何日経ったのか
ニュースで気づかされました。
この場所は、
自宅から２キロもない場所の
有料道路から海側の地区。
いつもは見えることのない
海沿いの防風林が
遠くに見えました。
先週の金曜日、
ひと目盛りのガソリンが残った原チャを、
大事に大事に乗りながら
少し遠出の買い出しに。
大手スーパーでは
寒空の中、
列ができていました。
わたしは、はす向いの
業務用の商品が買えるお店へ、
並ばずに買えました。
そこでは、地震後はじめて
たまごを買う事ができました！
「いくつでも買えますよ。」と、
店員さんに言われましたが
どうしてもそこまで買う気にはなれず、
とりあえず、ご近所さんの分と
２パック。
あとは、冷凍食品を
いくつか。
お店では、
店の一部に商品を置いて
売れるものだけ
販売してくれています。
店頭のみの販売より
だいぶラクになりました。
そのあと
街の方へ足を伸ばしてみました。
ガソリンがもったいないので
途中、押しながら。
街は、
スタンドに並ぶ
車がアチコチに。
人もだいぶいました。
わたしは
こんな時だからこそ、
お世話になった人へ
頂き物のお返しを買いに
雑貨屋さんへ。
この日はどうしても
雑貨屋さんへ行こうと
思っていました。
普段の生活を
思い出したかったので。
翌日は、
目玉焼きを食べました。
塩コショウで。
卵・・なんて、ありがたい！
ファミレスや居酒屋
宅配ピザも
少しずつ、営業を再開し始めました。
なんて、
アリガタイ、
アリガタイ、
アリガタイ。
地震の直後は、
頑張ろうという気持ちが
とても強かったのに。
毎日の報道や
いろいろ入ってくる知らせに
気持ちの置き場所が
わからなくなります。
でも、頑張ろー。
東北は、寒い日が続きます。
余震もまだまだ続いています。
地域によっては、
治安が悪くなっています。
でも、被害の少なかったところから順に
少しずつ生活を取り戻しつつあります。
ここは、多賀城４５号線。
ダンナさまの弟の車を
探しにきました。
道路は、車が通れるように
なっていました。
でも、両脇には
こんな車がたくさん置かれたままに
なっています。
ダンナさまの弟は、
津波に車体をもっていかれ、
この辺りで、割れた車の窓から脱出し、
車の上でしばらく過ごし、
翌朝、自宅に戻ることができたそうです。
この場所を見るのは、
初めてでした。
信号も倒れていました。
交差点には、積み重なった車が
たまっていました。
これは、仙台市若林区の産業道路。
自宅近くの
オープンしたばかりのお店。
この辺は、
水が来ていない分、
道路もきれいで
ただ、看板が倒れたり、
壁がはがれたり、
塀が倒れ、所々、道路が割れていました。
この辺の自宅近くは、
東部道路を境に
被害の状態がだいぶ分かれました。
その有料道路が防波堤の
代わりになりました。
でも、またすぐに同じような津波がきたら
自宅にも水が来るかもしれません。
わたしは地震の時、自宅にいて、
すぐに停電になったので
この状況がわかるまでに
だいぶかかりました。
それに今、自宅に住むこともできているので
このようなブログを
できています。
ダンナさまの会社は宮城野区港の
まさに海のそばです。
会社の１階天井まで水が来ました。
「大丈夫だ。」と言って
トラックで帰宅中に津波にのみ込まれた
ダンナさまの会社の方、
寒さの中、車中で亡くなった
社員のお母様、
心からお悔やみを申し上げます。
今も安否不明の知り合いの
娘さんたち、
わたしの実家の
親戚のおじさんたち、
早く連絡が来る事を
祈っています。
この記事は、そのうち
削除してしまいたくなるかもしれません。
でも、今日は、
アップしようと思いました。
たくさんの被災者の方、
頑張って下さい。
命をなくされてしまった
多くの方々、
心より、お悔やみ申し上げます。
残されたご家族の方
頑張って下さい。
地震の日２日目。
庭を見ると
蕾だったクリスマスローズが
咲いていました。
こんなときだから
とってもウレシかったのです。
朝も普通にやってきました。
どうなったのか
ほかの地域は
どうなっているのか
まったく情報もなく
電話も通じず、
大変だった状況を
あとからどんどん
知る事になりました。
地震でわかったことが
たくさんありました。
まず、水がチョロチョロと
蛇口から出ていたので
お風呂に水をためました。
それから、
黒電話、通じました。
キャンプ用品は、
ランプや寝袋、炭、カセットコンロ、
クーラーボックスが
とっても使えました。
１０年以上も前に
ポイントを集めてもらった
電池のラジオや、
愛用原チャ、
ムダに取っておいた
お誕生ケーキ用の細いロウソクも
大活躍。
そして、スノーボード用の
タイツや靴下が
とても温かかったです。
食べ物は
水とお米、
それに塩・みそ・醤油があれば、
生きていけるって
思いました。
とにかくアナログなものが
大活躍、
そして、とにかく水が出ていた事が
とてもラッキーでした。
地震の日、
外では雪が降っていたのに
寒さに気づくまで
時間がかかりました。
地震の時。
冷蔵庫が開き
食器が落ち
割れたガラスでいっぱいでした。
地震があると
はじめに駆けつけるのが
ちょこたんの所です。
地震がおさまるまで
鳥かごを持っていました。
落ち着いてから
ネコ３たちを探すと、
倒れている棚の
四角に開いた部分に収まるように
たびちゃんがいました。
うめは、テレビ台の裏。
ミーは、ダイニングテーブルの下。
おとなネコたちは、
安全なところで
ジッとしていました。
この日の夜、
家の前では見ることのない
きれいな星空を見ることができました。
ただ今、高台のダンナさまの実家に避難中です。
ちょこたんとネコ３たちと。
みな、無事です。
コメントは、携帯から確認できました。
本当にありがとうございます。
すごく励みになりました！
