約870万人/人類生存圏確保率:56%/世界人口=推定23億人。
ロサンゼルス~サンフランシスコまで壊滅。
従来の「怪獣」個体とは比較不可能な甚大な被害が発生。

※同時出現した別個体の怪獣3体は「ゴジラ」によって殲滅され、沈黙。

中略


2042年
『ゴジラ』の活動活性化を確認(出現回数=8回)
出現怪獣:ゴジラ/推定死傷者数:3億人/人類生存圏確保率:19%/世界人口=推定10.2億人
生存圏消失域:アメリカ合衆国東海岸全域・アフリカ大陸北部・ユーラシア大陸の50%


2045年
『ゴジラ』をユーラシア大陸に封じ込める「オペレーショングレートウォール」を実行。
ユーラシア大陸・ヒマラヤ山脈付近の平野部のプレート境界断層を熱核爆弾2000発で破壊。
大断層帯(幅:1㎞/深さ800m/総延長1万㎞)を形成し、約1年間「ゴジラ」の進行遅滞に成功。

中略

2048年
「地球外惑星への移民計画」実行予定


↑とまあこんな感じで小説冒頭の年表を読むだけで絶望的な状況なんだなというのが良く分かる出だしになってます。

(引用部分は観に行く前に書いておいたのですが、帰宅してパンフを見たらほぼ同じ内容が記載されてましたw)


正直なところ3部作にするなら前日譚の『怪獣黙示録』が第1章で良かったのでは?
と小説を読み終えた時には思ったものですが、
映像化するにはデリケート過ぎる話が多いので仕方なかったのかも知れません。
(例を上げると肉壁というか数千万人単位(もしくは億人単位)で見捨てられた難民の死傷者の話とか)





↑さてそんな感じの前日譚があった事をふまえつつ映画『怪獣惑星』の感想ですが、、、

取り敢えず主人公のハルオが馬鹿じゃなくて良かったですw
『怪獣黙示録』においては絶望的な状況で人間の汚いエグイ部分が描かれつつも、
それでも印象に残ったのは人間賛歌であり名もなき人々の善性、といった部分だったので、
そんな人々の犠牲の上で生き残った(選抜された)
移民船の人達が馬鹿だったら嫌だなあと思っていたので。

ストーリーの方は3部作なので中盤から出てくるゴジラが所謂ラスボスでないのはある意味お約束な話で、苦労して倒した後もっとデカイのが出るんですよね?という期待を裏切らない真打ちの登場でシビれましたw
予め展開が予想出来ていても圧倒的な巨大感と絶望を感じさせてくれる良いラストでした。




最後に気になった点を。

主人公達の乗っていた移民宇宙船アラトラム号の2ヶ月前に出航したオラティオ号はこの先話に絡んでくるのか?
目指す先もはくちょう座ケプラー425(1400光年先)とくじら座タウ恒星系(11.9光年)を目指したアラトラム号とは全く違うのですが。
ちなみにオラティオ号の方は冷凍睡眠装置(コールドスリープ)が用意されていて収容人数もアラトラム号の5千人に対して1万人。  


エンドロール後に出てきたハルオを助けた少女は黙示録で出てきたミラの子孫(多分モ○○関係の巫女)でしょうが、次回作の冒頭辺りで多少は説明されるのかな?
















マイティ・ソー ラグナロク 感想

2017年11月05日 13時35分30秒 | 最近見た映画


マイティ・ソー ラグナロク (バトルロイヤルとは言いたくないw)3D吹替で鑑賞。


とても楽しんで鑑賞出来たのですが良かった所だけではなく
『これはアカンやろw』的な部分もあり、、、



↓見に行った映画館や公式HPストーリー紹介からのコピペ↓

アベンジャーズのメンバーであるソー(クリス・ヘムズワース)の前に、邪悪な敵ヘラ(ケイト・ブランシェット)が出現する。ヘラはソーの武器ムジョルニアを破壊し、ソーを宇宙の果てへと飛ばしてしまう。とらわれの身となったソーは、脱出を懸けてチャンピオンと対決することになり、彼の前に現れたのは……。

『アベンジャーズ』の一員であるソーを、クリス・ヘムズワースが演じたアクションシリーズの第3弾。ソーのハンマーを破壊するほどの力を持つ敵が登場し、宇宙の果ての星でとらわれの身となったソーが戦う姿を活写する。クリスやロキ役のトム・ヒドルストンに加え、ヘラ役で『ブルージャスミン』などのケイト・ブランシェットが出演。『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』などのタイカ・ワイティティが監督を務める。





