弁護士太田宏美の公式ブログ

正しい裁判を得るために

ルイジアナ州(その2)ニューオリンズ

2015年07月26日 | 日記

ルイジアナ州といえばなんといってもニューオリンズです。

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その前にラファイエットで起こった銃乱射事件ですが、まだ動機は不明のようです。
犯人にはいろいろな逮捕歴があるようですが、いわゆる軽犯罪のようなもののようです。
銃自体はアラバマ州で合法的に取得しています。
ボビー・ジンダル州知事(共和党)はインド系で、今回の大統領選にも出馬を表明して
おり、全米的に有名ですが、銃の規制については「今は議論するときではない」として
います。共和党の政治家はだいたい銃規制に反対ですが、このような事件が起こっても
「not the time to discuss」というのは、規制には消極的ということでしょうかね?

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ニューオリンズは海抜-2~6メートルという点で特異な都市です。ハリケーン・
カトリーナでは大きな被害をうけましたが、もう回復しているように見受けました。
そもそもルイジアナ州はフランス領だったので、フランスの影響が今も色濃く残って
います。
ニューオリンズもそうで、フランス植民地時代の雰囲気が残っています。

フレンチクオーターの町並みです。バルコニーや細工を施したフェンスが特徴です。
ヨーロッパのしゃれた雰囲気が見られます。

   

またジャズの発祥地です。メゾンバーボンのライブ演奏を聴きました。

   

演奏者がお年寄りなのが気になりました。夜はネオンがあふれ、あちこちから
ジャズの音や人々のはしゃいでいる声が流れてきて賑やかです。

   

セントルイス大聖堂です。

   

ジャクソン広場です。

   

この周辺では人々がお茶を飲んだり、のんびりと休んだしてそれぞれに雰囲気を
楽しんでいるようでした。その横では若者たちがジャズの演奏をしていました。

   

ニューオリンズはミシシッピー川の河口に位置しています。クルーズ船の様子です。

   

名物の路面電車です。ホテルからジャクソン広場まで乗車体験をしました。
どうということもないといえばそうですが、懐古的な気分になりました。

   

これはメルセデス・ベンツ・スーパードームです。NFL(全米アメリカンフット
ボールリーグ)のニューオリンズ・セインツのホームスタジオですが、2011年に
メルセデス・ベンツが命名権を取得し、改名されたということでした。
ニューオリンズは昔からの観光都市ですが、変わる部分もあることを知り、新鮮に感じ
たので・・・・

   

最後に墓地です。車窓から見たものです。国家歴史登録財に指定されている墓地も
なかりあるようです。
ガイドさんによると墓地めぐりのツアーもあるというほどです。

   

このような特殊な形式の墓が生まれたのは、ニューオリンズが海抜以下にあるから
のようです。浸水を避けるために地下に土葬せずに、地上に埋葬室を設け、そこに
葬るため、こういう立派な墓になるということらしいです。
ニューオリンズならではの風景です。

ニューオリンズは一度は訪れるべき都市だと思います。


アメリカ・ルイジアナの映画館での銃乱射事件

2015年07月25日 | 日記

23日にルイジアナ州ラファイエットの映画館で、男が映画館内で銃を
乱射し、2人が死亡、9人が負傷する事件がありました。
本人は自殺したとのことです。
ラファイエットというのは、アチャファラヤに近いところにあるようです。

1週間前の16日には、テネシー州チャタガーヌの海軍海兵隊予備軍センター
で銃撃事件がありました。4人死亡。本人は射殺されました。

同じ日に、3年前(2012年7月20日)にコロラド州のオーロラの映画館の
銃乱射事件(12人死亡。70人負傷)について計画殺人の有罪の評決がありました。
この事件では責任能力を争っていたのですが、結局認められなかったようです。

これだけ理不尽な銃の事件が起こっており、銃の所有・所持の規制が必要なことは
明らかだと思うですが、出来ないのがアメリカです。

規制反対派があげるのが合衆国憲法修正2条で銃保有の権利が保障されていると
いうものです。
こういう権利は絶対的なものではないのですから、規制できないわけではありません。
アメリカ人でないものにはなかなか理解できないものです。

世界をみているとそれぞれの国にこういう「不可侵」ともいうべきものがあるよう
に思います。日本の場合は「平和」憲法でしょうか?
いずれにしても見守っていくしかないですね。


ジョン・ウエインとハリウッド、モニュメントバレー

2015年07月24日 | 日記

私たち世代には懐かしいジョン・ウエインがあちこちでみられました。

まずハリウッドです。
ジョン・ウエインは190センチ以上ある長身ですが、足のサイズは小さいの
です。
どれくらいと思いますか?

