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玄米ごはん族のあしたのたのしみへ

玄米と野菜、果物で今日から明日へ。農業と穀物菜食の日々

浅野様農園見学

2019-07-29 00:38:05 | 
 昨日、自然栽培農家の浅野様の田を見学させていただきました。

全景です。



畦道には豆が。




雑草がありません。




中に入るとところどころに少しコナギが。




足首まですーーと入りました。柔らかい感じでした。真上から見ると





 浅野様は阿見町で稲作のほかに畑作もしておられます。浅野、阿見町、で検索するとYouTube動画で自然農の畑の四季を見ることができます。クラシック音楽が流れています。
 福岡正信先生が、自然農ここにあり、と絶賛された畑です。自然栽培がどれほどむずかしいか、途中で投げ出してしまうのが当たり前の世界で継続されています。すごいことです。
 今回は田の見学だけですが、焼きいもをいただきました。とてもおいしい焼き芋です。冷凍しておいたものとは思えません。お話では畑でサツマイモが一番簡単にできるとすすめられました。焼きイモが大好物で、食い過ぎて目が回って寝込んだ人間は今まで自粛していました。野菜作りもたいへんなのでやめましたが、草の中で育つならとやる気が出ました。そこまで行くのにどのぐらい努力されたかーーーーー

 田の中には株間にも草がありません。稲作の大好きな方々が大勢で草をとってくれるそうです。田植から収穫までやってくれるそうです。田植は手で、収穫後の乾燥はオダガケだそうです。

 江戸時代が再現したような感じです。何でも機械に頼ろうとする人間にとって夢か幻の現実。すごいことです。
 週末に十数人の方々が来られて草取りをしているそうです。十人で10aを1時間とのことです。すると一人では10時間で1haでは100時間でーーーーーものすごい疲労と腰痛が待ち構えています。
平日の細々した作業は浅野様が行っています。もちろん無農薬、無肥料です。


 人海戦術である以上必ずそれなりの収穫を上げねばなりません。それに見合った収入が必要になります。だいじょうぶ、このように太い稲なら台風でもびくともしないので計画通りにいきます。

 面積が増えると経営のみ考えると農業機械を使った方がだんぜんお得になります。中耕除草機は除きますが。現代の農業はもちろん収穫を確実なものにするため農薬、化学肥料を使っています。
 確実なものではないので現代の自然栽培稲作は敬遠されるのだなあ、とあらためて確認できました。

 自然栽培稲作をするのは今のところ、大冒険です、玄米ごはん族にとっての話ですが。それでも人海戦術に参加される方々のお気持ちはたいへん貴重な純粋なーーーーーそこまでするのか、この驚きは忘れないようにします。

 浅野様、貴重な経験をお話いただき、たいへんありがとうございました。


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