(MCU)マーベル・シネマティック・ユニバースの17作品目にあたる
『マイティ・ソー ラグナロク』ですが、
ストーリー展開については色んな所で語られてるので割愛して
良かった所や気になったもしくは突っ込み所を箇条書きにしてみました。



まずは『これはアカンやろw』と思ったのを2つ


<その1>
辺境惑星サカールでソーが囚われの身になっていた時の拘束用のビリビリアイテム、、、
仮にも雷の神であるソーが覚醒状態の時にも思いっきり効き目があったのは如何なものかw

<その2>
アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロンのラストから行方不明になっていたハルクが
「何故に」宇宙の辺境の惑星であるサカールに居たのかw

公式HPでは「クインジェットでサカール星にたどり着くが」となってるけども、
そもそもクインジェットは大気圏内でのみ飛行可能なVTOL機じゃなかったのか?
少なくとも私はそう認識してましたw

ソーとロキがアスガルドまで転移?してる最中に弾き跳ばされてサカールに~程度の説明すらないのはねぇw
『野暮な突っ込みなのは分かってますがw』



次に「鑑賞しつつツッコミを入れたところ」

ヘイムダルさんの〇金聖闘士な鎧姿は~?
ラストバトルでもあの姿が見れなかったのがとても残念でした。

終盤でヴァルキリーの服をソーはどこで手に入れたのかw

ロキは出番の度に出落ち芸人のような演出ですなwと笑いながら見てました。
ネットの感想まとめとかで『ソーは雷の神様』、『ロキは笑いの神』とか書かれてて草

ソーの取り巻き(浅野忠信とか)が瞬殺だったのが残念、子悪党のスカージにすらちょっとした内面描写や改心してからの殉職といった見せ場があったのにw

ムスペルヘイムの王『スルト』は冒頭の戦闘はともかくとして、ラストはホントにただの舞台装置になってて哀れw

あと予告でも流れてた巨大化したスルトにハルクが飛びかかるシーンが

『まさかギャグシーンだったとはwww』

あとこれは見終わってから知った話ですが、劇中劇で下手な三文芝居を演じてたのが、ソー役がクリス・ヘイムズワースのお兄さんなのはともかく、
ロキ役をマットデイモンがやってたのには気付きませんでしたw


↑まだまだ書きたい事はあるのですが今日忙しいのでこの辺で。
ひょっとしたら日を改めて後日追加で感想その2を書くかも知れません。




昨日見てきた映画は2本

2017年11月04日 00時00分01秒 | 最近見た映画


今日、というか昨日劇場観賞してきた映画は、マイティ・ソーとシンクロナイズドモンスターの2本。
先ほど帰宅(11/3の22時半頃)したばかりで単体感想を書く暇が無い(明日は仕事なのでもう寝たい)ので、
軽く2,3行ほど、、、


 マイティ・ソー ラグナロク (バトルロイヤルとは言いたくないw)(3D吹替で鑑賞)

予想は出来てたけどかなりコメディ寄り
ロキはギャグキャラ化が更に拍車がかかってて草
色々と突っ込み所満載だったけど楽しめましたw




 シンクロナイズドモンスター(字幕)

アン・ハサウェイが思った以上にダメな女(グロリア)を演じてたのが良かったw
故郷に帰って再会した幼馴染が最初の良い人のイメージを覆すかのように、
異常な側面を徐々に見せていく展開は割とホラー
一連の怪獣騒動を収束させる為にグロリアが取った行動、というのが目から鱗というかトンチが効いてて面白かったですw

10月に見た映画のまとめ

2017年10月30日 00時00分01秒 | 最近見た映画


10月に劇場鑑賞した映画は以下の9作品でした。


10/07
エルネスト

10/14
猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)字幕
劇場版 Fate / stay night [Heaven's Feel] 第一章

10/21
バリー・シール/アメリカをはめた男 字幕
劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き コトラ家族と世界のいいコたち
斉木楠雄のΨ難

10/22
アトミック・ブロンド 字幕
コードギアス 反逆のルルーシュI 興道(こうどう)

10/28
ブレードランナー 2049 字幕






<エルネスト> 

私の中ではオダギリジョーという俳優は仮面ライダーのお兄さんってイメージがどうしても抜けなかったんですが漸く払拭された感じw


<猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)字幕>

シーザーの物語としては綺麗にまとまってたと思いますが、
創世記でチョイ出ししてた伏線を投げっぱなしジャーマンでぶん投げてるので、
猿の惑星の前日譚としてはダメダメでしょうw
いや面白い映画なのは確かなんですけどもw