これはハリウッド&ハイランドです。

  

ハリウッドサインもばっちり見えました。

  

スターの手形、足形の並ぶチャイニーズ・シアターにジョン・ウエインの足形が
あります。これです。私の足のサイズと見比べてください。
私は23ですが、殆ど同じくらいです。

  

ついでに外国人として初めて認められたのは、この人です。

  

はい、イタリアの女優ソフィア・ローレンです。懐かしいですね。もう80歳ですが、
最近ときどき姿を見せているようです。
歳をとっているということは一つの財産なんですね、このごろは。

さらについでですが、アカデミー賞授賞式が行われるドルビーシアターは何度かきましたが、
今回初めて知ったことがあります。
これは入り口です。

   

両側の梯子のようにみえるスペース(建物内部に続く)ですが、このスペースに
毎年の受賞作が記されています。
ちなみに1939年は風と共に去りぬでした。

    

ロスを去って、モニュメントバレー(駅馬車)にもジョン・ウエインの関連物が見られました。ネイティブのナバホ族関係の展示品の中にも。

    

これは撮影中のジョン・ウエインが寝泊まりした小屋です。

    

ジョン・ウエインの小屋とあります。

    

最後にモニュメントバレーの写真です。

    

ジョン・ウエインといえば「アラモ」もありますが、こちらの方は映画よりは実話の方が
優先です。(サンアントニオ・アラモの砦)

映画の世界と現実の世界がシームレスに絡んでいて不思議な世界に来たような感じでした。
果てしなく続く荒野ですが、その中にいろんな形、大きさのモニュメント、ビュート(残丘)
が聳えていて複雑で魅力的な風景が広がっているのです。忘れられません。


東芝の不適切会計問題とタイムズスクエア

2015年07月23日 | 日記

先の旅行でニューヨークには2日間滞在しました。
着いた日は独立記念日の前日の7月3日でした。

ホテルがタイムズスクエアから1、2分の所に位置していましたから、夜ゾロゾロと
出かけました。物凄い人出でした。

有名な広告塔の一番上に「TOSHIBA」(東芝)の広告が出ていました。
日本でいうと独立記念日の協賛広告のような感じでしょうか。

   

一番上だけ拡大します。

      

真っ先に目につきました。特に下は人でごった返していましたから、目は自然と上に行きます。
宣伝効果抜群?
人の込み具合です。例によってポーズしています。

          

あ、今気が付きました。こちらの方がわかりやすいかも。見えますね・・

    

最初の写真を撮ったのは、既に東芝の不適切会計問題が公になっており、上場廃止を予測する
報道などもあったからです。
このようなスキャンダンルの真最中の会社が世界の一等地に一番デカイ広告を出しているのに
違和感があったからです。

21日、7年間にわたる利益水増しがあったとの第三者委員会の報告を受けて、歴代3社長が
辞任しました。ただし、上場廃止にはならず、要注意の「特設注意市場銘柄」に指定される
予定とのこと。CNNなどの海外メディアも大々的に取り上げていました。
財界総理に固執とか上司に逆らえない企業風土があったなどいろいろ分析されています。

類似の事案としてはオリンパスがありました。
また、ちょっと違うかもしれませんが、理研のこともありました。
いずれも組織に問題があったものです。

相当ひどい不祥事がどのように一件落着になっていくのか、一事例を加えるもので、
そういう観点から関心があり、参考になります。

 


ルイジアナ州(その1)アチャファラヤベイスン

2015年07月22日 | 日記

州間高速道路10号線をレイクチャールズからバトンルージュ(ルイジアナ州の州都)に
向かって進んでいるとつぎのような風景が見えてきました。

   

   
いよいよミシシッピー川かなと思っていると、ガイドさん、まだミシシッピー川じゃない
という。

スパニッシュモス(やや白っぽくみえるもの)も見えました。
(これはセンターで撮影したものです。)

   

アチャファラヤベイスン
付近はアチャファラヤベイスンというところだそうです。
Welcome Center に立ち寄りました。
(地図です。中央の赤い★印のところです。右端にバトンルージュとミシシッピー川
が見えています。)

 

 

どうやらアチャファラヤベイスンのど真ん中に来たようです。
アメリカで一番大きな湿地(Swamp)とあります。

    

もらった資料によると湿地の部分(アチャファラヤベイスン)とこれを囲むもっと広い
部分があり、広い部分はNational Heritage Area に指定されているようです。
アチャファラヤベイスンはアチャファラヤ川流域の湿地ですが、1927年のミシシッピー
川氾濫による大被害を受けて、長年にわたる調査研究を踏まえ、生態系の自然環境を保全
したまま、ミシシッピー川の氾濫による被害から地域社会を保護するための放水路の役割
を持つようにされています。

赤い部分がアチャファラヤベイスンです。緑色はルイジアナ州ですから、いかに広い地域
を占めているかがわかると思います。

        

このセンターでアチャファラヤベイスンの紹介ビデオを見せてもらいました。
ビデオを動画に撮りました。(最初の部分、ちょっと抜けています。)
ボートを漕いだり、ハイキングやサイクリングをしたり、いろいろなアウトドア
スポーツが自然の中で楽しめるようです。
見るだけでも気分転換になります。ぜひどうぞ。

アチャファラヤ・ベイスン

最後にちょっと感動したのでスタップさんにお願いして一緒に記念撮影しました。

      

なお、パンフレットに中からちょっと紹介。

何があるの?どうなっているの?

    

National Heritage Area とは?

    

アチャファラヤベイスンと遺産地域との関係

   白い部分がベイスン、薄緑色が遺産地域です。

    

楽しみ方(これはニューオリンズを含めルイジアナ州せんたいについていえることです。)