茨木市議・山下けいきの今日も元気だ。のぼり5駅アピールラン。

毎週、阪急総持寺駅、JR総持寺駅、阪急茨木市駅、JR茨木、阪急南茨木の5駅をアピールランしている茨木市議です。

全国での放射能観測、大阪では15か所です。 仏ル・モンド紙は最悪のシナリオ「原子炉溶融」を警戒

2011-03-27 12:56:00 | 日々雑感
【今日のラン】0㎞(足底筋膜炎でランは自粛中) 
【今月の累計】8㎞


 全国での放射能観測は次の場所で行われています。大阪では15か所ですが、私の大阪北部では観測されていません。
今のところ平常値ですが、福島原発は不安定なまま、現地では厳しい状況下で作業が進められています。早く落ち着くことを願わずにはいられません。汚染は大気、水道水、土壌から海洋まで広がっています。日々の汚染の強弱はありますが、現地が落ち着かない限り放出は続きます。全体的には広がりつつあると見なければなりません。しばらくは要警戒です。

 何事もそうですが、最善を望みつつも最悪に備えることが大切です。

全国の公的機関における放射線モニタリング情報リンク

大阪市内の原子力事業所周辺15か所に設置しています



なお、仏ル・モンド紙の報道によれば、福島で最悪のシナリオである「原子炉溶融」が起きようとしている。との報道がありました。

仏ル・モンド紙:最悪のシナリオ「原子炉溶融」が起きようとしている


Vendredi 25 mars 2011 5 25 /03 /Mars /2011 17:01 仏原子力研究機関見解「
福島3号機の燃料格納容器は密閉状態にない」
3月25日 14時14分(日本時間26日0時14分)

 25日仏ル・モンド紙の報道によれば、福島で最悪のシナリオである「原子炉溶
融」が起きようとしている。

 東京電力は同日未明「第3号機の燃料棒を搭載している格納容器が破損してい

可能性がある」と発表し、「放射性物質が遠方に放出された」と日本の原子力安
全・保安院は報告している。
 仏原子力保安院(IRSN)のティエリ・シャルル事務局長は「原子炉の格納容器
に穴が開いていることが予想される。今後我々はその仮説シナリオに基づいて分
析を続ける」と語る。IRSNの危機管理局は、数日前から3号機から発生していた
黒煙と原子炉隔離外壁がすでに気密性を失っていることから、「燃料と溶けた金
属が混ざり合いコリウムが生成され外壁のコンクリートと化学反応を起こし、原
子炉格納容器に亀裂が入っている可能性」を懸念しているという。

 もしそれが現実だとすると、放射能汚染の環境に対する影響は悲劇的な結果に
なる。過去に例のない事故になるだろう。1979年の米スリーマイル原発事故の際
炉心は45%まで溶融したが、溶けた炉心は燃料を格納した鉛の容器の中に留まっ
ていた。福島原発では「その境界線を超えてしまった」とル・モンド紙は分析す
る。

 フランスの原子力研究を司る行政機関である原子力庁(CEA)のクリストフ・
べアー局長は、「ジルコニウム*が使用されている燃料棒集合体の金属部分が正
常に冷やされないと、酸化して劣化していく。この劣化は1200度で始まり、1400
度から急激に加速し始める」という見解を示しているが、必ずしもこれが現実に
起きているかどうかは断言はしていない。燃料と溶解金属の「マグマ」が発生し、
その温度は2200?2500度まで上昇する。それでも冷却作業が行われなければ、結
果的に「格納容器に穴が空き、溶融生成物であるコリウムが漏れだすだろう」と
同紙は述べる。

 しかし、まだ最後の「壁」が残っている。原子炉の土台となっているコンクリ
ートの隔離外壁である。CSAのべアー局長は「原子炉の真下にある土台は約8メー
トルの厚みがあるが、それ以外の部分はもっと薄い可能性がある」と述べ、「コ
リウムとコンクリートの化学反応はそれぞれの構成物質によって変化するが、
「マグマ」が落ちる床表面が広いほどマグマの温度は下がる」と予測する。また
同紙は最も悲観的な仮説として、「コリウムはコンクリートを貫通する危険性が
あり、その場合は地中と地下水脈内に放射性物質が漏れだす」可能性も指摘して
いる。

 現在までの放射能汚染は大気中に気体として放出される分裂生成物(ヨウ素、
セシウム、テルルなど)だったが、このまま格納容器の損傷が進めば、ストロン
チウム**やルテニウムといった半気体だけでなく、燃料に含まれているウランや
プルトニウムも原発周辺に放出される危険性もあり得る。中でもプルトニウムは
人体に対して最も有害で、体内に入るとヒ素***と同様の症状を起こす。さらに、
アルファ線を放出する放射性物質でもあるため、人間の体内で癌を引き起こす。
 IRSNのシャルル局長によれば、「もしコンクリート外壁がコリウムによって貫
通されれば、ウランとプルトニウムが海中に流れ出す危険性がある」と指摘する
が、ウランとプルトニウムは金属類のため広範囲には広がらないと見ている。同
院の予測では、「最悪のシナリオが起きた場合、放出される放射線量はチェルノ
ブイリと同レベルに及ぶが、放射能による汚染範囲はより局地的になる」として
いる。

 また、3号機にはウランとプルトニウムの混合燃料であるMOX燃料が搭載されて
いる。同機の514の燃料集合体のうち32がMOX燃料のようだが、専門家によれば通
常のウラン燃料棒も燃焼する際にプルトニウムを発生させるため、その危険性と
汚染被害は通常の燃料棒と変わらない。

 福島第一の原子炉6機のうち5機が燃料棒を搭載したままである。5号機と6号機
は正常にコントロールされているようだが、1号機と2号機については炉心に損傷
が起きて部分的に溶融していると見られる。東電の発表によれば、冷却システム
復旧にはあと1ヶ月以上かかる見込みだ。



にほんブログ村 政治ブログ 政治家(市区町村)へ  にほんブログ村 その他スポーツブログ ジョギング・マラソンへ  にほんブログ村 
-------------------------
【ここ一年間余の月間累計】

【2011年】
 2月のラン累計 177㎞
 1月のラン累計 232㎞

【2010年】
12月のラン累計 151㎞
11月のラン累計 238㎞
10月のラン累計 229㎞
 9月のラン累計 208㎞
 8月のラン累計 145㎞
 7月のラン累計  55㎞
 6月のラン累計  98㎞
 5月のラン累計  90㎞
 4月のラン累計 121㎞ 
 3月のラン累計 100㎞
 2月のラン累計 177㎞
 1月のラン累計 205㎞ 

【2009年】
12月のラン累計 314㎞
11月のラン累計 274㎞
10月のラン累計 176㎞