<劇場版 Fate / stay night [Heaven's Feel] 第一章>

非常に丁寧にHeaven's Feelの話を映像化してたので、大画面で鑑賞出来て良かったです。
あと単体感想では書き忘れてたけど、
ランサー兄貴がビルの上を疾走するシーンがトム・クルーズ走りで草


<バリー・シール/アメリカをはめた男 字幕>

単体感想と重複しますが麻薬の密輸で大儲けして事業を拡大していく課程を痛快娯楽な感じに描くのはまあ映画だから良しとしても、
麻薬に手を出して人生を棒にふった第三者の話が全く描写されないのはねぇ、、、 
負の部分に関する描写が義理の弟が消される(多分麻薬カルテルに)のとバリー自身が最後アメリカに嵌められて財産没取の後マフィアの殺し屋に銃殺される部分だけでしたから。 



<劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き コトラ家族と世界のいいコたち>
(タイトル長いねw)

あの山も谷もオチもないお爺ちゃんが猫と戯れるだけの『岩合光昭の世界ネコ歩き』を最初っから最後まであのノリで映画でやろうとか企画を考えた人は頭オカシイ(誉め言葉ですw)

凄く楽しんで鑑賞出来たのですが劇場パンフが無かったのが残念でした。
まあ関連書籍は色々劇場でも売ってましたが、手軽に手に取れるパンフもあった方が相乗効果が期待出来ると思うんですけどねぇ。



<斉木楠雄のΨ難>

力の抜けた"なんせんす"なノリが良い感じでした。
取り敢えず、『おっふ』と、
橋本環奈の変顔が特に記憶に残りましたw



<アトミック・ブロンド 字幕>

シャーリーズ・セロン姐さんの肉体美とアクションは堪能出来ましたが、
スパイ映画としてはダメダメな部類でしょうw
 

シャーリーズ・セロンが演じるロレーンのアクションのインパクトが強烈なだけにスパイ合戦のパートになるたびに足止めを食らう感じでした。
というかこの映画のウリは"あのシャーリーズ・セロンが"全編身体を張ったアクションをやっている! な訳ですから、
ストーリー部分が冗長で足を引っ張るような構成にしちゃうのは駄目だろうと思うのです(あくまで私の主観です)。


この際ジョンウィックの二番煎じと言われようと、
ペットなり恋人(もちろん女性がw)が殺され、『元凄腕の暗殺者』だった主人公ロレーンは○○マフィアに対して復讐を決意する。
↑みたいなベタで分かりやすいストーリー展開だった方が良かったんじゃないかと思った訳です。



<コードギアス 反逆のルルーシュI 興道(こうどう)>

総集編と聞いて頭に浮かぶネガティブ予想を見事に覆してくれました。
ギアスファンなら取り敢えず劇場に行きましょうw



<ブレードランナー 2049 字幕>

観賞中あの独特の世界観に浸りつつ見る事が出来ました。
ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督に感謝。 

突っ込み所が無かった訳ではないですが、一つ前の記事で書いてるので割愛。



それにしても21,22の2日間で5本鑑賞してるとはいえ月に9本映画館で、というのは新記録ですw




ブレードランナー 2049 感想

2017年10月29日 10時23分36秒 | 最近見た映画



<10月29日AM11:10頃追記>

昨日(10月28日)ブレードランナー 2049を鑑賞してきました。

取り敢えず言えることは、

監督であるドゥニ・ヴィルヌーヴ節全開って事です^^
 
彼の作品特有の独特の間はしっかりありました(多分あの間が無かったら10分位の時間短縮は簡単に可能だと思われw)。
まあ3時間近い上映時間に貢献してたw「あの間が嫌だ」、という人も居るでしょうけど。

製作総指揮であるリドリー・スコットの最近の作品エイリアン:コヴェナントとかでリドリー・スコットの描きたいモノと大多数のエイリアンファンの求めてるモノとの乖離の酷さを最近見せられたばっかなので、言い方は悪いですがリドリー・スコット臭が薄まってて良かったなとw

抽象的な表現になりますがリドリー・スコットが全部仕切ってたら、この作品もっと硬質な感じになって
ドゥニ・ヴィルヌーヴ作品特有の
あのしっとり?とした感じにはならなかっただろうなとw



↓見に行った映画館や公式HPストーリー紹介からのコピペ↓

2022年にアメリカ西海岸で大規模な停電が起きたのをきっかけに世界は食物供給が混乱するなど危機的状況を迎える。2025年、科学者ウォレス(ジャレッド・レトー)が遺伝子組み換え食品を開発し、人類の危機を救う。そして、元捜査官デッカード(ハリソン・フォード)が突然行方をくらませて以来30年の月日が流れた2049年には、レプリカント(人造人間)の寿命に制限がなくなっていた。

