平日、朝食は
ご飯とお味噌汁が
定番になりました。
早起きも続いていて
相変わらず
お茶を飲む時間があります。
ダンナさまのお弁当箱が
津波で流されて以来、
新しいお弁当箱は
まだ買っていなくて
わたしはずっと、
おにぎりをにぎっています。
近所には
たくさんの仮設住宅が建ち
たくさんの人が
新しい生活を始めました。
この前買ったインテリアの雑誌には
「震災」や「放射能」の文字が並び、
この雑誌は
ずっと取っておこうと
思いました。
そして先日は、母の実家から
桃をもらい食べました。
母には「福島の桃だけど大丈夫?」
と、聞かれました。
半年が経ち
余震にはだいぶ慣れましたが
あの日の記憶は、
鮮明なままです。
世間は
だいぶ変わってしまいましたが、
変わらない大切なコトが
とても大切だったコトに
気がつきました。
安心できる日は
まだ遠いですが
気持ちがずいぶん強くなりました。