ちょっと用事があって、祖母宅に行ってきました。
ばあちゃん、元気になったんだけど、頭の方がレベルアップしてました。
一日の予定を書いてるんですが、同じことが書いてある紙が、
何枚も机の上にあります・・・。
そして、一枚一枚取りながら、「今日何日だっけ?」「あれ?明日出かけるのか?」
「準備しなくちゃ」「タオルはいるかな?」「お金はいるかな?」と始まります。
ハンドバッグを引っ掻き回し、ようやく、ひと段落終わると、
また、机の上の紙を引っ張り出し、「今日何日だっけ?」「あれ?明日出かけるの?」
と始まります。
このループが、「もう食事にしましょう」と言われるまで延々に続きます。
痴呆は介護する周りの人も大変ですが、本人もかなり辛いみたいです。
自分が痴呆だという自覚はないのですが、いつも、何かを忘れている、
何かが足りない、何かをしなくてはという不安のような焦りは存在しているわけです。
なので、祖母も延々と上記のループを繰り返し、とうとう疲れて、
ベッドに横になるんだけど、3分もしないうちに、「何かしなくちゃ」という焦りで、
また起きてきて、そして、また予定表を見て、そして、「今日、何日だっけ?」が始まって
しまいます。
安堵とか、安らぎとかが、段々感じられなくなって行ってしまうようです。
「おばあちゃん、大丈夫だよ。ハンドバックの中身全部確認してあるよ。」
と、たまらず声をかけるのですが、何かに取り付かれたかのように、ハンドバックの確認は
やめません。
ひ孫の話などで、話を逸らそうとしても、頑として確認作業はやめません。
かわいそうで、見てられなくなってしまいました。
こんなばあちゃんですが、以前は、母子家庭で子供達を育てたこともあり、
非常に強くて、しっかりした人でした。
もちろん、節約家でもありました。
おばあちゃんには賞味期限は通用しません。
数年前の賞味期限のものでも、一口なめてみてOKなら、OKです。
なので、おばあちゃんの家で出された食べ物は、まずは一口なめてみる習慣がつきました。
一気一口で食べると、たまらなく酸っぱい味がしたりする場合があります(笑
ある日、「おばあちゃんの家は砂糖を使いすぎるよ。健康に悪いよ」と私が言ったところ、
「大丈夫。うちは塩も一杯使うから。」と、祖母の返事。
砂糖は、塩で中和されないと思うんだけども。。。
「おばあちゃんの料理美味しいね。どのくらいの分量を入れたの?」と聞くと、
「これくらい」と両手を出してきました。
おばあちゃんのレシピは、砂糖片手一杯、小麦粉両手2杯、そういう感じのようです。
じゃ、量り貸して。と量りで測ろうと思ったら、
なんと単位が、匁(もんめ)でした・・・。
大変に節約家なので、妹に子供が生まれたときも、
「物置に、○○(私)が生まれたときの入浴剤があるから、それ使って」←真剣
何十年前の入浴剤を新生児に使わせる気じゃ??
ちなみに、私が使っていたパウダーもまだあります。
おばあちゃんの面子のために言っておきますが、
おばあちゃんは、長年、高校で家庭科を教えてきました。
えぇ、家庭科の先生だったんですよ。
今でも、教え子達は、砂糖を塩で中和させてるんじゃないか?と心配になります(笑
親と同じくらいの愛情を孫に注いでくれる、いい祖母です。←フォロー。
ばあちゃん、元気になったんだけど、頭の方がレベルアップしてました。
一日の予定を書いてるんですが、同じことが書いてある紙が、
何枚も机の上にあります・・・。
そして、一枚一枚取りながら、「今日何日だっけ?」「あれ?明日出かけるのか?」
「準備しなくちゃ」「タオルはいるかな?」「お金はいるかな?」と始まります。
ハンドバッグを引っ掻き回し、ようやく、ひと段落終わると、
また、机の上の紙を引っ張り出し、「今日何日だっけ?」「あれ?明日出かけるの?」
と始まります。
このループが、「もう食事にしましょう」と言われるまで延々に続きます。
痴呆は介護する周りの人も大変ですが、本人もかなり辛いみたいです。
自分が痴呆だという自覚はないのですが、いつも、何かを忘れている、
何かが足りない、何かをしなくてはという不安のような焦りは存在しているわけです。
なので、祖母も延々と上記のループを繰り返し、とうとう疲れて、
ベッドに横になるんだけど、3分もしないうちに、「何かしなくちゃ」という焦りで、
また起きてきて、そして、また予定表を見て、そして、「今日、何日だっけ?」が始まって
しまいます。
安堵とか、安らぎとかが、段々感じられなくなって行ってしまうようです。
「おばあちゃん、大丈夫だよ。ハンドバックの中身全部確認してあるよ。」
と、たまらず声をかけるのですが、何かに取り付かれたかのように、ハンドバックの確認は
やめません。
ひ孫の話などで、話を逸らそうとしても、頑として確認作業はやめません。
かわいそうで、見てられなくなってしまいました。
こんなばあちゃんですが、以前は、母子家庭で子供達を育てたこともあり、
非常に強くて、しっかりした人でした。
もちろん、節約家でもありました。
おばあちゃんには賞味期限は通用しません。
数年前の賞味期限のものでも、一口なめてみてOKなら、OKです。
なので、おばあちゃんの家で出された食べ物は、まずは一口なめてみる習慣がつきました。
一気一口で食べると、たまらなく酸っぱい味がしたりする場合があります(笑
ある日、「おばあちゃんの家は砂糖を使いすぎるよ。健康に悪いよ」と私が言ったところ、
「大丈夫。うちは塩も一杯使うから。」と、祖母の返事。
砂糖は、塩で中和されないと思うんだけども。。。
「おばあちゃんの料理美味しいね。どのくらいの分量を入れたの?」と聞くと、
「これくらい」と両手を出してきました。
おばあちゃんのレシピは、砂糖片手一杯、小麦粉両手2杯、そういう感じのようです。
じゃ、量り貸して。と量りで測ろうと思ったら、
なんと単位が、匁(もんめ)でした・・・。
大変に節約家なので、妹に子供が生まれたときも、
「物置に、○○(私)が生まれたときの入浴剤があるから、それ使って」←真剣
何十年前の入浴剤を新生児に使わせる気じゃ??
ちなみに、私が使っていたパウダーもまだあります。
おばあちゃんの面子のために言っておきますが、
おばあちゃんは、長年、高校で家庭科を教えてきました。
えぇ、家庭科の先生だったんですよ。
今でも、教え子達は、砂糖を塩で中和させてるんじゃないか?と心配になります(笑
親と同じくらいの愛情を孫に注いでくれる、いい祖母です。←フォロー。