SF映画の金字塔『ブレードランナー』の続編。前作から30年後の2049年を舞台に、違法レプリカント(人造人間)処分の任務に就く主人公が巨大な陰謀に巻き込まれる様子を活写する。新旧のブレードランナーを『ラ・ラ・ランド』などのライアン・ゴズリングと、前作から続投のハリソン・フォードが熱演。『メッセージ』などのドゥニ・ヴィルヌーヴ監督がメガホンを取り、前作の監督を務めたリドリー・スコットが製作総指揮に名を連ねている。

(公式HP)
2049年、貧困と病気が蔓延するカリフォルニア。
人間と見分けのつかない《レプリカント》が労働力として製造され、人間社会と危うい共存関係を保っていた。
危険な《レプリカント》を取り締まる捜査官は《ブレードランナー》と呼ばれ、2つの社会の均衡と秩序を守っていた―。

LA市警のブレードランナー“K”(R・ゴズリング)は、ある事件の捜査中に、《レプリカント》開発に力を注ぐウォレス社の【巨大な陰謀】を知ると共に、その闇を暴く鍵となる男にたどり着く。彼は、かつて優秀なブレードランナーとして活躍していたが、ある女性レプリカントと共に忽然と姿を消し、30年間行方不明になっていた男、デッカード(H・フォード)だった。
いったい彼は何を知ってしまったのか?デッカードが命をかけて守り続けてきた〈秘密〉―
人間と《レプリカント》、2つの世界の秩序を崩壊させ、人類存亡に関わる〈真実〉が今、明かされようとしている。


ドゥニ・ヴィルヌーヴ作品は最近のだと映画館で観賞した「メッセージ」は凄く良かった(2回観にいった)ですし、数年前の「プリズナーズ」では最後の笛が鳴る場面で唸らされた記憶がありますが、、、
何というか上手く言葉に出来ない感じです。


ストーリーとしては分かりやすくてレプリカントでもあるブレードランナー"K"が任務中に発見した女性の白骨死体を解析すると、レブリカントでありながらあり得ない筈の妊娠出産をしている事が分かり、
その行方不明になった子供を探す内にひょっとするとその子供とは自分の事ではないのか?と考え始めるK(実際には違った)が、父親であるデッカードを子供の元に送り届ける、、、といった話。
レブリカントが妊娠可能になる秘密を求めて科学者ウォレスに命じられたレブリカントのラヴがデッカードを追ったりしますが、
要約すると主人公Kが父親を子供の元に送り届ける話ですね。

観てる最中におや?と思ったのが出てくる登場人物(レブリカントも含めて)が皆、感情を抑えた冷たい(良く言えば理性的)な感じなのに対して、
Kのメイド的な立場であるAI(3Dホログラフィー)のジョイが実体を持たないキャラクターでありながら一番喜怒哀楽をストレートに表現してたところ。
確信犯というか意図的にそうしたんでしょうけどベタですが面白いなとw  
このジョイを演じたアナ・デ・アルマス、、、鑑賞中に最近どこかで見たような気がするな~と思いながら観てたのですが、
家に帰ってからパンフで確認したら先日このブログで酷評しちゃったスクランブルで主人公兄弟の兄貴の恋人役の女優でした。
スクランブルでは誇らしげに私はこの道(車泥棒の稼業)を自分で選んだ、と語るちょっと痛いキャラを演じてましたが、このジョイというキャラは良かったです。

というかこのジョイのようなAI登載の3Dホログラフィーは数年後ならVRで、空間投影型の3Dホログラフィーも数十年後には実際に出てきそうですねw 



<追記>
こういう野暮な突っ込みはどうかなぁと思いつつも書いてしまいますが、
レプリカントが生殖出来るって事にレプリカントを造り出す側の人間が驚いてその秘密を探れというのは正直どうなんでしょうw

