源之助の日記

犬、花、鳥などの撮影が趣味の源之助が、デジタル一眼(主にミラーレス)で撮った写真を中心に、日々の出来事を綴るブログです。

エイリアン:コヴェナント 感想

2017年09月16日 13時48分57秒 | 最近見た映画


9/15公開のエイリアン:コヴェナントを先程(9/16午前)鑑賞してきました。
端的に言うと、、、

微妙な出来だった前作プロメテウスを見た上で"わざわざ"映画館まで見に行く(地雷をあえて踏みに行く)ようなエイリアンファンなら楽しめるかとw
エイリアン前日譚1作目だったプロメテウスを見てなくて今作が2作目なのを知らない人は話について行けないかも?



↓以下映画館HPのストーリー紹介からコピペ

【ストーリー】
宇宙移住計画を遂行するため、コールドスリープ中の男女2,000人を乗せた宇宙船コヴェナント号は、植民地の惑星に向かって宇宙を航行する。最新型アンドロイドのウォルター(マイケル・ファスベンダー)が船の管理を任されていたが、途中で事故が発生。乗組員たちは必死で修復作業に取り組み……。

巨匠リドリー・スコット監督がメガホンを取った『エイリアン』シリーズの原点となるSFホラー。移住のため宇宙船コヴェナント号で旅立ったクルーたちが、ある惑星で遭遇した出来事を描写する。アンドロイドを『スティーブ・ジョブズ』などのマイケル・ファスベンダーが演じ、ヒロインを『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』などのキャサリン・ウォーターストンが熱演。スコット監督が構築した世界観と衝撃の展開に絶句する。



前作であるところのプロメテウスが控え目に言って映像面以外はク○映画(おバカな展開も含めてとても好きですけども)でしたので、
ぶっちゃけ駄作に付き合う事になる覚悟はした上で鑑賞に臨みました。
取り敢えず見る前の期待値は出来うる限り下げて置いた方が良かろうよw という感じでw


私が数年前プロメテウスを鑑賞して一番「なんじゃこりゃあw」と言いたくなったのはアンドロイド(デヴィッド)の扱い方が雑すぎる点でした。
生身の人間は1人を残して全滅した前作、、、

「起こった悲劇の3割くらいはそもそもがあの惑星に行ったことが原因ですが、残りの7割は大体アンドロイドのせいというのがどうにもモヤッとしました。」
(↑割合はあくまで私の主観です)

まあエイリアンシリーズのアンドロイドは大抵の場合、

「一般的な道徳よりも独善的な社是優先」
「たまには"マトモな"のも居る」
「ロボット三原則?何ソレ美味しいの?」


↑的な感じでとても未来世界で惑星開拓のお供とか最先端の惑星探索のお供にするには、
「倫理規定を簡単に弄られ過ぎ、もしくは目覚めなくてもいい方向に覚醒しちゃったり」
↑なとっても迷惑な存在なのは分かってましたが、、、
「探索クルーの飲み物にエイリアンの細胞片だったか卵を混入させて無駄に良い笑顔でドヤ顔のシーン」は流石に酷すぎるなーと。

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とここまで冒頭の赤字部分以外はプロメテウスを思い出しながら映画鑑賞前に予め9割以上書いておいたものです。
前置きが長くなりましたがエイリアン:コヴェナントの感想はここから↓

短く3項目位にまとめると、、、


1.プロメテウス以上にアンドロイド(デヴィッド)さんが無双(酷さは大幅に増量)する映画です。


2.冒頭でも書いてますが前作プロメテウスを見てないとアカン内容でした。


3.なんというか夢も希望もなくなるラストで終わる酷い(誉め言葉です)映画。


蓋を開けてみたらプロメテウスでのデヴィッドの所業がまだ可愛く見えるレベルで明確に人類の敵になってて草不可避でした。
要するにエイリアンの生みの親はデヴィッドでした、というオチで前作今作での生き残りの方々も2000人(コールドスリープ状態)の入植者達も全てエイリアンの苗床になってしまうと、、、


まさかのバッドエンドでしたが、プロメテウスに比べたら遥かに映画としてまとまってたとは思います。
 ↓突っ込み所満載でしたけどね。

突っ込み所

 その1
惑星開拓が目的なのに衛星軌道←→地上を往還するタフなシャトルが1機だけなのは如何なものかw
早々に壊れて終盤で出てくるのは連絡作業挺を無理矢理動かしてだったし。


 その2
コールドスリープで眠る2000人の入植者達が入ったケースがぶら下がってドッグタグの如くジャラジャラ揺れるシーンは最早シュール過ぎるギャグw

 その3
マトモなアンドロイドであるところのウォルターさんの最後は描かれず...
多分デヴィッドにはない良心?が邪魔したんだろうけど、最新機種でデヴィッドよりもあらゆる面で高性能じゃなかったんかーいw



前作プロメテウスを見た時にはこれどうなるんだろう?と思ったものですが、無理矢理感はあるものの無印エイリアン(1979年)に一応違和感なくつながるなと。