弁護士太田宏美の公式ブログ

正しい裁判を得るために

ギリシャのバルファキス財務相はセレブ?

2015年03月18日 | 日記

バルファキス財務大臣の型破りなファッションは新鮮な感じで、
好印象を持たれていると思います。 

しかし、フランスの週刊誌PARIS MATCHの雑誌掲載された写真をみると
どう思うのでしょうか。(3月18日号)

緊縮財政が若者の失業やあるいは人道的な救済を要するほどに国民が
困窮していると主張して、債務免除を要求している責任者本人は、 アクロポリスが
すぐそこに見えるところに住み、夫人とのんびりバルコニーで昼食にワインを飲み、
ピアノを弾くなど優雅な生活をしています。
飛行機はエコノミークラスを使っているというのも嘘っぽく見えます。
また、そもそも大臣室は空っぽというのも、象徴的です。
本来なら、机の前で執務に励んでいる写真があるべきと思います。
夫人との仲睦ましい写真も、国家財政が破綻の危機に瀕しているときに
あまりにも無神経・無責任としかいいようがありません。 

国民はどう思うのでしょうか。
またEUの交渉相手はどうでしょうか。 

ソーシャルメディアが騒ぎ始めて本人も後悔しているということですが、
これらの写真をみると、わざわざ取材に応じているわけです。
一躍注目を浴びて舞い上がっているように見えなくもない。

バルファキスもチプラスも、おそらく何の準備もないままに政権についたということ
なのでしょう。
しかしバルファキスはもともと学者です。だとすれば、ギリシャの国や国民のために
財政危機を解決するという使命感を持っていたのではと思うのですが・・・

本当に不可解です。

なお、PARIS MATCHはフランスの週刊誌で、欧米の著名人の記事から
政治や経済までを多くの写真で紹介しており、フォトルポやスクープ写真で有名。
芸能情報も満載で、パパラッチ的なゴシップ雑誌としても知られる。

 


プーチンが姿を現した

2015年03月17日 | 日記

3月5日以降、姿を見せなかったプーチン大統領が11日ぶりに
公の席に出てきました。

理由は明らかにされていませんが、常識的にいえば、病気治療のために
入院していたということですが、どうなのでしょうか。

CNNを見ていると、目の周りが少し青いかなという感じはしますが、実際は
わかりません。

BBCによるとhealhier に見えたということでした。その写真です。健康そうに見えます。

    

なお、話がそれますが、写真をみると記事の内容が大体わかります。
いい話のときは、それにふさわしい写真がついているようです。
実は写真については苦い経験があります。
どのような写真を使うかによって、書き手の真意がわかるものです。
昔は気が付きませんでした。 

クリミアの併合から1年ということですが、目を離せません。

いずれにしても前進あるのみということでしょうか。 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

菜虫化蝶(なむしちょうとなる)
仲春です。暖かくなりました。 


ヒラリーのEメール・スキャンダルはオバマ側近がリーク

2015年03月16日 | 日記

政治の世界は本当に怖い。
どこの国も同じである。

ヒラリーのEメール事件は、オバマ大統領に親しい友人で上級顧問のバレリー・ジャレット
がマスコミにリークしたとのことです。
しかも、ヒラリーの大統領選出馬表明の予定に合わせたというのです。

理由はリベンジですって。
先の上院議員選挙では民主党は惨敗でした。結果、上院で過半数を失いました。
同選挙では、民主党の候補者は不人気なオバマの応援を敬遠していたということは
知っていましたが、バレリー・ジャレットは党のメンバーがオバマとともに行動することを
拒否したのはクリントンのせいだったとしているとのことです。
いずれにしても大統領を無視させたというわけで、そのリベンジというわけです。

オバマ大統領は、ミシェル夫人とバレリーが同席したところで、ヒラリーに対し、
大統領選挙のプライマリーでは支援しないと伝えてあることも明らかにしました。
そればかりか、今のところ誰も手を挙げていませんが、名前の挙がっている
エリザベス・ウオレン他に対し、出馬するときは、ホワイトハウスが全面的に
支援すると直接伝えてあるというのです。
ホワイトハウスに近い筋によると、オバマとバレリーはヒラリーが大統領になるのを
阻止するためだったら何でもするだろうというのです。 

さらには、メインストリートのマスコミやテレビに対してモニカ・レヴィンスキー売り込み
をしているとのことです。
そいうえば、最近モニカ・レヴィンスキーがあちこちで活躍している報道をよく見ますが
そういう背景があったのですね。

また、ヒラリーに対してはホワイトハウスの指示で6項目について調査が行われている
ということです。要するに権限の乱用に関することです。後任のケリー長官が
ヒラリーの残したメッシーな外交の後始末に追われたなどということもあるようです。
クリントンのことですから、あらゆる手を使うんだと思います。 

それにしてもオバマはなぜヒラリーを国務長官に任命したのでしょうかね。

 

 


アサンジ事件の進展

2015年03月14日 | 日記

膠着状態が続いているウィキリークスのアサンジ事件について
動き始めたようです。

これまでイギリスでの出張取り調べを拒否していたスエーデンの
検察官が アサンジ氏の代理人にエクアドル大使館での取り調べ
について打診したということです。
理由は公訴時効期限がこの8月に迫っているので、やむを得ない
選択だというわけです。
大使館では十分な取り調べができないので、それ以上の前進はないかも
というようなことを言っているようです。

イギリス側のアサンジ氏の監視に要する費用が莫大になっていることも
関係あるかも知れません。

一旦やり始めたことは、いずれにしても終わらせなければなりません。

どのように終わるのか今後の進展を見守っていきたいものです。