劇中でレプリカントには魂がない、と登場人物に言わせてますが恐怖を感じたり反乱を起こしたり出来るという事は魂がなきゃ無理だろう?とも言える訳で、

そもそもの話レプリカントのような存在を造り出す技術があるのに生殖能力だけは機能として付加出来ないというのはおかしくない?というw





アトミック・ブロンド 感想

2017年10月28日 21時52分32秒 | 最近見た映画


こないだの日曜日(そういえば台風だった)に劇場観賞してきたアトミック・ブロンド、、、

スパイ映画と言うことで話が二転三転したりしますが、

取り敢えずシャーリーズ・セロンのアクションを観てるだけでも楽しめる映画でした。



↓見に行った映画館HPのストーリー紹介からのコピペ↓

イギリスの情報機関、MI6ですご腕のスパイとしてその名をとどろかすロレーン・ブロートン(シャーリーズ・セロン)に、新たな指令が下される。それは、何者かに奪われた最高機密クラスのリストを取り戻すというもの。ベルリンを訪れたロレーンを待ち受けていたのは、世界各国のスパイだった。すさまじい争奪戦の中、ロレーンは超人的な戦闘能力を発揮しながら立ちはだかる敵を倒し……。

『モンスター』などのシャーリーズ・セロン主演のアクション。腕利きのスパイが、奪還を命じられた最高機密のリストをめぐってし烈な戦いを繰り広げる。メガホンを取るのは『ジョン・ウィック』シリーズに携わってきたデヴィッド・リーチ。『X-MEN』シリーズなどのジェームズ・マカヴォイ、『バートン・フィンク』などのジョン・グッドマンらが共演する。




シャーリーズ・セロンの役作りに対しての姿勢は良く知られてますが(モンスターでの特殊メイク等を使わず実際に激太りした話とか)、
今作でも無駄な贅肉の欠片もないような絞り込まれた肉体美が躍動するさまは見てて惚れ惚れとしました。
彼女の公式身長は177cmだそうですが、ヒールとかの踵が高い靴を履いてれば180cmを軽く超える訳で、やはり男達と並んだ時に身長差が少ないとアクション面での説得力が違うなぁと。 


そのアクションシーンも向かってくる敵を華麗に倒すのではなく割りと泥臭くささも感じられる肉弾戦がメインw
何と言いますか『見るからに痛そうな描写』なんですよねぇw
筋肉ムキムキの男性俳優がそういう殺陣を演じるのならともかく、身長は有るとはいえ細身の女性であるシャーリーズ・セロンがやるとギャップが凄いなと。


で、肝心のスパイ映画としてはどうだったかと言うと、、、
冷戦崩壊直前(80年台後半)のベルリンで「奪われた最高機密クラスのリスト取り戻せ!」という舞台設定を活かしきれて無かった感が半端ないです。
携帯電話は存在しててもまるで鈍器のようだった時代、スパイに使う小道具もアナログなモノばかり(盗聴器位しか使われませんが)、
その辺は時代的に当たり前の話なんでだから何だという話ではないのですが、東西の諜報員達が入り乱れてのスパイ合戦のやり取りが割と分かりにくいのに(難解とまでは言いませんがw)、
彼らが(主人公のロレーン含めて)現場でトラブった時の対処方法は基本的に先ほども書いた「泥臭くささも感じられる肉弾戦がメインw」なので、
使う道具もアナログで、何かあった時の対処方法もアナログ(肉体言語という名の暴力)なので、
数か国語を操る知的な諜報員というよりヤクザかマフィアの抗争を見てる気分になりましたw


奪われた最高機密のリストの内容を全て暗記してるキャラ(スパイグラス)が出てきたりして、途中からそのスパイグラスを護衛し亡命させるのが目的になったりするのですが、彼はあくまで知的キャラであり肉体言語の会話は不得意な人なので荒事の時は足手まとい。
話題になった7分半のワンカットの長回しシーンでは建物内で男達と肉弾戦をしているロレーンの傍らで撃たれた自身の怪我を冷静に応急処置をする姿が印象的でしたが、
機密リストの内容を全て暗記出来る程の頭脳を発揮する機会が全くないままにその後ロレーンと共に乗った車ごと川に落とされて死亡、、、
地味ながら良いキャラだっただけに家族と共に亡命して欲しかったです。


他にも突っ込みを入れたい点は沢山あるのですがもう一つだけ、

最後の最後でロレーンはMI6所属のスパイでありながらKGBのスパイでもあり実際にはCIAのスパイだった事が明らかになるのですが、
MI6での尋問中にMI6の上司から「上司に向かってなんて口の利き方だ!」と注意されるのですが、その時ロレーンは「上司?」と言いながら同席してたCIAの人を意味ありげに見てたので、ひょっとしてダブルスパイかと思わせといてからのトリプルスパイでしたというオチw
出てくるスパイの皆様が割と脳筋wばっかでしたから納得出来なくもないですけどねw


まあこの映画は細かい粗に突っ込みを入れるよりも難しい事は考えずにシャーリーズ・セロンの肉体美を堪能しよう!!
というのが正解なのかも知れません^^ 実際そういう意味では楽しめましたからw